« 2010年09月 | メイン | 2010年11月 »
2010年10月30日
いつの日か、この藻岩山の記憶よ、よみがえれ♪
ひっくり返った倒木の写真を撮っても気持ちが惨めになります。
やはり、山に登って美しい風景を写そう・・・と、皆んなでお手軽な藻岩山登山です♪
おトしゃんは、この写真のような風景を写したかったそうです。
澄みきった碧空、すくっとそびえる電波塔、白い雪を頂く遠くの山々・・・わたしもおトしゃんと数十回も登った藻岩山頂上のレストランの屋上の国土地理院の標識の上にテントを設営してビールと焼肉を頂くのがわたし達の夢でした。
以前はレストランも営業していて、観光客さんも大勢いたのでこのような振舞は遠慮してました。そして今日、全ての条件は整って、この夢のような風景写真が写せたのです♪
おトしゃんの壊れている心には、このような風景がとてつもなく美しく見えているのです。
あんな所にテントを設営した様子が美しい風景なのでしょうか?
おトしゃんには南極の観測基地等で活躍している気分なのかもしれません♪
ぁ・・わたしもいたのですねぇ♪
永年お世話になった藻岩山展望台です。
来春には壊され、新しい施設に建て替えるそうです。
未来より過去を振り向きながら生きているおトしゃんにとっては心に刻んでおきたい風景だったのです。
わたしも、おトしゃんの気持ちが理解できます。
役務を終えた展望台やら鉄塔に『ごくろうさんでした』と、ねぎらいの気持ちだったのでしょう・・・
思い出の場所が無くなってしまうのですねぇ・・・・
でも、幸せだった思い出を持っているのですから、善しとすべきですよぉねぇ♪
2010年10月29日
大量の倒木の謎?
めっきりと冷え込んできましたが、お天気はピカピカの快晴です。
出社したおトしゃんはあまりにもお天気がもったいないと云う理由で午前中の山登りを決断しました。
同行のS本部長は「仕事は大丈夫?」と案じてくれましたが、おトしゃんは「仕事はいつでも出来るけれど山にはいつでも来れないから・・・」と、うそぶいてました。
夏の終わり頃からこの辺に熊さんが引越してこられて、暮らしているようなので、『立入禁止』となっている山域に登るのです。
と云う事情で山の名前は証せませんが、久しぶりのS台(札幌時計台ではありません)です。
先日降った初雪がうっすら残っていると思っていたら・・・
なんと・・・
雪があるのはあたりまえなのですが、どうも山の様子がおかしいのです?
よく見ても、見なくても変なのです?
あちこちで、木が倒れているのです?
台風が来たわけでもないのですのに?
枯れて倒れているのでしたら寿命と諦められるのですが、青々とした葉をつけたまま『無念』と云う様相でひっくり返っているのです?
山の大ベテランのS本部長は、『私の70数年の山登りの人生でこのような現象に出会ったのは初めてである』と驚いてました。
雪の重みで倒れたのではないか?と推察してました。
おトしゃんも、「まさか?一回だけの初雪でこのように折れて倒れてしまうのでしょうか?」と信じられないようでした。
「今年の異常な暑さの影響で、いまだに葉が落ちていない所に、急に雪が降ったので、木が雪の重みに耐えられなくて、このような大惨事となったのではないだろうか?」とのS本部長の推理です。
「とは云うものの、これくらいの雪で大木がひっくり返るのはなかなか納得ができません・・・
木だって心の準備も無いママ、急な降雪がきたので、それなりの対応ができなかったのではないか?」と、おトしゃんは精神論を唱えてました・・・
確かに、木々の屍累累の山道からは悲鳴と悔しさが聞こえてきました・・・
「雪の重みと云う物理現象で説明できないような、『何かの怪しい事象』がこの悠久の山々にも、しだいに、しのびよってきているのではないだろうか?」
と、おトしゃんはわたしに語りかけてくれました♪
わたしは、お仕事をサボって山登りしていたのだから、それなりの語るべき成果を得たかったのではないのかと思いました。
それにしても、大量の倒木の原因は何なのでしょうか?
