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2008年12月30日
床屋さん、しないほうがマシ・・
社長は、どんな事でもギリギリまで行動しません・・・
崖っぷちの今日になって慌ててお家のお掃除を始めました・・・
と、云っても食器類を片付け、そのへんに掃除機をかけて「ハイ、終了♪」と超簡易大掃除でした。
わたしは、邪魔しないように、ジィーーット目を閉じて、とってもありがたい気持ちになってました♪
と、突然、お掃除に飽きた社長は、わたしの寝顔を見て、「目や口の周りがモシャモシャだねぇ、」
「自動車美容室はお正月休みだろうから、お父しゃんがカットしてやるぅよぉ」と、ハサミを持って迫ってきました・・
何年か前には、わたしも社長も必死で暮らしてましたので、自分達で床屋さんをしましたが、最近は専門家にカットしてもらっているので、社長が床屋さんハサミを握るのは久しぶりです・・・
慣れない社長は、ビクビクオドオドしながらのカットです。
震える手で、わたしの首をしっかり押さえつけます・・・
わたしも、社長の不器用な手つきに恐れおののきます・・・
首を絞められ・・苦しい・・・目を突かれそうで・・・恐ろしい・・・
うっかり舌を出したら切られそうになりました・・・
結局、お互いに疲労困憊で、社長の素人床屋さんは途中で止めてしまいました・・・
社長は、少しは可愛くなったろうと、また羊写真を撮りました。
「羊さんに似てきたねぇ♪」と事の本質をごまかしてましたが・・・
「先日の羊写真」と、少しはカットした「今日の羊写真」に違いはあるのでしょうか?
益益、悲惨な状況になったのではないでしょうか?
お正月は、なるべく顔が見られないように羊さん帽子を深く被り下を向いて・・・過ごします・・・
もう少し、お正月を迎えるわたしの事情も考慮してくれていたら・・・
こんな情けないことに、ならなかったでしょうに・・・
2008年12月25日
毎日聖夜♪♪♪♪♪
本来であれば、嬉し楽しのクリスマスイブは昨夜のはずなのですが、「そういえば最近はクリスマスだねぇ・・」と、ありがたい事に脳みそが「毎日聖夜」の社長は他人事のように云ってました。
更に、「チョコは、もう子供でないのだから、クリスマスプレゼントなんでいらないでしょうし、ケーキよりもササミの干物のほうが好いでしょ。」と勝手に断定までしてました。
確かに、わたしも日々ご飯を頂き、温かい布団で安眠できる今の暮らしで充分に幸せな生き方だなぁと、自覚し、クリスマスイブの華やぎはあきらめてました。
でも、此の世には慈愛が満ちてました♪
社長との、華やぎも潤いもお洒落も美食も贅沢も何んにも無い、食べて寝て生きるだけのわたしの暮らしを案じて頂いていたのです♪
なんと会社に、MさんYさんから、わたし宛に真心がこもったクリスマスプレゼントが届いたのです♪
大きな靴下に詰められた、ワンワンお菓子やおやつをいっぱい頂きました♪
さらに、わたしの通勤用にと、デカ顔のわたしがスッポリ被れる「羊さんフード付きコート」まで頂きました♪
社長には、「オオッ、吹雪の山登りでも此れを着ていたら温かいよぉ」と、サバイバル風景が見えていたようです。
「チョコぉ、首周りがあったかいだろう・・・」・・・ブツブツさわいでました・・・
それを聞いたわたしには「羊さん服」を着てみたいと云う社長の心が・・・垣間見えました♪
もしかして社長は「ぬいぐるみ」を着てみたいのでしょうか???
変身願望なのでしょうか?、幼児期にもどりたいのでしょうか???
社長は、わたしの名前でプレゼントが届くわたしが羨ましいようです。
社長には、社長の名前の請求書や税金の納付書が届くだけです・・・・・ぁぁ・・・
社長は、社長稼業に疲れて、「羊さん」になりたいのではないのでしょうか???
