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2008年11月29日
ふかふか布団の見えざる背景・・
何故なのか?超だらしないはずの社長が、朝からお家の大掃除です?
昨年の大掃除は、年末ギリギリにアタフタしていたはずですが?
一ヶ月も早いのでは?
それでも例の如く、丸ぁるく掃除機をかけ、テーブルを拭いて、階段、床の雑巾かけ等々です。
でも、しかし?今日は最後に、なんと和室にふかふか布団を丁重に敷いてました。
世間の見方では、わたしは高齢ワンワンなのでしょうが、わたしの心は若いママです♪
故に、ふぁふぁの布団を見たら黙ってはいられません・・・若いときの様にドォ~ぉン~ドぉ~ォンと布団にのっかりはしゃいでました♪
もしかして、わたし用に用意してくれたのかと思うと、嬉しくてたまりませんでした♪
お父しゃんが来客用ふかふか布団を敷かざるを得ない事情なんかは理解できませんでした・・・
でも・・暫らくして・・疑問を・・感じました?
わたしの布団だったら座布団サイズで間に合います?
社長は訝るわたしに解るように、この事情を語ってくれました・・・
・・・・・
実は、また、お母さんが入院中の病院から帰ってくるのだよぉ・・・
階段を上がるのがたいへん辛くなったお母さんの事情で一階の和室に布団を敷いたのだよぉ・・
この国の法規則は6ヶ月入院していたら、出て行ってちょうだい・・・と、強制的に退院させられるのだよぉ??
患者さんの体調等々、現場の医師や看護師さんの誠意等々よりも書類上の数字で出されるのだよぉ・・
チョコだって、このイカレタ法規則についてオカシイと思うよねぇ・・・
・・・・・
と、わたしは・・・社長の愚痴っぽいお話を聞いてました・・・
ぇえっ!・・朝晩の点滴等がなくなっても大丈夫なのだろうか?と・・・・
でも、社長は明るい表情をしてました?
チョコぉ、考えようによってはこの法規則にも利点もあるような気がするよぉ・・と。
この法規則により・・・・
利点① 年末にしなければならない大掃除を、この機会に先取りして終わらせれた♪
利点② 歩けなくなりそうな命の崖っぷちのお母さんが、なんとか歩いて頑張らなければ・・と、意を強くした♪
利点③ お母さんの日々の良質の食事を作る事=お父さんも健康的な食事を頂ける♪
利点④ 日々、頑張って、且つ幸せ、そして社長と一緒に能天気に生き延びているわたし達の暮らしの様子がお母さんの懐かしい希望に・・・つながる・・・の、ではないのかと・・・♪
利点⑤ なんのかんので・・お家が賑やかになるような感じがする・・・等々。
利点⑥ このような事態でなければ、チョコはお客様用布団の上でゴロンゴロンできない・・!
ものは、考えよう・・と云うことなのでしょうか?
社長は、どんな事でも自分の都合の良いように此の世を考えると云うことなのでしょうねぇ・・?
2008年11月26日
掛け布団のありがたさ♪
以前は、冬でも階段下のハウスの中で掛け布団なしで寝てました・・
普通では、わたしたちワンワン一族には掛け布団を被って寝る習慣はないようです・・・
今年の夏に、心臓発作で倒れて以来、社長の傍で寝るようになりました。
社長は、冬になったら当然、掛け布団のお世話になります。
したがって、わたしも掛け布団を掛けて寝るのが習慣になってしまいました。
寄る年波のせいなのでしょうが寒さにはすっかり弱くなってきたようで、一度、掛け布団の温かさに慣れるとやみつきになります。
鼻を出していないと呼吸困難になるので顔だけは出してます♪
お腹がいっぱいで、布団に潜って温く温くしていると、これ以上の幸せは考えられません♪
社長に、「出勤時間だよぉ・・起きなさい・・」と言われるのですが・・なかなか身体が動きません・・
このように快適な睡眠はありがたいのですが・・その反面、寒さに弱い体質になるのではないでしょうか?
