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2011年01月10日
わたしの形見分け♪
ありがたいことに、わたしはたくさんの服を持ってました♪
お母さんが作ってくれたもの、誕生日やクリスマスに頂いたもの、どれもこれも素敵でした。
生前、おトしゃんはわたしに季節や場所に応じてそれらを着せてくれたものでした♪
一着一着に思い出が詰まっているのです。
でも、これらのお洋服にはもう用が無いのです。
これらを着るわたしがとっくに居ないのです。なのにおトしゃんは意味もなく大切にしまっていたのです。捨てなければこれらを見る度にいつまでも思い出がおトしゃんの心に湧きでてくるのです。これは辛いことなのです。でも捨てられない。困っていたのです。
おトしゃんの親友のOさんが此の世を去って一年が過ぎました。
そういえば、故Oさんのお家には、ラピさんが暮らしているのです。ラピさんのお母さんに相談したところ、わたしの服を喜んで頂くと快諾してくれました♪
ただし、ラピさんはわたしよりひとまわり大きいので、似合いそうなのを選定しました♪
おトしゃんは、写真を撮ってました。
実物が無くなっても映像があれば、思い出はよみがえると・・・
あれッ?、見ると辛くなるので、引きとって頂いたのではないのでしょうか?
そういえば最近おトしゃんは本棚の本の背表紙を見るのが辛いと云って。昔のもう読まなくなった『本』を、画像にしてコンピュータに保存し、『本』は捨ててます。
本当は、もう二度と読む事も無いはずなのです。でも、画像として『本』を保存してあると、実体が無くても納得できるのです。
おトしゃんの心には、わたしの服の写真も同じあつかいなのでしょうか?
もう、おトしゃんは、何も『物』がいらなくなってきたのでしょうか?・・・
そんな、イカレテきたおトしゃんをラピさんはジィ~と見つめてました。
そして、おトしゃんの手に、ラピさんの右手を重ねました・・・
ぁぁ・・・ラピさんなりに、おトしゃんに『しっかりしなさい』と諭してくれたのです♪
おトしゃんはラピさんの目の中にに、やはりOさんが居るのを知りました・・・
未成年の頃から、Oさんはおトしゃんに『しっかりしなさい』と案じてくれていたそうです・・・
命は、継承されるのですねぇ~♪
故わたしとおトしゃん。
ラピさんと故Oさん。
ぁぁ四十数年前に出会って、こうして親子2代で関わる事になるとは・・・
そういえば、今日もおトしゃんは、雪山を彷徨してました。
ブッキリ教の聖地を探すのだそうです???
でも、ここはエゾトナカイさんの足跡がいっぱいでした。彼らの聖地なのではないのでしょうか?
本気なのでしょうか?
投稿者 choko : 2011年01月10日 20:30
コメント
高圧加熱殺菌缶詰法の開発で、いざという時の生命維持のための食べ物確保はすばらしい生活改善法だと思っていましたが、今度は本の「自炊」ですか。この料理法も、デジタル世界に生きる者として、いたく心惹かれるものがあります。
投稿者 A : 2011年01月11日 23:48