« 。 | メイン | Ubiquitous Choko »

2009年04月25日

20030605_0651_000.jpg
2003年6月のチョコ


 チョコが居なくなってからの一週間・・・長い長い一週間でした。
 たくさんの方々から温かい言葉、コメントを頂き、お花や供物を賜り、皆様の人情に励まされました。
 所謂ペットロス症候群と云うのでしょうか、食欲が減少しウロウロ落ち着きが無く、身の置き場も無い、胸が締め付けられような暮らしが続いてます。と云っても辛い訳ではありません・・・何か爽やかな懐かしさに包まれ守られているような幸せ感、なのです。その感覚が日が経つほどに強くなります。
 数年前に、バッグ入りチョコと一緒に北大のA探検隊長を訪問したときに、その異様な風体を見た隊長から『ペットロス症候群と云うのは大変らしいよ』と助言を受けてました。私もそれなりに予測をしてましたので、このブログを書いたり本を作ったりの予防対策を講じたつもりでした。
 しかし、チョコの場合は私にとってはペットと云うよりもまさしく相方、つまりパートナーロス症候群とでも云うのでしょうか。24時間x365日x十数年間も私にくっ付いていた片腕を失ったような喪失感、寂寥感がおそってきます。
 片腕の相方を失うと、あらゆる事にその存在が無くなった戸惑いを感じます。私の暮らし、行動、予定等々にしっかりとチョコの存在を組み込んで思考する必要が無くなったのです。もうチョコのご飯をすり鉢で擂る事も必要なくなりました。
 可笑しい事ですが、自分でこのブログ「ワンワンの会社勤務」を何度も訪ねます。ここに来るとチョコと一緒にいるようなホッとする感覚に成れて救われます。
 ブログを訪ねて下さる皆様のコメント、気遣いが心にしみ入ります。

 チョコとの「ワンワンの会社勤務⑤」の出版約束もあります。暫らくはブログを書き足していきます。本来このブログは会社勤めチョコの業務報告でしたが、もうその制約はありません。業務報告でなくなったので本に掲載する記事は管轄税務署が業務部分と認める部分のみになります(笑)。
 後は業務報告とは無関係の内容の私の回想や「間借りのチョコ」とで、もう暫らくは続けていきます。夕陽をみている私自身に語るのでしょうか?

 時間が記憶を薄めてくれます。しかし記憶が薄まるのもやりきれないものです。
 私は自分の記憶が薄まらないように抵抗するほうを選択します・・・
 終わりの時にすばらしい記憶がよみがえるとありがたいなぁと・・・

(黒地の画面は緑内障の私の眼には楽なので、このままで続けます)


20030421_2050_000.jpg
2003年04月のチョコ 


投稿者 choko : 2009年04月25日 07:49

コメント

シフォンママ様、ありがとうございます。
先週まで、温かい布団でスヤスヤ寝ているチョコに『起きなしゃい、遅刻するよぉ』と毎朝言ってました。『チョコ、起きなしゃい』『チョコ、ご飯食べなしゃい』と。

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 21:21

もう一週間・・・
どんなに辛い事があっても時は経つんですよね
お父しゃんの言う通りペットじゃなく家族なんです
私もシフォンは家族の一員・大切な私の愛娘です
チョコちゃんは今何をしてるんでしょうね
『お父しゃんご飯食べなしゃい!ちゃんとネンネしなしゃい!』ときっと心配してる事でしょう
体調にはくれぐれも気をつけて下さい
これからもブログを拝見させて頂きます

投稿者 シフォンママ : 2009年04月25日 18:37

Kikurinさん 風に舞う雪を見てチョコを思い出して頂きありがとうございます。
私も風に舞う雪を見ると野坂昭如氏の『火垂の墓』のラストシ-ンの蛍の状景と重なります。なにか自然が私達を慰めてくれるような・・・

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 17:17

もこまま様 ありがとうございます。
姿が見えなくなったチョコですが、探したら見つかるような気になったりします。階段の下にいないのかなぁ。。。と。

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 17:10

チョコちゃんとおトしゃん、こんにちは。
おトしゃんの今のお気持ちが、我が事とかぶりながら読まれている方がこちらには大勢いらっしゃいますよね。
...私もその一人です。
あ、ウチの場合は“ワンワン”ではありませんが^^;

