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2006年08月29日
夏の終わり
この夏は札幌秘境のテーマでHTB-TVの取材(朝の番組「おはよう遠藤商店」)があって、昨日取材の最後のテーマである南極犬タロとパンダ公園のパンダの放送がありました。取材に一緒に行った小学生達も夏休みが終わって、私もこの取材の放送が終了で、今年の夏が終わったという感じです。
TV画面の中央に座っているキャスター氏が「遠藤商店」の名前の由来の遠藤氏です。TV会社では番組が終わる度に反省会のようなミーティングがあるのを知りました。取材がきちんと行われたか、視聴者にアピールする内容になっていたか、関係者が問われたり意見を言ったりします。私が研究室で学生達を集めて、研究が進行しているか、あれこれ問題点を指摘していた頃をちょっと思い出しました。
南極犬タロのテーマでは、タロ物語の紙芝居を子供達にするシーンの撮影がありました。本当に紙芝居をしている音声がTVに流れるかと、紙芝居を読んでいる時にはあせったのですが、これはプロのアナウンサーナが紙芝居を読んでいました。それはそうで、練習もしていない紙芝居を持たされても、素人ではそうはうまく演じられません。
パンダ公園のテーマは私は気に入っているのですが、取材の子供達には不評でした。パンダ公園でパンダのポーズのシェーをするようにとの注文に、子供達はパンダと同じポーズのところ私だけが逆ポーズで、「教授反対です。」と声がかかったのには、それこそ「シェー」でした。でも、この一連の取材は楽しみました。
この秘境シリーズでTVの取材と編集結果を見ることが出来て、ドキュメンタリー番組の見方が少し深まったかも知れません。27日(日曜日)、TBS系の番組「夢の扉」で北大の永田先生の進める、低価格ロケットCAMUI打ち上げプロジェクトのドキュメンタリーを見て、ああ、編集段階でここはこのようにしてつなげたか、最終的にはロケットは打ち上がらなかったけれど、テレビ番組としては成立させたか、そのために研究者に結果的に無理を強いてしまったのではなろうか、等々と30分の番組の裏側にある使われなかった膨大な映像と編集過程を想像しました。
投稿者 esra : 2006年08月29日 12:17
コメント
コメント有難うございます。シェー・パンダは藻岩下公園以外にも居るようで、調査して歩こうか、という話にもなっています。
投稿者 aoki : 2006年09月02日 02:19
【パンダシリーズ】魅力的ですね♪
最近、またTVとごぶさたでしたので、放送をみる事が出来ず、
残念です。
投稿者 鮫島礼子 : 2006年09月01日 19:30