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2009年06月28日
くりかえす暮らし・・・
一月前のあの時、焼山頂上のわたしの目線の先には札幌岳が玲瓏とそびえてました♪
もう、あんな遠くの山に登ることはないだろう・・・と思っていたのに・・・
一月後の今日、皆で札幌岳に来てしまいました♪
おトしゃんは6年ぶり、わたしは初めてです♪
わたしは冷たいビールと一緒にリュックサックの中でおりこうさんにしてました♪
頂上に着いたおトしゃんはわたしを抱っこして石の上に乗せてくれました♪
わたしとビールの記念写真です♪
2年前も同じでした。
高い山の頂上の石の上におトしゃんが抱っこして乗せてくれました♪
そういえば、あの時のわたしは今日と同じ黄色い服を着てました。。。
おとしゃんもあの時と同じ服です。。。
そうなのです・・・あいかわらずわたしも山に連れて行ってもらい、
おトしゃんは頂上で氷で冷やした冷たいビールを飲み、
わたし達が暮らしている大地を実感し、
いつも、いつも同じような暮らしをし続けようとわたしとおトしゃんはあがいてます。
そうなのです、何も変わらないようなのですが、どうゆう訳か、時間の流れと共に大事な何かが一つずつ消えていくような気がします。。。
それでも、記憶が残っているだけでも、ありがたいことなのでしょう・・・
時間に流されない山に登って、記憶の確認をするのでしょうか・・・
2009年06月27日
不思議な写真 - ②
この写真は、何なのでしょうか???
わたしには解りません??
でも、どうしても、とってもとっても懐かしいのです??
おトしゃんは、
『
お空の雲の形の綿飴だよぉぉぉ・・・
』
と、信じられないような説明をしてました?
そういえば、わたしと音痴のおトしゃんでお空を見て、歌を作り、散歩しながら・・・歌ってましたねぇ♪
♪♪♪♪♪
大きな雲はおトぉおしゃん♪
小ちゃい雲はチョコちゃんですよ♪
青いお空の原っぱを♪
ヨイショヨイショ走ったねぇ~♪
おトしゃん、チョコしゃんは幸せだったよぉ~♪
♪♪♪♪♪
【 クシコスポストの曲で歌ってましたねぇ~ 】
それにしても、わたしが勤務していた会社では、綿飴は取り扱ってなかったはずです・・・
おトしゃんは、綿飴をペロペロしたいのでしょうか?
飴を床に並べたら、ベタベタと綿ゴミが付くのではないのでしょうか?
おトしゃんは、わたしと云う存在を失って、とうとうイカレテきたのでしょうか?
おトしゃんは、何をどうしたいのでしょうか?
おトしゃんは、何を待っているのでしょうか?
2009年06月23日
【 おトしゃん ありがとう 】
今まではお仕事に追われて気がまわらなかったのですが、最近はわたしの心にも余裕ができました。
かねてから思っていたことがあったので、以前から何かとわたしを励ましてくれていてお世話になっているワンワンの「レナ」さんに相談をしました。
チョコ:『
レナちゃんは 父の日に おトしゃんに 何か プレゼントをするのぉ?
』
レナ:『
私は お父さんが お酒が 好きだから 私の写真入ボトルのお酒を プレゼントしようと 思っているのだよぉ~
』
チョコ:『
えぇぇぇ・・そんなのがあるんだぁ・・・ わたしは長年 勤務先とお家の往復のみの お仕事一筋の暮らしをしてきたので そんなお酒があるなんて知らなかったよぉ おトしゃんもお酒が好きなので 大好きな おトしゃんに感謝の気持ちを込めて プレゼントしたいのですが レナちゃん お願いできますかぁぁ
』
レナ:『
いいよぉ~ん♪
』
この件を、レナさんはレナさんのお姉さんに伝えてくれて、昨日、おトしゃんのもとに
「父の日特別限定バッグ入りチョコ」ラベルの特別本醸造清酒がおトしゃんのもとに届けられました♪
レナさんとレナさんのお姉さんが、ラベルのデザインをしてくれました。
しかもラベルには・・・
【 おトしゃん ありがとう 】
と、わたしの心からの気持ちを察して書いてくれてました。
【 おトしゃん ありがとう 】に、
おトしゃんは絶句してました・・・・
眼を赤くしてました・・・・
深い深いため息をついてました・・・・
胸が苦しそうでした・・・・
泣きそうでした・・・・
もしかして泣いていたのかもしれません・・・・
わたしとの15年間の暮らしの思い出がいっぺんにおしよせてきたようです・・・・
わたしからの【 おトしゃん ありがとう 】に 今までの辛かった事、楽しかったことがワァ~ァットおしよせてきたようです・・・・
勿論、父の日のプレゼントを頂くのも初めてなのです。
しかも、もうこの世に存在していないわたしからなのです・・・・
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おトしゃんは、誰にお礼を言ったらいいのか錯乱してました♪
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わたしは解ってます♪
レナさん レナさんのお姉さん ありがとうございました・・・・
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わたしとレナさんの会話は同封されていた、レナさんからのお手紙から引用させて頂きました。
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そういえば、ビンの後ろに手稲神社御守付骨壷が写ってますねぇ???