ビールをウグウグして 『 ン・・メェェェ~ 』 と、叫びたいのではないのでしょうか♪
2008年12月23日
山の実家で忘年会♪
早朝から社長は、「がさごそ」と騒いでました。
わたしのセーター、ズボン、コート、温泉腹巻、ホカホカカイロ等々を並べて・・
そして、うれしそうに「チョコぉ、山に行くよぉ・・」と。
社長は、「雪が降ったら、また山に来ようね・・と云う約束を憶えていたのです♪
山と云うほどの山ではないのでしょうけれども、わたし達には実家のような山です♪
例によって、わたしはカイロ入り温く温くバックでお供です。
こうして何年もこうしてます。
何年か前に比べ、わたしはめっきり寒さに弱くなり、社長はお腹が出てきました・・
何も変わらなのは、この自然です・・・
キツネさんの足跡、うさぎさんのジャンプ足跡・・
わたし達も、一歩一歩、よいしょ、よいしょ・・
ひゅぅぅひゅぅぅ、冷たい風の中、わたし(カイロ付き)と社長は・・・
前に向かい、空間を移動します・・・
未来に向かうわたし達を時間が追い越して行きます・・・
わたしたちはモタモタ進みます、時空との一体感を感じながら・・
一歩一歩、よぃしょ、よぃしょ・・と。
実は、今日は、宴会登山だったのです♪
足を負傷したN支部長の「快気祝い兼忘年会兼肉野菜BEER摂取DAY」だったのです♪
ジュージュー焼肉は、わたし達に共通の食料です♪
一緒に美味しく頂くことが出来るのが最高の幸せです♪
運が良い事に、曇天の寒さに耐えていたわたし達にも、青空がやって来ました♪
辛い事にめげないで頑張っていると、至福が訪れると云うことなのでしょうか♪
わたしと社長は、時間の止まっていたテントの中の幸せな記憶を心に刻みました♪
至福とお日様は眩しいなぁ・・と、おもわず目を細めました
社長はN支部長に写真を強要してました・・・
「今の」わたしと社長のペアルックの写真を撮って欲しかったようです・・・
何故、なのなのでしょうか??
何故、『今』の記憶にこだわるのでしょうか?
明日にだって 希望 は あるでしょうに ・ ・ ・ ・
2008年12月20日
宴会のお料理が朝ご飯♪
社長は冷蔵庫から折り詰めご飯をとりだしてモグモグしてました。
先日、A先生の出版記念会に参加して残りご飯とオカズをしっかり且つ大量にもらってきたのです♪
「誰にもらったのか疑問感じたのですが、社長は『???・・・ワカンナイ・・・自分で持ってきた・・・』・・・でした♪
『ぅぅむ・・美味しいなぁ・・料理とは本来このようなものだったのか♪少し残して病院のお母さんにも持って行こうか』と言いながら久しぶりのご馳走を綺麗に平らげてました。
記念会の様子はこちらで察してください。
2008年12月19日
瓶詰の研究と化学の装置で温泉の素の研究??
わたしは今まで仕事の一環として、ワンワンがめったに入れない、いろいろな場所に出向きました。
でも、今回の訪問先にはビックリしました・・
薄暗い室内は、何やら怪しげな雰囲気です?
わたしは、ヒェェェ。。。なんだろう???と、焦りました♪
わたしが、慄いているのを見て、この部屋の主が電気をつけてくれました。
明るくなった室内には動物の腸のようなガラス管やチューブが所狭しとくねってます??
真空装置、殺菌装置、ガラス管等々なんやらかんやら、訳の解らないガラス装置からブクブク泡が出てます。
ポタポタ、お母さんの点滴みたいな装置もありました??
社長は、ここの化学研究の先生と打ち合わせをしてました??
わたしは聞耳を立ててました。
『
温泉の素を作ろう・・・
たっぷり硫黄成分を配合して、皮膚がビリビリするような強烈な入浴剤を・・・
無くなった610ハップの文化を失ってはならない・・・
むにゅむにゅむにゅ・・・
来月には出来そうかなぁ・・・
』
わたしは、こないだの「ガラス瓶詰でスキヤキ??」、今日の「ガラス管装置で温泉の素??」、やはり社長の心の底には得体の知れない共通の何かがあるのでしょうか?
