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2010年01月21日
遺児の眼差し
おトしゃんの親友のOさんが遠いところへ旅立ってはやひと月です。
Oさんのご家族様も落ち着かれた頃だろうと云う事で大昔の同級生の小樽のYさんと一緒にOさんのお家に御焼香に先日伺いました。
Oさんのお家にはOさんの遺児のラピさん(13歳)がおりこうさんにしてました。
わたしは若い頃におトしゃんに連れられて一度お会いしたのを記憶してます。
今回同行のYさんは仏前の御花を添え、そして桃色のお洋服等を持参してラピさんに着せて女性らしい気遣いをしてました♪
そして皆んなでお話をしました・・・
生きている側のおトしゃん、Yさん、Oさんの奥様、Oさんのお母様、ラピさん・・・
あちら側のOさん、わたし・・・で・・・
ラピさんはおトしゃんの服をクンクン嗅いでました。何年も洗っていない背広にはわたしの匂いが染込んでいますからねぇ・・・
おトしゃんはラピさんにナデナデをしながらあれこれ話し掛けてました。
久々の「生ワンワン」との会話ですからねぇ・・・
。。。。。。。
。。。。。
。。。
帰りがけ、ラピさんは黙っておトしゃんの目を無垢の心で見つめ続けてました・・・
おトしゃんにラピさんは、何を伝えたかったのでしょうか?
二人は、数分間見つめあってました。
おトしゃんは、OさんとOさんの遺児ラピさんとが重なって見えた・・・と云ってました・・・
『
あの眼差しは最後のお別れの時のOさんの眼差しだった・・・
Oさんがラピさんの目をとおして心を伝えてくれた・・・
』
と。感動してました・・・
わたしは、わたしの経験に基づいて違うのではないかと考えました。
おトしゃんに、おやつをねだっていた眼差しだったのではないのでしょうか?
投稿者 choko : 2010年01月21日 05:50