社長は、「寒さでオロオロするのは大変辛いことだよぉ~」
「ご飯と、温く温くは、いっぱい用意するよぉ」と言ってくれました♪
「チョコ、寒さに負けないで、うんと温く温く、ご飯もたくさん頂いて幸せを感じなさい」
と、今後の事はどうでもいいような刹那的なもの言いをします・・・
確かに、温かい所に居て、ご飯を頂いている限りは、生きていられます♪♪♪
社長は、わたしにとって、掛け布団のような存在なのですねぇ♪
2008年11月22日
温く温くビニル袋で幸せを♪
昨夜、社長はわたしが赤ちゃんの頃に使っていた「おしっこシート」をハサミでチョキチョキしてチャック付きビニル袋に詰めてました??
ワンワンササミ脱酸素剤保存法に使っていた、あのビニル袋に・・・
そして、中身をぐじゃぐじゃにして水を入れてました・・??
何を考えているのでしょうか??
一夜明け、今朝も寒い朝でした・・・
温く温く布団から出て、冷え冷え居間座布団で寒さに震えていたわたしに、社長はあの不思議なビニル袋を掛けてくれました・・・??
ぁぁああ・・なんとホカホカ温かいのです♪
電子レンジであの「千切りおしっこシート+水入りビニル袋」を温めて、寒さに震えているわたしに掛けてくれたのでした♪
なんと・・・ありがたい・・・事なのでしょうか♪
でも・・社長が寒さに震えているわたしの現状にのみ対処してこのような工夫をしたとは思えません・・・
なにか怪しい魂胆がありそうです??
案の定・・温く温く心地よく朝寝をしているわたしの周囲に袋を並べて温度計測等を始めました??
これって動物実験ではないのでしょうか?
何のために?
わたしが寒がっているためだけではないようです?
深い深い、意味やら目的やらが有るのかもしれません??
わたしは、社長との超長い付き合いからなんとなく解るような気がします・・・
寒くても、暑くても、あれこれ辛いことがあっても、残り時間があまり無くても、めげないで、このよう様様にわたしたちの生活を工夫することで、楽しい暮らしにと・・・あがいているのではないのでしょうか・・・と♪
天変地異があろうと大戦争大恐慌等々があろうとも、それらの対極で楽しく能天気に生きようと意地をはっているのではないのでしょうか・・・と?
わたしの鋭い洞察に社長は照れながら、「しっかりと安定した良い暮らしがあってこそ、良い仕事が出来る!」と、難しい理論を述べてました・・
これって、浮世の崖っぷちをおろおろ彷徨しているわたし達には叶わぬ願望且つ超矛盾なのではないのでしょうか♪
社長の日々のいいかげんな行動を熟知しているわたしには信じられない・言種です・・
それはそれにして・・お腹いっぱいご飯を頂いて・・「温く温くビニル袋」を背負っての朝寝は至極の幸せです♪
2008年11月18日
聡明になろう ! ・・・
足腰が弱ってきても、毛髪は伸びてきます・・・
痒ィ痒ィ・・・痒ィ痒ィ・・・と我慢して暮らしていたわたしを案じて、社長は移動ワンワン美容室さんを手配してくれました♪
トリマー先生も、私の体調を気遣ってくれ、一時間位で仕上げてくれます。
わたしも、チョキチョキ毛のカットされるサッパリ感をありがたく感じられるような余裕を持てるようになってきました♪
しかし・・・悲しいかな・・・カットしても・・・昔のような色香を放つような華やぎは・・・遥か遠く・・記憶の彼方に行ってしましました・・・
社長は、毛髪カットをしてスッキリしたわたしを見て、「ぉぉぉりこうさんに見ぇるぅ」と、つぶやいてました♪
めげないわたしの心は、新たなる境地に至りました・・・
そうか♪、「可愛い云々と云う意識にこだわるのは、卒業しよう !」
これからは「”聡明チョコちゃん”と云われるように生きよう・・・」と決意しました !