わたしの骨壷は健康祈願骨壷なのでしょうか?
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2009年06月21日
傾いたママで生きる♪
おトしゃんは、わたしが居なくなったのをこれ幸いと週末は毎週のように近郊低山登山に出向いて喜んでます♪
昨日は、探検隊の面々と百数十回目の藻岩山に行きました。
帰路、同行のN支部長がおトしゃんの後姿を見て、鋭い指摘をしました。
『もう、チョコのバッグを背負ってないのに、右肩が下がっているぅぅ!!ょょぉぉ』と、
云われてみれば、否定のしようがありません、写真を見るとその事実は歴然としてます。
思い起こすと、昔からわたしのバッグがずり落ちないように右肩下がりの姿勢でおトしゃんは15年間も生きてきたのでした・・・
曲がった体と心になってしまった結果は諦めるしかないですねぇ♪
でも、わたしはもう存在していないのです・・・・
バッグを背負わないのにどうして右肩下がりになるのでしょうか?
やはり、体に染み付いた記憶は簡単には消えないものなのでしょうか?
・
・
・
朝早く、藻岩山登山を成し遂げた社長は、暇と体力を持て余し、午後から再び山に行こうと言い出し、わたしのようなものをバッグに積み込んで山部川分岐点探検に出かけました♪
やはり・・・、わたしが居ないお家で一人で居るのは辛いのでしょうか???
雨模様の山道は貸切でした♪
3時間も山中で誰にも会わないで札幌近郊の秘境を、おトしゃんはわたしのようなものを収納したバッグを背負って彷徨していてました・・・
そして、セルフタイマー記念写真です♪
ぁぁ、何も変わっていませんねぇ・・・
わたしを背負う必要がないのに、いつまでもわたしのようなものを背負って「この世」をうろついていては、曲がった体は曲がったママでしょう♪
徹底して右肩下がり志向なのなのでしょうか・・・
右肩下がりの姿勢を平らな姿勢、正しい姿、に戻すのはもう絶望的なのでしょうか?
もしかして、わたしが居なくなって気楽になり、堕ちて壊れる暮らしを楽しんでいるのでしょうか???
お得意様から、右肩下がりの将来の展望が見込めない会社と思われたらどうしましょう?
社長の右肩下がりの姿勢は、銀行さんから業績悪化と思われたら如何しましょう?
わたしはワンワンでしたが、わたしが勤務していた会社の記憶はわたしの暮らしの支えでした♪
わたしが心配してもしょうがないことなのですが・・・
もう、社長に健全な心、正しい姿勢を維持するのは絶望的なのでしょうねぇ・・・
本人は、傾いたママでもなんとか生きて暮らせそうだ・・・と、楽観してます・・・が♪
・・
・・
・・
そして今日は、あの「夢の瓶詰」を自信満々で病院のお母さんに持って行きました♪
そうです、冷蔵庫で保存しないでも何時でも頂けるおトしゃん特製「幸せのオカズ瓶詰」なのです♪
ぁぁ、美味しく頂いているお母さんの笑顔が目に浮かびますねぇ♪
笑顔は喜び、つまり明るい未来、と云うことはわたし達も「幸せ瓶詰」効果で右肩上がりの暮らしが望めるのですねぇ・・万歳万歳万歳♪
・・
・・・
???
2009年06月19日
不思議な写真
この写真は、何なのでしょうか???
わたしは解りません??
でも、何故か、とっても懐かしいのです??