社長のことですから、ものすごく幼稚で無意味なことなのではないかと、わたしは推察しますが・・・来月には謎が解けるのでしょう・・・
ぁあ、来月は来年なのですねぇ♪
わたし、生きてなきゃ♪
2008年12月17日
瓶詰め作りに病膏肓
いつもは単純な食事で生きながらえている社長なのですが、今夜はめずらしくタレの説明書を見ながらスキヤキを作ってました。
一人分を作ろうと思ってもどうしてもある程度の量になってしまい、一度に食べ切れません。
ぅう~んん、この美味しさをとっておいて、後日手軽に食べたいなぁ・・
と思っていた社長に『ビン詰で試みてはどうであろうか?』と、ありがたい天の啓示があったようです♪
『そうか♪』と、
自分の使命を悟った社長は満面の笑みを浮かべ、この日の為に捨てないで大切に保管してあった、佃煮空瓶に残ったスキヤキをセットしました♪
透明なガラス瓶なので、ネギもお肉も豆腐も美味しそうにみえるねぇ・・と、わたし相手にはしゃいでました♪
鍋でグツグツ煮沸殺菌作業です♪
消毒殺菌が済んだらすばやく蓋をして冷やします。
ペコポコの蓋が「ペコォォン」と音を出して引っ込みます♪
社長は、「真空になった、蓋からの合図の音だ」と安堵の表情です♪
嬉し楽しの「スキヤキ瓶詰」の完成です♪
こうして、瓶詰め作りに病膏肓の社長に、更に幸運が訪れました。
なんと、瓶詰めの詰め合わせを頂いたのです♪
社長は大喜びでした。
わたしは、解りました♪
社長は、空き瓶候補がたくさん手に入ったのがことのほか嬉しいようでした。
でも、解らない事も沢山あります。
何故、このように瓶詰め保存オカズに狂っているのでしょうか?
透明なガラス瓶、殺菌、真空、これらのキーワードにこの謎が解く鍵があるのでしょうか?
わたしは、瓶詰めを見ながら・・・人の心の謎について考えてました♪
2008年12月14日
自信と誇りと安らぎに満ちた顔♪
社長に、いい顔でくつろいでいるねぇーーと、云われました♪
やはり、一緒の暮らしが長い社長は、誇りを取り戻した、わたしの心が解るようです・・・
わたしは、複雑な心境なのでした・・
いつのまにか、高齢ワンワンになってしまいました。
こうして、椅子の上で物思いに耽るのが、楽しみと感じられるようになってきました。
加齢は、生き物共通の宿命で、しかたがない事なのは、わしにも理解できます・・
最近は、とみに体力、気力が低下してきて、椅子に上がるのも出来なくなって、自信や誇りを喪失してました・・・
落ち込んでいたわたしに社長は、「チョコぉ、弱気になったらそれまでだよぉ・・」
「あきらめたらダメだよぉ」・・と、ある工夫をしてくれました。
わたしが、自分の力で椅子に上がれるように、三段座布団装置を設置してくれたのです♪
この重ね座布団装置で、わたしの体力でもこのように自力で椅子の上に登れたのです♪
いい顔だったのは、まだまだ何とか成るだろう・・・と云う自信と希望を感じたからです♪
様様な苦労の暮らしでも、投げやりにならないで、逆に様様な工夫を凝らす事によって、ありがたい暮らしに成るのだぁ・・と、わたしに自信と誇りを与えてくれた三段座布団装置から学びました♪
社長は、「生きる事は、戦いなのだよぉ、チョコぉ」・・と、諭してくれます・・・
三段座布団もわたしたちの暮らしの戦いの成果なのですね♪
2008年12月10日
夜のお墓でかくれんぼ遊び♪
社長は常々、健康的に山登りをして、抜けるような青い空、爽やかな風、それらの下で美味しいビールを頂くのが此の世の一番の幸せだよと、言ってますが・・・
でも、それは、社長の心の一部分のような気がします??