散髪してもらってスッキリしたら・・心持ちまでシャッキリし、わたしがシッカリしなければ・・・と、気迫を持ち続けるように・・と・・ナカナカ難しい・・・気持ちになりました。
こうして気力と充実感にあふれて生きていれるのは・・ありがたいなぁ~と感じられることが、とってもありがたいと思考がありがたがったりこんがらがったりの今日でした♪
そう決意したの・・・でしたが・・・せっかくの決意も、長続きしません・・・
老いた体が安息を要求します・・・
やっぱり スーハースーハー居眠りは、ありがたいです♪
こうして、わたしと社長は起承転結・・・4こまマンガの様に暮らしているのでしょうね?
2008年11月16日
出番の無かった「傘」
「週に一度位は山に登って足腰を鍛えないと弱ってしまうよねぇ・・」と毎週のように社長と白旗山脈周辺を彷徨しているのですが・・・今週末も雨模様です。
社長は、「雨が降るのは此の世の摂理なのだからしょうがない・・雨が降ってきて冷たく辛い時でも「傘」があれば幸せに行動できるよぉ♪」と傘を持参しての登山です♪
しかし、浮世はママになりません・・今にも泣き出しそうなお空なのですが・・予測に反して雨は降ってはきません・・
用心深く持参した「傘」が活躍する出番がありません・・・
自分の判断が外れて困った社長は、せっかくだからせめて写真を撮ろうと・・・雨も降ってないのに傘をさしての記念写真です♪
チョコの活躍の様子も撮ろう・・と、有名な一等三角点での傘下写真です♪
「ここの三角点は、僕もチョコも此の世に居なくなっても今後数百年間はこのママだろう・・・、よかったね♪」と、社長は浮かれてました♪
そんなことよりも、わたしは、空模様を心配しました・・・
必要の無い時に「傘」をさして遊んでいて・・・本当に雨が降ってきた時に・・・役にたつのでしょうか?
社長は、「合羽も持ってきたので心配ないよぉ」と、何故か嬉しそうでした?
わたしは、訳が解らなくなりました・・・
雨が降りそうなのに「傘」を持参で山歩きを始めて・・
しかし、せっかく傘を持ってきたのに雨が降らない・・・
・・この事は、幸せな事なのでしょうか?
・・不幸な事なのでしょうか?
・・どうでも良い事なのでしょうか?
この世は、思うようにいかないと云うことなのでしょうか?
思うようにいかないから面白いと云うことなのでしょうか?
・・・・
帰りの下り道・・「チョコ・・少しでも歩いて・・足腰を鍛えなさい」と、200mも歩きました♪
歩いているうちに・・傘の事など・・・どうでもよくなりました♪
もつれる右足を如何にかばって歩くことに・・真剣でした・・
物事の本質は何処にあるのでしょうか?
社長は・・・わたしと・一緒に・・歩いている事実が・・一番幸せそうです♪
これらの日々を忘れないように記憶しようと、今から思っているようです・・・
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いつも、あたたかいコメントをよせていただいている『さち』様のお仔様が13日突然に逝ってしまったと、社長が読み聞かせてくれました・・
心からご冥福をお祈りします・・・
幸せだった想い出がたくさんたくさんよみがえりますように・・・
(チョコ)
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2008年11月14日
会社勤務ニャンニャン
ビックリしました・・・
20万人もの住民が暮らしている白石区役所に、社長と書類を取りに来たのですが、誰も居ないのです?