おトしゃんは、
『
チョコが居なくなって・・から・・・今日で2ヶ月・・・
今日は、チョコの命日だねぇ・・・
』
不思議な写真についてはなにも語りませんでした。
2009年06月17日
瓶詰への特別な思い・・・
何かを、しようとしなければ、頭が変になると・・・社長は云ってます・・・
わたしは、一生懸命にお仕事をしたらいいのにと思ってますが・・・
社長は、お仕事で疲れた思考の回復には瓶詰作りが効くと・・・瓶詰作りを始めました♪
瓶詰を作って元気に成るなんて・・・世間では理解されないでしょうに?
でも、間借りのわたしにはその辺の事情は理解できます、晩ご飯のオカズの製作と瓶詰作りは暮らしの方針が同じなのですから♪
と云って、お料理の心得、知識、常識までも全く皆無な社長に難しい調理は本人もヤル気が無いのです・・・
とにかく手間をかけないようにと、冷蔵庫のしなびた野菜とお刺身に成れなかったイカをチョンチョンと切り、市販の「八宝菜の素」で、なにやら調理を始めました♪
記念写真用に、わたしのようなものに夏用の事務服を着せてくれました♪
目的は、「常温長期保存可能八宝菜瓶詰」の製作なのです♪
調理の仕方等知識の無い社長のフライパン写真は恥ずかしいので小さいママです♪
出来上がった「八宝菜のような」オカズを先日調達したドイツ国のガラス瓶に詰めます♪
専門用語で「肉詰め」と云うそうです♪
社長は、専門書を読んで得た知識を周囲の善良な仲間に吹聴してマス♪
これまでの、社長があみ出した瓶詰作りでは、加熱殺菌前に電子レンジで「脱気」行程が必要でした♪
火傷の危険を鑑みてゴム手袋でアチアチ瓶を触って苦労してました♪
でも、今回の方法は、楽チンのようです。
「肉詰め」したビンをそのまま過熱殺菌なのです。
ぇえ~、何時、どのようにして「脱気」をするのでしょうか?
社長は
『
これまでは、加熱殺菌前に、アチアチと辛い思いをして「脱気」していたのけれど・・
このガラス瓶のスプリング密閉方式では加熱殺菌後の減圧過程で、圧力釜よりも温度低下が遅い内部のビン温度差による減圧沸騰現象で「脱気」されるのだぁ♪
』
と、「脱気」に確信を得て自信ありそうでした♪
特製自作計器付圧力釜の温度は120℃なのです♪
しかし大事なのは釜の温度ではなく、中のビンの中心温度を120℃で4分間の高温殺菌をすることだと、社長は念入りに十数分も過熱してました♪
わたしは、おトしゃんに間借りしていてなんとなく理解しました♪
本当は、社長は、料理にはあまり熱心では無いのでは・・・と、
圧力釜が蒸気を発してシュッシュッシュッシュしているのが嬉しいみたいでした♪
きっと蒸気機関車関連のお仕事で生計をたてて人生をまっとうしたかったのではなかったのでは、なかったのでしょうか♪
お釜は気楽にシュゥ~シュゥ~騒いでました♪
ぁぁ涙と努力と研究の成果の長期保存可能八宝菜瓶詰の完成です・・万歳万歳♪
写真では見えませんが、ビン内が真空ゆえ、グツグツと沸騰してます♪
一応、確認のためビンのひっくり返し姿の記念写真です♪
おトしゃんは、こうして持っていたら室温でも・・・
『
チョコぉ、グッ・・グツ・・と沸騰して、手に振動が伝わるよぉ・・・
心臓の鼓動のようだよぉ♪
生きているようだよぉ♪
』
わたしには、もう心臓の鼓動を求められても、出来ないことなのです・・・
沸騰は心臓の鼓動に似ているのでしょうねぇ・・・・
ぅぅ・・わたしにはどうしようもないのです・・・
わたしはおトしゃんに最後の最後まで瓶詰作りのお手伝いしてましたからねぇ・・・・
おトしゃんの心には瓶詰に特別な思いがあるのでしょうねぇ・・・・
2009年06月14日
五十六日・お花とお話♪
先週の日曜日はわたしの四十九日でした。
今週は五十六日なのです♪
で、あるのでしたら、来週は六十三日なのでしょうか?
こんな事を考えているおトしゃんは、七の倍数地獄から逃れられないのではないのでしょうか?
今日は、おトしゃん自身が、このような意識を乗り越えて明るい暮らしを具現化するために瓶詰を作るべき日曜日だったのです♪
ところが、この世は何が起こるか予測出来ません?