2010年10月23日
わたしを憶えていてくれていた素敵な方々との奇跡の出逢い♪
今日のお天気は約束されていたのです♪
どの新聞を見ても予報は快晴なのです。
このような日は大変もったいないのです。
秘境探検隊の出番なのです♪
S本部長、 A隊長、 T八軒支部長 、I婦人部長、とおトしゃんです。
わたしが生前にたいへんお世話になった方々なのです。
いつも写真を写してくれる今日のN北方支部長は、母上様の農場の長芋掘りと云う親孝行をしているので此処には居ません♪
と、云う訳で、親孝行をした事もされた事もないような面々が山登りをしているのです。
岩がゴロゴロのガレ場です。
ザイルを手にしたA隊長の勇姿です♪
超お天気の頂上は大勢の登山者で座る場所も不足してます。
焼肉をするのですからそれなりの敷地が必要なのですが、理想の空間はありません・・・・贅沢は言えないので急斜面で宴会です♪
T先生は崖に落ちそうになりながら料理の準備です♪
S本部長自ら玉ねぎを切ってます。
ビールを飲みながらうれしそうに話していたおトしゃんは見知らぬ、みめ麗しき女性登山者に声を掛けられました♪
「チョコちゃんのおトしゃんでないですかぁ?」と♪
初めてお逢いした、なんとこのブログを見て頂いていた方だったのです♪
やはり、山で焼肉とビールで浮かれている姿が目立ったのでしょうか?
思いがけなく『「チョコちゃんのおトしゃん』と云う声を聞いて、おトしゃんは我にかえりました。
おトしゃんは急に立ち上がって・・・
岩にわたしの写真を貼って写真撮影です♪
わたしは嬉しかったです♪
やはり、いまだにわたしの特大写真をリュックに入れて持ち歩いていたのですねぇ♪
ただ、皆んなの前でこんな事をするのが恥ずかしかったのでしょう・・・
それが、奇跡的に出会ったこのブログの美人読者さんの一言で今日の手稲山登山の主たる目的を思い出したのです♪
今日は奇跡の当たり日でした♪
今度は、下山途中に、中型ワンワンを連れた、ふくやかな美人様から声を掛けて頂きました?
「一昨年、白旗山で小さなワンワンを連れていた時に会いましたねぇ」・・・と♪
ぁあ、わたしの事を憶えていてくれたのです♪
ブログや『本』を知らない方でしたが、生のわたしとおトしゃんを憶えていてくれたのです♪
見知らぬ方々に『チョコちゃんのおトしゃん』と声を掛けられたおトしゃんは、『これからは、何処で誰に出会っても恥ずかしくないようにしっかり生きていかなければ。。。』と、改めて決意したようです・・・・・・・・・・・が?
ところで・・・
いったい、おトしゃんは、何をしに山に来ているのでしょうか?
ビールを飲みに来ているのでしょうか?
運動をしにきているのでしょうか?
お家でのご飯仕度が辛いのでしょうか?
少しでもお空に近づいて、わたしの思い出を甦えらしたいのでしょうか?
何んにも理由なんか無いのでしょう・・・・きっと。
ただ。。。歩いているのが嬉しいのでしょう・・・・
わたしにはなんとなく解ります♪
2010年10月11日
『お空のチョコの歌』
昔、おトしゃんは歌を作って、散歩の時にお空を見上げながらわたしに歌い聞かせてくれました♪
『お空のチョコの歌』です。
原曲 クシコス・ポスト
作曲 ヘルマン・ネッケ
作詞 おトしゃん
この歌詞は 2番です(^o^)
♪♪♪ ♪♪♪ ♪ ♪♪♪
大きな雲はおトぉしゃん♪
小ちゃい雲はチョコちゃんですよ♪
青いお空の原っぱを♪
ヨイショヨイショ走ったよぉぉ~♪
おトしゃん、チョコしゃんはお空に居るよぉぉぉ~♪
♪♪♪ ♪♪♪ ♪ ♪♪♪
もう、進歩も向上も無いおトしゃんは相変わらず空を見上げて音痴でこの歌を歌っているのです♪
この写真のお空の何処にわたしが走っているのでしょうか?
おとしゃんはバカなのではないでしょうか?
そんな、いかれたおとしゃんを不憫におもったのかN北方支部長が、高い山に登って空を見よう・・・と
大雪山の黒岳登山にさそってくれました♪
でも、本当は、N北方支部長もお空に近づきたかったのかもしれません・・・
わたしが一緒に登山をしていた頃は近郊低山しか行けなかったですからねぇ・・・
んもぉぉぉ・・・満面の笑みです♪
高い山は、雲の上なのです♪
おトしゃんは、わたしに会いたかったのかもしれません・・・
でも、どれが、わたしの雲なのか?判る訳がありません・・・
わたしのような雲を探していたおトしゃんは、諦めました。
わたしは、雲のまだ上の空の彼方なのです・・・
お空は、宇宙の蒼色です♪
おトしゃんは、もう帰りたくないと言ってました。
お母さんのご飯は誰が用意するのでしょうか?