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2006年05月20日

「星置の滝」

 星置川は一部札幌市と小樽市の境界となっていて、札幌の西の端になる手稲金山3-3を流れている辺りに星置の滝がある。アクセスする点から言うと、国道5号線でJR星置駅あたりで手稲山の方向に折れて行く道に沿って走り、手稲西小学校の横あたりに滝がある。ただし、この辺から滝の上部には下りて行けない。

 滝への入り口は小学校まで行かない手前に写真の看板が出ているので、ここから階段を下りて行く。早朝で誰も目につかない石の階段を、5月の半ばの緑の森と星置川の清流を横に見てすこし下って上ると、急に滝が現れる。ただし、滝の近くまでは行けない。雪解け水がまだ手稲山から流れてくるせいか、滝の水量は多いようで、飛沫を上げて川水が落ちてくる。札幌の市街地から少し入ったところに、このような野趣溢れる景勝地があったとは、これまで知らなかった。

星置の滝入り口A.jpg

星置の滝A.jpg

 星置川は札幌市手稲区から小樽市を通過して石狩湾に注ぐ。手稲山から石狩湾に短い距離で直結する清流であることもあって、この川には秋に鮭が遡上するのが見られるとのことである。しかし、実際に見たことはない。

 国道5五号線沿いに、星置川を挟んで札幌市側には星置き神社、小樽市側には星野神社があり、これらの神社近くにはJRの「ほしみ(星観)駅」もある。どうしてここら辺に星がつく地名が多いのか知らない。でも、星の字がつくと何かしらロマンチックである。さらに、星置の滝の上流には乙女の滝が地図に記されている。そこまでは足を延ばしてはいないけれど、星に乙女とはロマンチック秘境ゾーンではある。

投稿者 esra : 2006年05月20日 10:33

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