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2010年04月10日
春を迎える心の準備・・・
あれから一年、おトしゃんはわたしが居なくても、居た頃と全く同じ様に生きてます。
と云うか、同じようにしか生きられないのでしょう・・・・
今日は冬囲いの取り外し作業です。
内心では、『ドーセ、また冬が来るのだから、このママでも良いのではないか?』と思っておるようなのですが、やはり世間体と云う事もそれなりに気にしているようで重い腰をあげました。
冬囲い外しといえば、必ずわたしはお手伝いしたものでした。
もう、わたしは居ないのに、やはり一人で作業をするのは不安なのでしょうか?、例年の如く(わたし)をダンボール箱に入れて作業開始なのです。
もう一年も過ぎたのに、未だこうしないとやっていけないものなのでしょうか?
昨年のあの頃は一ヶ月以上も注射器お粥で頑張ってました。
体重も3kg以下になり、それでもヨロヨロとお庭をうろついてました。
うろつく事に理由が有った訳ではありません、フラフラしながらでも土の上を歩きたかったのです。
わたしは、本能的にもう何日も生きられない事を感じてました・・・・
お庭の中から外を見つめ、わたしとおトしゃんが暮らしていたこの空間をしっかり感じておこうと思ってました・・・
わたしが居なくても、なんとか冬囲いの片付け作業は終了しました。そして(わたし)をダッコして記念写真です。
何の記念なのでしょうか?きっと諸諸の卒業記念のつもりなのでしょう?春は別れの季節ですからねぇ・・・
昨年、4月9日はとうとうお水も飲めなくなった日なのです。
おトしゃんは、水飲み容器を変えたりして工夫をしてくれたのですが、もう自分でお水を飲む力も無くなってきてました・・・
あの日以降はおトしゃんはお水を注射器で飲ませてくれました・・・
おトしゃんも注意深くわたしの喉の乾きを察しながら必死になって暮らしていたのです・・・
そして、あの頃から睡眠をとる事も難儀するようになりました。
何時もでしたらわたし達は午後9時前には寝てしまうのですが、辛くて夜中に起きてしまうのです。
春がきたのにおトしゃんとはもう一緒に暮らせないのが解ってました。
心の準備をしながら、わたしは、悲しくて布団の上で泣いてました。
この夜はおトしゃんは、ビールもひかえて、わたしが辛くないように背中をさすりながらいつまでも一緒に起きてました・・・
投稿者 choko : 2010年04月10日 20:50
コメント
Kikurinさん、ありがとうございます。
嘆いたり、希望を持ったりしながら雲の流れのようにアッと云う間の一年だったのか?
チョコが居なくなった以外に何も変わらない長い長い一年だったのか?
繰り返し繰り返し、季節が思い出を連れてめぐってきます。
投稿者 チョコのおトしゃん : 2010年04月10日 23:18
空ママさん、ありがとうございます。
長年、私の側に居たチョコはこの一年で私の心の中に住み着いてしまいました♪
今年の桜も一緒に見に行きます♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2010年04月10日 23:05
淋しくても、悲しくても、ヒトはそれを受け止めて受け入れて生きていかなくてはならないのですよねぇ。
泣いていても笑っていても、時は過ぎていくものですし。
1年...早いものですね。
チョコちゃんとおトしゃんの日記を読みながら、しみじみと思います。
そして、おトしゃんのあったかハートを、いつも感じます。
冬囲いの取り外し作業、お疲れさまでした♪
投稿者 Kikurin : 2010年04月10日 22:54
もう、一年経つのですね・・・
本当に早いものです。チョコちゃんは
ずっとおトしゃんの側にいるのですね。
チョコちゃん、もうすぐ桜の季節ですよ・・・
投稿者 空ママ : 2010年04月10日 22:19