わたしの四十九日に頂いたお花籠の花が枯れかかってきた今日、大きなお花が咲いたのです♪
二つも三つも♪
どうしてなのでしょうか?
土に生えていて、生きていたお花が切られて花瓶に入れられて余命僅かだった蕾みが開花したのです?
わたしもおトしゃんも仕事仕事で生きてきたので、お花の事情など知りませんでした♪
ぇええええ・・・もしかしたら・・・と、会社のおばあちゃんのお部屋のお花を見に行きました♪
ぁああああ・・・やはり、先週に頂いてヨレヨレになっていたお花の蕾みが開花してました♪
どうしてなのでしょうか?
お家のお花と会社のお花はお互いに知り合いではないのです・・・なのに・・・どうして・・・一緒に・・・咲くのでしょうか?
何か、わたし達には知りえないお花さん達の付き合いがあるのでしょうか?
夕刻、おトしゃんは、何時もわたしと散歩していた河辺の道を一人散歩してました・・・・
あぁ、此処にも、急にお花が咲いてました?
白いお花です?
なんと云うお花なのでしょうか?
お花を研究しているA先生でしたら知っているのでしょうが、おトしゃんもわたしも解りません。
でも、わたし達に微笑みかけてくれるのは解ります♪
どうして、こんなにタイミング良く、お花が咲くのでしょうか?
おトしゃんも、不思議に思ったようです・・・
でも・・・いちいち・・・この理解不能の現象を追求する気力も失せているようです・・・
それでも、嬉しそうに
『
お花が、私に語りかけてくれたのを、僕はしっかり意識したよぉ・・・
花の気持ちが初めて解ったよぉ♪
』
やっと、おトしゃんも、お花の気持ちが解ったようです♪
お花を贈ってくれたヒトの心も、解ったのでしょうか?
この歳になって、初めてお花と会話が出来たぁ♪と嬉しそうでした♪
わたしと暮らした14年間は無駄ではなかったのですねぇ♪
お花に浮かれていて、瓶詰の事は、触れてほしくないようでした・・・
いっぱい、お花が咲いたのはわたしからのおトしゃんへの激励の連絡と素直に考えてもいいのではないのでしょうか?。。。。
2009年06月11日
瓶詰研究再開♪
あれから四十九日間もボンヤリと過ごしていた社長でしたが、「これからは日々の暮らしに目的を持って前向きに生きていこう」と云ってました。あたり前の事を云う社長はどうも怪しいのですが?
そのせいなのでしょうか?またガラス瓶を大量に調達してきました。
やはり、前向きな生き方をするにはガラス瓶が必要なのでしょうか♪
そういえば、社長は「長期保存可能補助オカズ瓶詰」の研究をしていたのでした。
以前にも大量のガラス瓶を集めてきて嬉しそうにしてましたねぇ♪
【わたしと瓶詰の記憶はおトしゃんが日々の暮らしにあがきもがいていた時の忘れ難い思い出なのでしょうねぇ】
なのに、どうして新しいビンを調達したのでしょうか?
実は、以前に作った瓶詰には重大な問題があったのです?
せっかくオカズを詰め高圧殺菌をしてお母さんの病院に持参し、いつでも頂けるようにベッドのサイドテーブルに置いてきても、力の無いお母さんにはビンを開けることが出来ないのです。しっかりねじって真空を保つように閉めた蓋は男の人でも力がいる仕事なのです。
蓋を開ける事の困難さに気がつかなかったのです・・・結局、お母さんはビンを開けられなくて、食べられなかったのです。。。
メゲない社長は、家庭で簡単に高圧真空殺菌をしたビン詰めを作れて、しかも弱い力でも簡単に蓋が開けられると云う大矛盾を解決しようと悩み続けていたのです。
そして、その難問解決の方法としてこのビンを用意したのです♪
100年前からドイツ国で研究改良されたビンだそうです。
ガラスのビンにゴムパッキンをして上にガラス蓋をするだけの簡単な構造で、気密を保てるのでしょうか?
