« 2006年07月 | メイン | 2006年09月 »
2006年08月31日
すすきのカラオケ館
札幌秘境100選の「パンダの棲む街」に関係しています。
「CSパンダの会」の会長の役目柄、この会のHPを時々更新する必要に駆られる。日本で命名したパンダの「曄友(イエヨウ)」の成長記録が成都大熊猫繁育研究基地から頻繁に送られて来る訳でもないので、自分でパンダエッセイなる文章を寄稿して更新の事実を作っている。書くネタが無くなると「街の中のパンダ」のようなテーマで、歩いていると目につくパンダの人形や絵の写真を撮って、それに文章をつけている。それにしても一人だけが発信元のHPというのは続かないものである。
そのような作業の一環で、写真の起き上がり小法師のパンダが札幌「すすきの」のカラオケ館の前の置かれているのを写真に撮った。この写真をパソコンの画面に拡大して見ると、ガラス越しに逆禁止マークが小さく写っている。
そこで日を置いて再び同じ現場に出向いて、写真の逆禁止マーク(禁煙)を撮ってくる。カラオケ館の受付嬢にこの禁煙マークの撮影を申し込むと怪訝な顔をされた。それもそうで、事情を知らなければ、何でこんなマークをわざわざ写真にとるか腑に落ちないだろう。受付嬢からは変なおじ(い)さんに思われたのは間違いない。
追い求めている二つのテーマが偶然にも同時に写真に納まったのは始めてである。こんなこともあるのだと軽い驚きを覚えている。
2006年08月29日
夏の終わり
この夏は札幌秘境のテーマでHTB-TVの取材(朝の番組「おはよう遠藤商店」)があって、昨日取材の最後のテーマである南極犬タロとパンダ公園のパンダの放送がありました。取材に一緒に行った小学生達も夏休みが終わって、私もこの取材の放送が終了で、今年の夏が終わったという感じです。
TV画面の中央に座っているキャスター氏が「遠藤商店」の名前の由来の遠藤氏です。TV会社では番組が終わる度に反省会のようなミーティングがあるのを知りました。取材がきちんと行われたか、視聴者にアピールする内容になっていたか、関係者が問われたり意見を言ったりします。私が研究室で学生達を集めて、研究が進行しているか、あれこれ問題点を指摘していた頃をちょっと思い出しました。
南極犬タロのテーマでは、タロ物語の紙芝居を子供達にするシーンの撮影がありました。本当に紙芝居をしている音声がTVに流れるかと、紙芝居を読んでいる時にはあせったのですが、これはプロのアナウンサーナが紙芝居を読んでいました。それはそうで、練習もしていない紙芝居を持たされても、素人ではそうはうまく演じられません。
パンダ公園のテーマは私は気に入っているのですが、取材の子供達には不評でした。パンダ公園でパンダのポーズのシェーをするようにとの注文に、子供達はパンダと同じポーズのところ私だけが逆ポーズで、「教授反対です。」と声がかかったのには、それこそ「シェー」でした。でも、この一連の取材は楽しみました。
この秘境シリーズでTVの取材と編集結果を見ることが出来て、ドキュメンタリー番組の見方が少し深まったかも知れません。27日(日曜日)、TBS系の番組「夢の扉」で北大の永田先生の進める、低価格ロケットCAMUI打ち上げプロジェクトのドキュメンタリーを見て、ああ、編集段階でここはこのようにしてつなげたか、最終的にはロケットは打ち上がらなかったけれど、テレビ番組としては成立させたか、そのために研究者に結果的に無理を強いてしまったのではなろうか、等々と30分の番組の裏側にある使われなかった膨大な映像と編集過程を想像しました。
2006年08月26日
逆禁止マーク探検
秘境探検のかたわら「逆禁止マーク」探検を行っています。また何でそのようなささいなことを(あるいは逆禁止マークとは?)、とのご質問にはそのうちお答えするとして、国内版逆禁止マーク探検レポートです(国外のはこのブログからリンクが張ってある「eシルクロード大使館」のブログをご覧ください)。札幌秘境100選にも取り上げた「ピリカコタン」の入り口にあった逆禁止マークです。
2006年08月25日
札幌秘境100選でパンダ公園こと藻岩下公園を取り上げて、テレビ取材などがあって、かつてここには二匹のパンダが居たことが分かりました。そこで、パンダ公園を核にして活動している地域の市民グループ「パンダフル」にお願いして、この二匹のパンダが写っている写真を探してもらいました。二枚集まり、ここにアップしておきます。この写真の日付をみると1991年となっています。
二匹のうち一匹はどこかに行ってしまい、残る一匹を「パンダフル」の皆さんがお化粧直しをしたそうです。居なくなった一匹の代わりに、成都大熊猫繁育研究中心で昨年八月生まれて「CSパンダの会」で、「曄友(イエヨウ)」と名づけたパンダをこの公園に新しく造って寄贈するアイディアを暖めています。