今朝の開店以来、一番目のお客さんとして入店したので8:45~9:00まで貸切に出来たのです♪
窓口の職員さん達も社長のためだけに大サービスで仕事をしてくれて、待ち時間無しで用事を終えました♪
椅子に座っておりこうさんに待っているわたしは皆様に注目されました♪
公務員の皆様ですので・・職務上・・黙してましたが・・小さな声で「カワイィですねぇ」と社長に声をかけているのが聞こえました♪
この歳で「カワイイ」なんて云われると面映いもので・・・恥ずかしくてうつむいてました♪
と、云う訳で、迅速な役所の対応のおかげで思ったより、お仕事が早く終わったので、仲良しK社さんに立ち寄って油を売っていこう、ついでにコーヒーもご馳走になっていこう・・とK社さんにおじゃましました♪
何度もおじゃましていて勝手しったる事務所に、なんと動物ベッドが設置されてました・・
わたしは本能的に匂いを嗅ぎ、何か今までとは異なる存在の気配を察知しました・・
・・もしかしたら・・
そうです・・事務所の隅に、赤子のニャンニャンがうずくまっていたのです・・・
わたしは、「こんにちは♪」と近寄りました。
生後一月くらいの超幼い黒顔ニャンニャンさんです。
わたしは勝手に「クロちゃん・・」と呼んでみました・・・
クロちゃんは、わたしの挨拶にキョトンとしてます・・
浮世の諸々等は、まだ理解できていないのはしかたがないですねぇ・・
わたしは、感じました・・
わたしのように、長い時間生きてきた存在に対して、これから長い時間生きられる可能性を持っている存在の遭遇なのだなぁ・・・と。
命の交差なのですねぇ・・・♪
わたしの気持ちが伝わるとは思えませんでしたが、それでも、「しっかり生きるのだよ・・」と先輩としてクロちゃんの目を見て励ましました♪
今は、解らないでしょうが、おおきくなったら、解る時がくるでしょう・・・
わたしも、そうでしたから♪
クロちゃんはK社の車庫に凍死寸前で倒れていたところを、救助されてK社の皆様にお世話になり、事務所内で暮らしているそうです・・
わたしの様に通勤ではないようですが、「会社勤務」と云う立場はいっしょです。
先輩として「幸、多かれ」と祈念します♪
2008年11月11日
楽しいビン詰遊び♪
嬉しい晩ご飯の仕度です。
わたしは、お先に美味しいササミ混ぜご飯を頂きました♪
社長は自分用に、お鍋に、身欠き鰊、お酒、出汁をいれてコトコト煮込んでました・・
あぁ、美味しそうな匂いだなぁ・・・、ご飯のオカズを作っているのだなぁ♪幸せだなぁ♪と安堵してましたら・・
なにやら様子が変です?
せっかく、美味しく煮えたのを、お皿に盛らないで「海苔の佃煮」が入っていたビンに詰め、更に熱湯でビンごと茹で始めました?
しばらく、熱湯の中で温めたビンを、火傷をしないように手にタオルを巻いて、エィヤァと取り出し蓋をキュッと閉めました。
その後、水の中に沈めて冷やしたら、ビンの蓋の中央のポコッ・ペコッの部分がペコッと引っ込みました♪
訝るわたしの前に社長は、嬉しそうにビン詰のビンを1本ですが並べました♪
「どうだいチョコ・・自作鰊の酒蒸煮だよぉ♪」
「しかも長期常温保存可能の憧れの自作ビン詰めだよぉ♪」
もう、それはそれは得意満面でした。
この「鰊の酒蒸煮ビン」を眺めているだけでご飯が美味しく感じるよぉと・・・舞い上がってました♪
実は、「昨年末は乾燥食品の研究に明け暮れたが・・・やはり・・・乾燥モヤシや乾燥ほうれん草等は・・・実用的と云えなかったなぁ・・」と小さな声で言っていたのです。
そして今年の社長は、いろいろ悩み研究した結果、今年は瓶詰め保存法を極めると決意したようです。
わたしは思います・・
不思議な事に、冬、目前の今頃の季節になると社長は奇妙な行動を始めます・・・
昨年の今頃は「乾燥食品研究」に励んでました・・
今年は、先日の「使い捨てカイロ」を利用した脱酸素保存法・・・そして今回はビン詰め保存です・・・
何故なのでしょう?
作物が乏しくなる「冬季間用」に本能的に食料を備えたくなる古代人の心があるのではないのでしょうか?
社長は、No・・と首を横に振りました!
食物を保存することで、少しでも「時間」をコントロールしたいのだよぉ・・と照れくさそうにわたしに説明してくれました・・・
本当なのでしょうか?
「食物で遊ぶ」と云う趣味なのではないのでしょうか?