今夜は、12月なのに妖しい生温かい風が吹いていました・・・
こういう時の社長は、別の心になるようです・・・
「チョコぉ・・お墓に散歩に行こう」・・・と、町内のお墓に連れて行かれました・・
一般常識として当然、夜のお墓なんて、だれぇもいません・・・
わたしと社長の貸切墓地です♪
なにが、せっかくなのかわかりませんが・・・
社長は、せっかくのお墓だから、かくれんぼ遊びをしようと言い出しました・・・
わたしも、昔のように敏速に動けないので闇夜のかくれんぼなら出来そうだなぁと判断し、付き合いました♪
かくれんぼ遊びと云っても、たわい無いものです・・・
わたしが、木の陰に隠れてます・・・
社長は、「チょぉコぉ・・」と呼びます・・・
わたしは、つられて・・・「なぁにぃ・・」と顔を出します・・・
いったい、これが?かくれんぼ遊びなのなのでしょうか??・・
わたしは、こんな事をしていて、あまりにもバカらしく、もの悲しくなりました・・・
社長も、どうでもいいようでした・・・
本当は、死者との語らいを求めて此処に来たくなるのではないのでしょうか?
わたしにも、その気持ちは、解るような気がします・・・
もしかして、幾年か後に、ヨレヨレになった社長が、一人で、「ぉぉおぃ・・チょぉコぉ・・」と、闇夜の墓場で叫んでいるのでしょうか???
今回のように、わたしが一緒であれば怪しまれませんが、社長だけで暗闇のお墓で騒いでいたら、物議を醸しだすのではないのでしょうか???
2008年12月07日
温泉腹巻♪
お母さんが居なくなったら、例によってお家の中は社長の「暮らしの実験室」になりガラクタの山に囲まれます・・・
雪が積もった今朝、社長は例の「おしっこシート」を今度は細長くサランラップに包み、水で湿らせ、電子レンジでホカホカにしてました?
また、例の「温く温くビニル袋座布団」でも作っているのかと思ってました・・・
社長曰く、「これは、チョコの冬季散歩用のホカホカ腹巻だよぉ」・・・
「適当なサイズのビニル袋は無いので、サランラップで包む工夫をしたのだよぉ」・・・
「実は、温く温くビニル袋は冬の散歩用に使えないのかと実験していたのだよぉ♪」
と、寒い朝が嬉しそうでした。
下の写真はわたしの今朝散歩用身支度の(右から)セーター、ジーンズ、カーデガン、毛皮コート、そして今回新規追加の「温熱シート」です。
びっくりしました「温熱シート」は「腹巻」だったのです。
セーター、ジーンズを着て、ホカホカの「温熱シート腹巻」をお腹に巻きます・・・
その上にカーデガンをはおり、更にコートを着込みます・・・
モコモコで宇宙服を装着したらこんな感じかなぁと思ってました♪
わたしも若い頃は氷雪にもめげないで冬山を駆け回るくらい熱気にあふれてました・・・
でも今は、寄る年波で、いくら重ね着や厚着をしても、寒さで体の震えが止まらないほどの体たらくで落ち込んでました・・・
それがです♪
この「ホカホカ温熱腹巻」を巻いての散歩は、体にも目にも熱気が満ちてきました♪
背中は温かい♪
お腹も温かい♪
ぁぁああ・・温泉を背負っているようです♪♪♪
おもわず、目を閉じて「うっとり」してました♪
この腹巻は「温泉効果」があるようです♪
散歩しながらなのに、ほっこらとした気持ちになりました・・
とっても懐かしい想い・・このままで時間が止まって欲しい想い・・・等々・・・
勿論、温泉と違って、のぼせる心配もありません・・雪の中ですから。
希望が、見えてきました♪
このような工夫で今期も社長と一緒に冬山に行くことは可能ではないのでは♪?と。
社長は、チョコもわたしも加齢でイカレテきた分を「様様な発明工夫等々によって快適に幸せに」暮らしていこう・・と意気込んでました♪
でも、毎回、このような「温泉腹巻」を用意するのも面倒だねぇ・・・と、わたしにグチってました♪
わたしは、「電子レンジ温めホカホカコート」が作れないのかなぁと思いましたが・・社長に裁縫等の期待は酷なことなのは明白です・・・・・
2008年12月05日
元どおり、お母さんは病院に・・・帰りました・・・
今週は毎日、お医者さんがお家に来てお母さんに点滴をしてくれました・・・
点滴をしてもらったお母さんは、少しは楽になったようで・・・スースー軽い寝息をたてています・・
社長は、お仕事で会社に行ったり、ご飯仕度やらでワタワタしてます・・・
結局、わたしが、お母さんの布団の隅っこで毎日、付添をしてました・・・
いつもは寝てばかりいる、わたしですが、しっかり付添いをしなければ・・・と思うと、不思議なもので目がさえます・・・
わたしの出来ることはしれてます・・・
お母さんの顔をペロペロするくらいしか出来ません・・・
それでも、もぞもぞとうごめいている、わたしが命の鼓動・・・と、お母さんに感じてもらえれば・・と、思ったりしました・・・
このような、わたしの付添い暮らしも、今日で終わりました・・・
お母さんは、病院に帰りました・・・
社長は、「元どおりだねぇ・・・」と、寂しげに言いました。
確かに、元どおり、お母さんは病院に帰りました・・・
確かに、わたしと社長の暮らしも元どおりです・・・
わたしと社長、そしてお母さんも、頭がますますおかしくなってきたようです・・・
何が、どうして、元どおりなのでしょうか???