社長は、入念な気密実験を重ね、週末には納得のいく瓶詰めを作って病院のお母さんに持っていこうとわたしの代わりにビンを撫ぜてました♪
楽しみですねぇ~♪
2009年06月07日
四十九日の逡巡
たくさんの心のこもったお手紙を頂きました。
お花もいっぱい頂きました。
わたしは読めませんが絵本まで頂きました。
もうわたしは床屋さんをする必要が無いのに、移動ワンワン美容室の自動車も来ました。わたしを可愛く床屋さんしてくれたIさんもお花を持って来てくれました。
もう出会うことも無いと思っていた「移動ワンワン美容室自動車」に会えました♪
たくさんの慈愛を頂き、わたしもおトしゃんも感無量で眼が赤くなりました・・・
そうなのです、今日はわたしの四十九日なのです♪
あれから・・・
四十九日の間、おトしゃんは、わたしが一緒でなくても銀行にも床屋さんにも出かけられるように逞しい精神力を持ち始めました♪
会社でも、わたしが横に居なくてもキチンとお客様との打ち合わせや会議をこなしてます。
足元でご飯をせびるわたしが居なくても立派に1人でご飯仕度も出来る様になりました。
わたしが居なくても、1人散歩を続けてます♪
時の流れは連連と続きます・・・しかし浮世ではケジメと云うのも大事です。
しとしと雨の日曜日、おトしゃんはわたしのメモリアルコーナーの埃を払い、お花を飾って1人で1分間の黙祷をしてました・・・・
あれから今日まで、わたしの代理でわたしのような事をしてくれていた、わたしのようなもの達にもありがとう・・と云ってました。
四十九日の内はおトしゃんの周りをうろうろ彷徨っていてもいいそうですが・・これからはいよいよ旅立ちをしなければなりません・・・
もう、浮世にはお母さんの事とかの少ししかの未練しかありません。
きりがないので、おトしゃんの心の中での間借り暮らしも終え、お星様になって、おトしゃん、そして皆様の幸せを願うお仕事に就こうと考えてます♪
そうです、天に昇ってお星様に成るのです☆☆☆
天のおばあちゃんと暮らすのです♪
お手紙、お花、慈しみの心、をくださった皆様も「チョコちゃん、ありがとう・・・さようなら・・・」と旅立ちを祝福してくてたのです♪
49日前の深夜、わたしの意識が無くなりそうになったとき。わたしの枕元でわたしを撫でてくれたいたおトしゃんの頭にわたしの頭をわたしの力を振り絞って寄せました・・・・
わたしの万感の感謝の心の表現でした・・・・
あの瞬間にわたしの全ての想いをおトしゃんに託しました。おトしゃんは『チョコぉ・・』と声にならないような声を出してましたがしっかりと解ってくれました♪
わたしは最後の最後まで幸せでした・・・
『ありがとうございました・・・・・・さようなら・・・お星様になります』♪
???
・
・・
・・・
ところで、お星様になるのにはどうしたらいいのでしょうか?☆
どのような手続きが必要なのでしょうか?
おトしゃんに訪ねても・・・
『
お星様に知り合いも居ないし、具体的な体験談も聞いたことがないなぁ・・・
こまったねぇ・・・
』
では、わたしはどうすべきなのなのでしょうか?
四十九日なのです、お星様に成って、あの世とこの世、わたしとおトしゃん、のケジメをつけるのが礼儀であり常識なのではないのでしょうか。
おトしゃんは・・・
『
チョコぉ・・・焦らなくてもいいよ・・・
これからもまだ初盆、生誕15年記念日、とかの出番があるよぉ・・・
』
何事にも優柔不断なおトしゃんは四十九日になってもわたし達の今後の行く末の決断をしかねて逡巡してました♪
やはり、もう暫らくは間借り暮らしが続くのでしょうか?