だって、先ほど、ビンが足りないので、海苔の佃煮を買いに行こ♪と、騒いでました。
2008年11月07日
床屋さんで考える・・・
社長も人の子です。
どのように暮らしていようと一定のスピードで髪の毛が伸びてきて、カユイカユイになるそうです。
お仕事は後回しにしていつもの床屋さんに来ました♪
わたしは、お店の隅っこでバッグに入ってジィィッッ~ト待っているのです・・
最近のわたしは、事務所では眠ってばかりいる・・なのですが・・
ここでは何故か・・寝付けません。
バッグの中で体をねじったり、顎をバッグの縁にのせたり、落ち着きません・・
何故なのでしょう??
その原因が解りました。
事務所内では、お仕事の会話ばかりでわたしには全然興味がなくて退屈してましたが・・
床屋さんでの社長と床屋のおじさんのお話は、なかなか意味深い内容です。
お互いの人生を語り合っているのです・・・
わたしも最近は社長の気持ちをある程度察する事ができるようになってきました。
わたしたちが生きる事そのものの問いかけをしていると、わたしは聞き耳をたててました。
社長も人の子です。
社長は日々の暮らしに、疲れているのではないのだろうかと感じました・・・
やはり、日々のわたしのご飯仕度が重荷なのでしょうか?
普段のわたしは、そんなに難しい事を考えて生きてはいません・・
毎日、社長と一緒に散歩して、朝ご飯を頂いて、会社に出勤して、お仕事をして、帰ってきて、また散歩して、晩ご飯を頂いて、いっぱい寝て、楽しい夢をみて、ありがたく暮らしてました♪
でも、床屋さんでの会話を聞いていたら、社長もそれなりにあがいて生きているのだなぁと身につまされました・・・
バッグから出て、ソファの上で考え続けてました・・・
これから、どうなるのだろうか・・・と。
これからの大切な時間を、わたしが、しっかりと生きて社長をささえようと・・
2008年11月03日
影踏み遊び・・
せっかくの連休なのに、はっきりしないお天気の日々です。
だからと云って、お家に篭もっていたら心身が軟弱に成るのではないかと恐れ、晴れ間をみてお父しゃんと二人で白旗山脈の縦走を試みました・・
例によって、お父しゃんは、わたしの体調等を気遣って「バッグ登山だよぉ~」と念を押してました・・・
でも、せっかくなので、せめてあの「下り坂健康法」を実践しなければ・・と、バッグから出て、下山の道を歩きました♪
そよそよそょそょ風が木々を揺らし、はらはらはらはら、わたしの上にも・・枯松葉が降ってきます・・・
時々、足がもつれたりしますが、そろそろそろそろ・・まだまだ歩けます♪
超々超々大量の松葉を敷きつめたふわふわ絨毯道です♪
晩秋の登山道に、夕陽の影がわたしのスリムな実体を映してます♪
お父しゃんの大きな影、わたしの小いちゃな影、・・ 「影踏み遊び」をしながら右に左に影にもつれながらちょこちょこ歩きました♪
歩く事が、こんなにも楽しい事と改めて強く実感しました♪
お父しゃんの影とわたしの影が、くっ付いたり離れたり♪
わたしは、いっぱいいっぱい歩きました♪
わたしは、「影踏み遊び」で幸せいっぱいでした♪
でも・・気が付きました・・・
いつのまにか・・・
あれぇ~・・わたしの影が無くなっているのではないですか??
お父しゃんの影が有るのに・・・
わたしに影は、いったい何処に行ってしまったのでしょうか??
お父しゃんのすぐ側を歩いていたのに・・何故・・わたしだけが・・何故??
わたしは、存在していないのではないのではないかと??畏れと不安を感じたわたしに、お父しゃんは、「現代科学で証明できない不可思議な事もそのうち・・解明されるでしょう♪」と楽観的見解を述べてました。
そして、訝るわたしに、お父しゃんは「影なんか無くてもいいよ、今・・此処にチョコの実体が有るじゃないか♪」と、気にもしませんでした♪♪♪