費用もかかるのですが、「札幌秘境100選」が売れてその益金がでればそれを注ぎ込んでもよいかなと考えています(このような事を、採らぬ狸(パンダではない)の皮算用といいます)。パンダは写真にあるポーズの、おそ松くんのイヤミの「シエー」ではなく、日本風に招きパンダなんかがよいのではないかと思っています。このパンダ像には名前「曄友」をつけて、かつて札幌と縁が深かったこの名前のパンダが実在したという証拠にしたいところです。
2006年08月24日
HTBテレビ放送
札幌秘境はHTBの朝の番組の「おはよう遠藤商店」のシリーズ番組みたくなって、本日(24日)は4回目です。3回目と4回目は小学生(4年生のゆめちゃん、さきちゃん、みのりちゃん)と夏休みの間秘境を訪ねて歩くというもので、先週の15日には写真の出発の場面から始まり、豊平峡ダムにある「ひふみみはなめ」と「星置の滝」に行きました。
本日(24日)の放送はNTTのとう洞、藤野のリュージュコースで、TV画面の写真は子供達にリュージュ・コースを指差している場面です。このシリーズは後1回放送されるはずです。
2006年08月20日
花の寄り道
秘境探検とは関係ありません。花で寄り道です。夏場はあまり花もなくて・・・
夏の蜂 火輪の中で 蜜を吸う
朝の陽の 照明ランプ 桔梗花
空に打つ 花火の如し ねむの花
2006年08月18日
案内図
「札幌秘境100選」で、住所だけからはアクセスが困難と思われるところは、航空写真から切り出した写真を案内図として掲載することを考えています。その一例を載せておきます。このような写真を見ながらお目当てのところに行ってみるのも面白いのではないかと思っています。
2006年08月14日
現在、地図(航空写真)に秘境の場所の印をつける作業を行っています。一応全部の秘境を現場に行ってチェックしています。しかし、札幌では1年も経たないのに秘境の対象物が無くなっている場合があります。柏倉さん投稿の写真の「月寒放送所碑」を現場で探すのですが、見つからない。それもそのはずで、投稿から半年も経っていないうちにこの碑は写真のように撤去されていました。消えて行くものも秘境の対象なので、これはこれでよいのですが、地図上に記しを書き込んでおくと、読者がこの碑を私のように探して歩く心配もある。脚注で事情は書いておくつもりですが。
このテーマで実際に足を運んで見ることができる記念碑は次の写真のものです。北海道文学館へ行く歩道の近くの空き地にひっそりとしてあって、気をつけないと見過ごしてしまう碑です。
2006年08月08日
「札幌100秘境選」出版に向けて
出版に向けて、原稿と写真を地図書籍販売会社に渡して、入力と割付作業に入ろうとしているところです。地図処理が専門の会社で写真に示すように、札幌全域の航空写真に秘境の点を記して整理を行っています。もし、この航空写真を本の綴じ込みにできれば、これだけを見ていても(2,3を除けばほとんどの秘境に行ったことのある私としては)興味は尽きません。読者も興味が湧くようなら、この本は売れます。取材費(や宣伝費)は度外視してやっていますので、そこそこ売れなければおかしい(とは思っているのですが、本はなかなか売れないのもですから、さてどうなるでしょうか)。
2006年08月02日
百秘境リスト
札幌百秘境の最終版です。
これらの項目の文章と写真がほぼまとまりましたので、
これからは案内図の作成と文章の入力、割付作業に
入ります。
(0)建物・屋内
(1)市庁舎最上階の茶室(中央区大通)
(2)札幌資料館女神テミスの顔面レリーフ(中央区大通)
(3)樺太関係資料館(中央区旧道庁)
(4)札幌村郷土記念館(東区元町)<東区北13条東16丁目>
(5)札幌市北方自然教育園(南区白川)
(6)サッポロピリカコタン(小金湯温泉)
(7)ポリテクセンター内N30遺跡展示(西区琴似)<24軒4-1>
(8)エルプラザ(北区JR北口)<北8条西3丁目>
(9)札幌アートヴィレッジ(南区石山)
(10)手稲記念館(西区西町)(西町南21)
(1)神社仏閣・教会・碑
(11)伏見稲荷神社(中央区伏見)<伏見2>
(12)大乗院の大鏧(中央区盤渓峠)
(13)新善光寺天然石菩薩像(中央区すすきの)<南6条東1丁目>
(14)北海道神宮頓宮(中央区)<南2条東3丁目>
(15)日本基督教団札幌協会礼拝堂(中央区)<北1条東1丁目>
(16)サッポロファクトリーと札幌神社(中央区)<北2条東5丁目>
(17)札幌平岸林檎園記念歌碑(豊平区平岸)<平岸2条16丁目>
(18)ビルの歩道の石川啄木像(北区)<北7条西4丁目>