2009年06月06日
山で、わたしとお話♪
わたしが軽くなったら、社長も心が軽くなったようです♪
ま、以前から軽薄が服を着ていた様なヒトでしたが・・♪
そのせいか先週今週と、お気軽登山三昧です。
今日は社長の登山の師匠のS会長に案内をお願いし、N支部長に自動車運転をお願いし、Iさんに食材等をお願いし、何故なのか社長はシッカリと焼肉用ガソリンストーブとフライパンを抱きしめて浜益の秀峰、伝説の黄金山登山です♪
わたしはわたしのようなものとなって社長のリュックサックの中でおりこうさんにしてました♪
左肩にあの黄色いバッグを背負わなくてもよくなった社長は鼻歌を歌ったり、背中のわたしに語りかけたりでニコニコ登山です♪
わたしが居なくなってから気が抜け呆けた社長をブヨ軍団が襲ってきました・・・・虫除けも蚊取り線香も用意が無い社長にまとわりつきます。
『
急な登りで口をはぁ~はぁ~パクパクしていたら口に入ってきた何匹もの虫を食べてしまった、しかしきっと今後は多分・・・ブヨ免疫もついて痒みに強い体質に改善されるであろう・・・
』
と喜んでました♪
山登りの目的は頂上でビールを飲んで焼肉を食べる事と定義している面々です。さっそくお肉をジュージューします。
かってわたしも一緒にお肉を頂いた頃は、わたし用に塩無しお肉を焼いてくれたのですが、わたしがもうお肉も頂けなくなったのを、これ幸いとお塩もタップリかけてウメウメと嬉しそうでした♪
楽しい宴会でしたが、社長は今回は珍しくビールの本数を控えてました・・・
やはり、この頂上近辺で酔って足がふらついて、滑落して即死するのがまだ早いと判断したのでしょうか?
まだ、わたしに会いにくるのは時期尚早なのでしょうねぇ♪
わたしもリュックから出してもらいました♪
うわさに違わず、頂上は大展望です。例によってわたしに山座同定をしてくれました♪
わたしの視線の彼方は郡別岳と云う山だそうです・・・・
何度も登っているS会長、途中まで行ったN支部長、ファイト満々のIさん・・・皆様はそのうちに登りましょぅと眼を輝かしてました☆
社長はその話は聞こえないふりをして仲間に入らず下を見ていたのをわたしは見逃しませんでした・・・
やはり、心臓、血管、神経、膝、腰、眼、そして気力等々の衰えが自身の「悪徳の報い不養生の不幸」のせいだと自覚しているから・・・・なのでしょうか?
やはり・・・なんとなく気合を感じますねぇ~♪
ぁぁわたしもおトしゃんも、生きていたのですねぇ♪
楽しかった山行を、うんとうんと懐かしがりまぁしょぅぅぅ・・・・・
2009年06月03日
コチョウランのしたにて
もうこの世に居ないわたし宛に届いたのです♪ありがたいことです。
お手紙も一緒でした♪
『チョコちゃん ありがとう たくさんの感謝を込めて』・・と
T様からでした。T様、ありがとうございます。
社長は、子供の頃から花に親しむとか花を愛でるとかの感性は皆無なヒトでこのお花を見ても何のお花か解らなく付属の名札を見て『あぁっ これが有名なコチョウランなのかぁ』とびっくりしてました♪
普段はおばあちゃんの仏前に供える菊とかカーネーションくらいしか意識にないヒトなのです。
初めて見たコチョウランのしたに何故かわたしのようなものを並べ・・・
『
生前のおばあちゃんや病院のおかあさんに見せたら、キャーキャー言って喜ぶだろうなぁ・・・
私がランの花を育てる事になるなんて・・・
』
育てるのが難しいと云われているランの事を考えて、その責任、重圧に社長は瞑目し深く思いを凝らしてました。
付属の説明書には、直射日光は避けて、適度の湿度と15℃以上の室温で、水は22℃前後のぬるま湯で、花が終わったら1000倍に薄めた液肥を与えて・・・・
最後に「その他、詳しくは専門書をご覧下さい」と、書いてあるそうです♪
・・・と云う事は、いいかげんにしては花の命にかかわる・・・と云う事なのでしょう・・・
ランを育てると云う重い決断をした社長は気をとりなおし、
『
チョコの時のように
寒がらないように暖かい服を着せ、温く温くビニル袋を用意し、
一日5回のすり鉢スリスリ注射器ご飯を作り、食べさせ・・・
注射器でポカリスエットを薄めた水を与え・・・・
時間が気にして、あらもう心臓の薬だ目薬の時間だ と・・・
あの頃の暮らしに比べたらコチョウランの世話なんか簡単さぁ♪
』
と、世話する対象が出来て嬉しそうでした。
先日頂いた「ミッキーマウスの木」と一緒に社長の横に置いて世話をするのでしょうか?
もうこの世で逢えないわたしの代わりに「コチョウランの会社勤務ブログ」にするのでしょうか?
いくらなんでも・・・・社長でも・・おトしゃんでも・・花の気持ちを察してブログを書き続けられないでしょう・・・・
何年も何年も、わたしなりにおトしゃんを気遣って一緒に生きてきたわたしとは根本的に違いますからねぇ♪