おトしゃんの涙、おトしゃんの悲しみ、チョコちゃんを愛されたおトしゃんが、今、どんなに淋しくいらっしゃるだろうなぁと思うと私も泣けてきます。

時間は有難いもので、悲しみも切なさも、ちゃんと納まるところにおさめてくれるようです。温かい想いと中和されていくように。忘れるということではなくて、心の中にはチョコちゃんがいつでもチョコンと居続けてくれるからなのでしょうね。
ユックリユックリで、いいのだと思います♪

投稿者 Kikurin : 2009年04月25日 13:16

今日もここに来てしまいました。仕事の合間にパソコンに向かいオトしゃんの近況報告を読みながら、涙しています。本当に
ペットと、言っても家族です。姿が見えないと夫・子供より
心配で探し回ります。本当に大切な家族です。大切に育てましょう。    オトしゃんのように。

投稿者 もこままより : 2009年04月25日 11:00

hikkey05様ありがとうございます。
一昨年にコメントを頂いてからhikkey05様のブログを拝見しておりました。
生きて暮らすと云う事の全てが伝わってきます。元気であれば希望が一杯です。私の経験の物言いですが♪

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 10:44

もう一週間がすぎましたか

ワタクシも毎日こちらを訪れています。

五年前にペットロスを経験しました。

ワタクシも愛犬の存命中から主治医の獣医さんに

ペットロスを予告されていました。

その時が来たとき喪失感に打ちひしがれました。

ちょこの存在が社長さんのこころの

しかるべきところにパズルのピースのように

しっくりはまるそんな時がくるといいなあ。と

願っています。

投稿者 hikkey05 : 2009年04月25日 10:18

ayu様ありがとうございます
全く役にたたないようなブログですが、お付き合いして頂け感謝です。
昔、ある銀行の親分に「浮世の付き合いをせぇ・・」と言われて、超高額な保険に一年だけ付き合った事がありました。彼はもう居ませんが付き合えた私に喜びの記憶が残ってます♪
それ以来、「浮世は付き合いだ」が私の好きな言葉です。

ayuさんも以前ワンワンを亡くしたのを存じてます・・・語り合う仲間に成れたら幸いです。

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 10:10

探検隊長、お気遣いに感謝です。
①「ハラスのいた日々」で著名な作家中野考次氏の著書等にも、彼自身も救われたのは似た者ワンワン赤ちゃんを飼って元気になったと記してありました。
「ワンワンが死んだよぉ」と泣いていた近所のおじさんも、新しいワンワンと暮らし始めたらすっかり元気になりました。
 しかし、私には次のワンワンと暮らしていける環境を責任を持って維持するのは無理だと諦めてます。
②チョコが居なかったと考えるのは楽ですねぇ・・・でも私も居なくなってしまいます(笑)
③私は没法子を背負って歩いて行こうと思ってます♪

投稿者 チョコとおトしゃん : 2009年04月25日 10:07

北海道は今日もいい天気ですね。あの晴れ渡る青々とした空に、チョコの顔が浮かんでくるようですね。チョコは社長さんや私たちを見守ってくれていますよ^^

ブログ、もう暫く続くんですね。無論、自分もお付き合いさせて頂きますよ。

投稿者 ayu : 2009年04月25日 09:39

 ペットを飼った事もなく、ましてや動物(というより人間のか)のお医者さんでもないのですが、ペットロスを治療する二つの方法があると考察しました(患者にとってはかなり過激かもしれません)。
 一つ、別のペットを飼う。医学的にいえば病名を変えるのに似ています。ペットロスの病名をペットゲットの病名に変更したので、以前の病気はもう考える必要がなく、病気は治ったとみなす。これは何か誤魔化しのようですけれど、効果はありそうです。
 二つ、病気そのものを消してしまう。つまり、ペットは元々居なかったのだと考える。これは、一般の病気が生身の人間に生起するなら、生身の人間に消えてもらう、といった乱暴な理屈で、治療を超えているといえばいえるのですが、確実に病気を“無くす”ことができます。
 まあ、ペットとは無縁な第三者の戯言と聞いてください(健康な人間は病人に冷たいものです。すんまそんm(_ _)m )。

投稿者 探検隊長 : 2009年04月25日 09:35

コメントしてください♪

☆☆☆☆☆☆ スパムコメント対策のため【確認】後に投稿して下さい(管理人)  ☆☆☆☆☆




保存しますか?


(← 一旦確認して下さい・・その後投稿できます)

☆☆☆☆☆☆ スパムコメント対策のため修正しました(管理人)  ☆☆☆☆☆