(19)札幌市・札幌村道路元標(中央区、北区)<旧道庁舎正門、札幌村郷土記念館>
(20)陶管の墓(白石平和通10北)
(2)消えて行くもの・歴史
(21)旧拓銀本店(中央区大通)
(22)そうせいはし(創成橋)(中央区)<南1条西1丁目>
(23)eシルクロード・カフェ(中央区JR南口)<北5条西2丁目>
(24)旧北部軍司令部防空指揮所(豊平区月寒)<月寒東2条1>
(25)札幌飛行場正門跡(北区)<北24条西9丁目>
(26)豊羽鉱山(跡)(定山渓)
(27)無意根山荘(跡)(定山渓)
(28)篠路駅周辺の倉庫群
(29)発寒神社境内環状石垣之跡(西区発寒)<発寒10条3丁目>
(30)北大遺跡保存庭園(北区北大構内)<北18条西11丁目>
(3)公園
(31)冬の百年記念塔(厚別区森林公園)
(32)開拓の村(厚別区森林公園)
(33)春先の前田森林公園(手稲区前田)
(34)農試公園ツインキャップ(西区八軒)
(35)旭山記念公園と札幌焼窯跡(中央区界川)<界川3丁目旭山記念公園入口>
(36)あいの里公園のトンネウス沼(北区あいの里)
(37)滝野すずらん丘陵公園(南区滝野)
(38)清華亭と偕楽園(北区)<北7条西7丁目>
(39)おいらん淵と藻南公園(南区川沿)
(40)熊の出る宮丘公園(西区西野)
(4)景観
(41)冬の北大第一農場(北区北大構内)
(42)冬の札幌農学校第二農場(北区北大構内)
(43)冬の札幌競馬場と夏の航空写真(中央区桑園)
(44)札幌ドーム周辺(豊平区月寒)
(45)上山鼻神社と軍艦岬(南区藻岩下)<南32条西11丁目>
(46)ハイテクヒル真栄(清田区真栄)
(47)石山緑地(南区石山)
(48)新旧小別沢トンネル(西区小別沢)
(49)彫刻の道(中央区宮の森)<宮の森3条12丁目>
(50)力士若勇碑と新川桜並木(北区新川)<北24条西19丁目>
(5)山
(51)冬のモエレ山(東区丘珠)
(52)五天山(西区平和)
(53)藻岩山平和塔(南区藻岩山)<伏見5>
(54)大倉山シャンツェ(中央区宮の森)
(55)円山の山頂の「山神」巨大な石碑(中央区円山)
(56)手稲山冬季オリンピック跡(西区手稲山)
(57)初夏の藤野リュージュ練習場(南区藤野)
(58)札幌台
(59)八剣山(南区砥山)
(60)冬に出現する雪山(厚別区札幌テクノパーク)<もみじ台東2>
(6)川・滝
(61)冬の平和の滝(西区平和)
(62)星置の滝(手稲区金山)
(63)アシリベツの滝(南区滝野)
(64)海の無い町「札幌」の漁場
(65)大都会の小川-安春川(北区新琴似)<新琴似4条10丁目>
(66)サクシュコトニ川の源(北区北大構内)<北8条西7丁目>
(67)鮭の遡る軽川(手稲区前田)<前田8条8丁目>
(68)ミュンヘン大橋のバルコニー(南区藻岩下)
(69)白石神社の湧き水(白石区)
(70)「ひふみみはなめ」(南区豊平峡)
(7)動植物
(71)ウッドサークル(白石区)
(72)小金湯の桂不動(小金湯)
(73)相馬神社のご神木(豊平区平岸)
(74)北大構内原始林(北区北大構内)P3
(75)ベニバナトチニキの並木(中央区)<北4条西21丁目>
(76)水芭蕉の群生する星置緑地(手稲区星置)<星置1条5丁目>
(77)北大構内黒ユリの群生地(北区北大構内)<北11条9丁目>
(78)熊の出る西野市民の森
(79)旧道庁舎池のアオサギ(中央区)
(80)サッポロさとらんどのイトトンボ(東区)
(8)科学・技術
(81)日韓情報技術展示場(厚別区札幌テクノパーク)
(82)BizCafeとB2(北区)<北7条西4丁目>
(83)NTT洞道(中央区)<北1条西4丁目>
(84)都心北口融雪槽(北区JR北口)
(85)NHK月寒放送所、中島放送会館跡
(86)北海道 民放第一声の地(東区)
(87)衛星通信地球局(北区北大構内)<北14条西10丁目>
(88)南極犬タロの剥製(中央区植物園)
(89)北大構内SL引きこみ線と小麦研究記念碑(北区北大構内)<北10条西9丁目>
(90)定山渓ダム資料館(南区定山渓)
(9)暮らし
(91)JR札幌駅北口地下歩道(北区)
(92)北一条地下駐車場歩道(中央区)<北1条西5丁目>
(93)長い地下鉄駅連絡通路(中央区)<北7条西3丁目>
(94)地下鉄東車両基地(厚別区大谷地)<大谷地東6>
(95)JR千歳線上野幌駅(厚別区上野幌)
(96)白石サイクリングロード(白石区、厚別区)
(97)札幌、江別、北広島三市境界点(厚別区もみじ台)<もみじ台南7>
(98)雪祭り資料館(豊平区羊ヶ丘)
(99)パンダの棲む街(南区藻岩下公園、円山動物園)<南30条西8丁目>
(100)早朝のすすきの(中央区すすきの)