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2011年07月01日

手作りレンズに写る黄色いお花・・・

 
 おトしゃんは、お庭にいっぱいいっぱい咲いてきた黄色いお花の写真をわたしに見せてくれました・・・
 漆黒の宇宙に浮かぶ慈悲深い希望の光に満ちたお星様のようです♪
 何故か?なんとなく、このボンヤリに、遠い昔が懐かしくなるような感じをわたしは得ました・・・

IMG_4586.jpg

 どのようにして、この世のものでないような、摩訶不思議な写真が撮れたのでしょうか?

 おトしゃんは、アチコチのWEBを参考にして、ドアスコープで『お魚お目目レンズのようなもの』を作り、それで写真を撮ったのです。
 (わたし)が必死で倒れないように手でおさえているのがそのレンズのようなものです。
 大きいほうのは、お店で売っている『お魚お目目レンズ』です。

DSCN1712.jpg

 ずいぶんと、違いますねぇ~
 正規のレンズは600gもあります。
IMGP4250.jpg


 おトしゃんの手作りレンズは20gです
 アチラは、何十倍もの重さです・・・

IMGP4251.jpg


 ドアスコープのお値段は1080円です。
 売っているのは、その70倍ものお値段なのです・・・
  
 
 それなりのお値段なのです、故に当然の事ですが、レンズとしての実力が圧倒的に違います。
 同じお花を写しても、ハッキリクッキリこんなにも綺麗に写るのです♪

IMG_4597.jpg

 でも・・・おトしゃんはボケた写真の方が好きだ・・と云ってました。
 もの事をハッキリと見る事に疲れてきたのでしょうか?
 自分もボケているので、そう思うのでしょうか?
 自分も軽薄で安っぽくいい加減な人生をおくっているので親近感を得るのでしょうか?
 
 真意は違ったようです。
 昔、わたしもお母さんもなんとか歩ける頃の最後に公園でこのお花の種を拾ってきて お庭に植えたのが、今、愛でるお母さんも居ないのに咲いているのです。
 お母さんの形見のような花なのです・・・だから好きなのだと無理してでも云うのでしょうか?
 確かに、おトしゃんにとっては、そう云う事はボンヤリした記憶になったほうが・・・楽なのですねぇ・・・
 そう云う意味で、闇の空間に浮いているボンヤリ灯りの方がありがたいのでしょうねぇ・・・

・・・
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 ところで、このお花はなんと云うお花なのでしょうか?
 おトしゃんは、知りたくないのでしょうか・・・
   
  
  
  
  

投稿者 choko : 2011年07月01日 17:43

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