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2012年01月30日
惜別・・・
この世に生まれて来て、いつの日にか去って行くのは世の習いなのですが、やはり切なく悲しいものです。
今月12日。おトしゃんの親友のC先生が逝ってしまいました。
東京で生まれ、お父様のお仕事の関係で満州の大連市第三中学校で勉強され、終戦後に医師の免許を取得され、札幌で医院を開業されていたのです。
何故、実家のある東京を捨てて札幌に来たのか、それは、東京よりも札幌市が、大連市に気候も風土も少しは似ているし、距離も近いからだ、とおトしゃんに何度も何度も語ってました。
酒に酔うと、大連時代に覚えたロシヤ語で民謡の『カチューシャ』を音痴のおトしゃんに唄って教えてました♪
日本に戻って来たくなかったと云うか、心を大連に置いてきたと云うか・・・おトしゃんは心が純粋すぎる年上の先生の事をいつも、『大連のボンボン』と冷やかしてました・・・
20年前には医師の少ない古平町の病院にも勤務され、その後、東京の実家に戻られて御両親を看取り、悲しい事に奥様にも先立たれ、そして7年前に。また大連により近い札幌に帰ってきたのですが、ご飯支度が苦手で一人暮らしも大変と云うことで食事付きのホテルのような施設で暮らしてました。
ロクデナシのおトしゃんは、ワンワンの入室を禁じられているのにも拘わらず、わたしと缶ビールをこっそりバッグに詰めてC先生の部屋に忍び込み、ミニ宴会をして先生を元気づけてました・・・
天気の良い日は、こうして、今は亡きH先生とC先生をわたしが先導して公園に案内したものでした♪
おトしゃん達はビールやおでんを仕入れてきて、『不良高齢者の集い』と称して世間に悪態をついて、ひと時の憂さ晴らしをしていたものでした・・・確かに、あの時、わたしも高齢ワンワンでした。
ぁぁ、もう誰も居なくなったのですね・・・
昨年、覚えたてのパノラマ写真を見せに面会に行った時、C先生は薄れゆく意識の中でおトしゃんに『アリガト・・・』と、声をしぼりだしていたそうです・・・C先生なりのケジメをつけたのですね。
・・・・・
そして13日、会社設立以来、今日まで税務関係の指導をお願いしていた税理士のS先生が、ご逝去されました・・・
昨年末に体調を崩し高熱にも拘わらず、年末調整の書類等の仕事があるとふらふらしながら会社に来てくれたのです。
そして新年が明けて二週間、現役のまま急逝されたのです。
税理士さんはイイカゲンでは務まりません。S先生は何事にもイイカゲンなおトしゃんがお仕事で暴走しないように、常に諭してくれていたのです。
税金を払いたくないとブツブツ言うおトしゃんに、事の道理を判らせてくれたのです。
S先生は、高齢になられてから、体調を崩された奥様のお食事を支度する事になりました。税務のプロと云えどもお料理は素人だったのです。いろいろなお料理の本を見ながら、食材を購入し調味料を加減してみたようですが、納得がいかず悩んでいたのです。
そんな時に「ワンワンの会社勤務」の料理のページを見て、目からウロコが落ちたと、おトしゃんにお礼を言ってました♪ようするに味付けなんかもテキトウニ自分の好みで作っても大丈夫なのが判ったそうなのです♪
会社設立時の決算書、そして最近の決算書・・・この間におトしゃんとS先生の思いがこもってます・・・そして、おトしゃんの仕事も人生も終わりに近づいてきているのでしょう・・・
・・・・・
医師のC先生、最後まで、思いを置いてきた大連に近づこうとしてました。
税理士のS先生、人生の最後の最後まで現役で頑張って、おトしゃんを守ってくれました。
共に、昭和6年生まれでした。
共に、おトしゃんと三十数年の付き合いでした。
共に、おトしゃんを育ててくれた大先輩でした。
共に、おトしゃんの恩人でした。
賜った御厚情に感謝します。ありがとうございました・・・
2012年01月28日
『豊別岳?』で温泉のようなものを発見♪
わたしは、かねがね疑問に思ってました・・・
毎週のように山登りをしているおトしゃん達はいったいぜんたい、どのような目的を持って登っているのでしょうか?