本当は、お母さんの帰るところは、お家のはずです。
本当は、お母さんも一緒に暮らしているはずです。
何が、本当で、なにが元どおりなのか、わたしには解らなくなってきました。
社長は、「人間は悲しいかな、環境に慣れる能力がすごいのだよぉ・・」と、教えてくれました、
でも、わたしはワンワンです・・・
お母さんの帰るところは病院ではないはずではないのではないのだろうと、
何が何だか解らなくなりました。
2008年12月02日
お家点滴に付添う・・・
やむをえず退院したお母さんは、病状が辛くても法律により暫らくは入院をすることが出来ないのです。
しかたがないので、お家でお薬を飲んで、じぃぃ~っと、お布団の上で安静にしてます・・・
でも、病院だろうが、お家だろうが、症状は変わりません、激しい咳、高熱等々で辛い状況は・・・続きます・・・。
わたしは、家族の一員そしてお母さんの子供として、わたしに出来ることを考えました♪
そうです・・わたしに出来る事、それは「付添い」デス・・
安静にしているお母さんの横で「付添う」のです・・
お仕事で会社に行ったり、ご飯仕度にお家に戻ったりでアタフタしている社長の代わりにわたしが、お母さんの横で気遣うのです♪
こうして、お母さんの横に、わたしの布団も敷いてもらって付添ってました♪
・・・それでも・・・・お母さんは辛そうでした・・・・
社長は、やはり、このままで・・・と云うわけにはいかないであろう・・・
と決心し、病院に連絡しました・・・
午後から、いつもの担当のお医者さん、看護師さんがお家に来てくれ、点滴をすることになりました♪
お父しゃんが籐の洋服架けに針金でフックを作り、それに点滴ビンを吊るして立派な「自宅医療設備」が出来上がりました・・・
社長は、合い間をぬって会社に行ってしまいました・・・
点滴の間、わたしとお母さんは静かなひと時を共有してました・・・
この状況は・・思うに・・決して・・楽しい嬉しいでは無いのですが・・・不思議な事に、わたしは幸せな気持ちを感じました・・・
静かに寝ているお母さんの傍らで・・・思い出してました・・・
わたしが赤ちゃんの時に病気し、お母さんに徹夜で看病してもらった事を・・・
こうして、今、このような状況でお母さんとわたしが此処にいることを・・・・・・・
・・・
暫らくして会社を早退してきた社長は、付添いのわたしに、
① お母さんが過呼吸になったら・・教えなさい。
② 加湿器の水が無くなったら・・・教えなさい。
③ 点滴に異常が有ったら・・・・・・教えなさい。
と、わたしに責任を押し付けて、居間で書類を見ながらお仕事をしてました・・・
わたしは命を預かる緊張感で・・お昼寝なんか出来ませんでした・・・
そしてお医者さんが再び来て点滴の針を抜いてくれて、「お家点滴」は無事に終了しました♪
社長は『チョコ、ありがとう♪しっかりと付添ってくれたね♪』と労ってくれました・・・
わたしは、その言葉を聞いて急に緊張が解れ、泣きそうになり、そして空腹を感じました♪
お母さんの、辛い状況に少しでも役にたった・・・
これをもって瞑すべきと云う事なのなのでしょうか・・・・・・・・・・・・・
わたしの小ちゃい脳裏に、懐かしいような光があふれたみたいです・・♪
このような事情で、今週は休暇を頂いて職場に出勤してません・・・
やはり・・・心配です・・・・
受付業務はどうしているのでしょうか?