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2007年01月27日
お正月の終わり・・・
今日は食事時でもないのにお母さんがわたしの好物のササミチップを食べさせてくれました。
休日なのに社長は自動車に荷物を積んだりであたふたしてました。
その後、お母さんはお化粧をして外出の準備を始めました・・
いぶかるわたしにお母さんは声をつまらせながら語ってくれました・・
昨年末ぎりぎりに退院してお家に戻れたけれど、やはり高熱や激しい咳などで、お家で暮らすのは限界だと・・
一ヶ月間もお家に居られなかったのはとっても悲しいと・・
煮干のはらわたを取らないで出汁をとるようなわたしと社長の生活が心配でたまらないと・・
それやこれやわたしに今後の心構えを語ってくれましが、わたしはたくさんの事柄を記憶するのは苦手なので、とりあえず「・・ン・・ン・・」と聞いてました。
こうしてお母さんは社長の自動車に乗って入院先の病院へ行ってしまいました・・
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たった一ヶ月間でしたが昨日まで。
お母さんが戻ってきてわたしも含めて家族3人が毎日きちんと栄養バランスの良い健康食事を頂くようになりました・・
室内も整理整頓されました・・
もげた社長のシャツのボタンも復活し、破れたズボンにもキチンと継ぎがあたりました・・
わたしのお洋服もふっくらと洗濯してくれました・・
毎日、勤務が終わり帰宅したら明かりが点いてお家は暖かかったです・・
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でも、これからはまた以前のようにわたしと社長との生きる事だけで精一杯の暮らしが続きます。
こないだまでの品数の少ない「シンプルご飯」の日々が予想されますが、病院のお母さんの気持ちを察すると我儘は云えません!
わたしは、その辺の事情を理解して少しでも社長の手助けを心がけるつもりです。
社長は、「チョコ、お正月は終わったよ・・」と、とっても悔しそうに言いながらわたしを撫でてくれました・・
めげないわたしは「お父しゃん・・、お正月が終わると春が来るよぉ」と、小さい声で言ってみましたが・・・
耳の機能も低下している社長には聞こえなかったようでした・・・
2007年01月26日
勤労パンダさん
お母さんのお薬をもらいに町内の病院に向う途中で偶然に社長の恩人A先生がライフワークとして研究されている♪「札幌にひそんでいるパンダさん」に出会いました。
A先生著作の「札幌秘境100選」に掲載のパンダさんたちは、どちらかと云うとヨイヨイと踊ったりしているパンダさんグループでしたが、ここのパンダさんは、しっかりとお仕事をしてました♪
お腹に砂袋を抱っこして、交差点の自動車のスリップ防止に役にたとうと必死に頑張っているお姿を拝見しました・・
わたしと同類の意識を感じて記念写真を社長に撮ってもらいました・・
わたしを見つめるパンダさんの目からは「チョコちゃんもがんばれよぉ・・」と、心が伝わってきました・・
2007年01月15日
出社拒否
わたしの勤務先では毎週月曜日は早朝会議ということで七時には出社します。
社長は言い出した当人ですからしかたがないとして、わたしには酷な事です。
せっかく布団でボンヤリありがたく温まっているのに、なんで好き好んで寒い思いをしなければならないのかわたしには理解不能です!
わたしは出社拒否を試みて動物的本能で物陰に身を隠し難を逃れようとしますが・・・やはり見つかってしまいます。
わたしからは見えないのですが・・・・・
自分には特に優しい社長は予め自動車を暖めてました。
自分だって寒い朝は億劫なのでしょうねぇ~
2007年01月12日
いつまでもお正月気分・・
カレンダーも一月中旬にもなると、お正月気分も抜けてお仕事に精を出すべきなのですが、どうもわたしも社長もその辺の意識が希薄で今だにおめでたく浮かれた気分で暮らしてます♪
お正月気分を演出してくれた「お供え餅」も片付けるには名残惜しく思え、「いっそのこと末永く福が来るようにこのまま金庫の上に据付て置いてみても良いのではなかろうか!」と、社長と意見が一致しわたしがモデルとなりお正月の記念写真を撮りました♪
本来であればお正月の晴着をまとっての写真であるべきなのですが、社長一人の男手だけでの暮らし故、いつもの質素な事務服での写真になりました。
まぁわたし心の中はウキウキしてましたので♪♪
後で、良く考えたら、お正月でない時でもお正月気分で浮かれて暮らすと云うことはとっても素敵なことではないだろうか・・と思えてきて、今年も通年おめでたく暮らしましょうと新年の抱負を述べました♪
2007年01月08日
食べるために生きる♪
今回のお正月は29日から今日まで11日間ものお休みでした♪
わたしもお勤めをするようになってから、こんなに長期の休暇を頂いたのは初めてです。
社長も10日以上の連続休暇は社会人になってから初めてだと喜んでました・・
昨年末にはお母さんもとりあえず退院し、なにはともあれまさしくお正月でした。
社長は先の事は先の事として、当面は生きることに専念するためには食べる事が大事との方針でわたしにもおいしい骨付きカルビをごちそうしてくれました♪
上の写真は笑っているのではありません!
ごちそうを頂いて喜びにうち震えているのです♪
社長は頂き物や残り物を利用してみんなの毎日の食事を作ってました。
お母さんも煮干のはらわたを取って少しでもお味噌汁がおいしく頂けるようにお手伝いをしてました。
こうしてゴロゴロと何日も食べ暮らしているとやはり体が重たくなってきます。
当然、山歩きをしてきました♪
今回の冬の山は雪が少なく、いまだに笹が顔を出してました。
山から戻ると、やはりお腹がすいて食べます。
結局、このお正月のお休みは「生きるために食べる」のではなく「食べるために生きる」と、云うのが正しいような実感がしました・・・