① 汗を流して、お腹を引っ込めるため。
② 足腰を鍛えて心身健康のママ畳の上で死ぬため。
③ お金儲けのため♪
①の大儀を言ってますが、山の上でたらふくお肉やビールを頂いて体重が増えて下山する現実を見ていると怪しい限りです。
②の言い草も怪しいものです。たしかに足腰は元気になるのかもしれませんが、心の方が健全に成るわけではありません。正しい世間の暮らしと無縁なひねくれ者になり山でしか死ねなくなるのではないのでしょうか?
③が、実はおトしゃん達の秘境探検隊の秘められた山登りの目的だったのです♪
・・・そうなのです♪山に登って、お金儲けを企むのです。こんな幸せな生き方は通常考えられないのではないのでしょうか?
下の写真は、滑ったら転んでひっくりかえそうな急斜面をヨイショヨイショと登ってついに発見した、お金儲けの可能性が考えられる現場の写真です♪
このような状況を見慣れない方には、この写真がお金儲けの可能性が有るか判らないのは当然です♪
所々の雪の少ない凹地の写真にどのような意味があるのでしょうか?
近寄ってよく見ると、マイナスひえひえの気温なのに、枯れ葉が露呈していて、鹿さんの大量の足跡と糞があるではないですか?
今回、この秘境調査のリーダーのS本部長は、此処は『地熱で雪が溶けているのではないだろうか・・・』と・・・。地下深くから地熱が伝わってきて、地面が温かいのでお利口な鹿さんたちがここで暖を取って体を温めているホットスポットのようです♪
・・・と云うことは、この下を掘っていけば温泉が湧く確率は限りなく高いのです♪
そうなのです♪、おトしゃん達秘境探検隊は健康登山と見せかけて本当は温泉を探していたのです♪温泉の権利を取得したらどのくらい儲かるものなのでしょうか?考えただけで眩暈がするとおトしゃんは騒いでました♪
2週間前、ここの山に、冬季登頂したのはS本部長達7名が世界初だそうです。積雪期が故に温泉を見つけることができたのです♪
それまでは、この山には名前すら無かった秘境中の秘境なのです♪
たぶん?有史以来?冬季に、この山に登った人類はおトしゃんとS藻岩支部長を加えても、まだ9名なのです?
山の名前がつい先日、ここを発見した世界的大登山家のKさんとS本部長によって『豊別岳』と命名されました。
豊平川源流と薄別川源流の交わる所の山奥の山なのです・・・
下山後、おトしゃんは、あの温泉のようなものをどの様に開発整備したら経済効果を生み出せるか考えてました・・・
おトしゃんの頭では『鹿さんと混浴できる鹿の湯』として売りだせば・・・とシカ考えられないようです。デモ、鹿の湯はすでにあります。
おトしゃんは、それでは『デモシカの湯』はどうだろうか?と言ってました。
わたしは馬鹿馬鹿しくなりました♪
2012年01月25日
バンドネオンとミミズの尻尾♪
おトしゃんはアマゾンから本が届いたとピョンピョン跳ねて浮かれてました♪
春が来て喜ぶのは解りますが、『本』が到着して喜ぶなんて何の本なのでしょうか?
『初心者のバンドネオン教本』(ディアトニック式バンドネオン専用)とあります???
ぁぁディアトニックとは、何なのでしょうか???おトしゃんは音楽の領域も無知なのです♪故に怖さを解ってないのです♪
わたしには、不吉な予感がしました♪
おトしゃんが、急に何かに夢中になる時は、何か心が苦しくなると時のようなのです。なにかに熱中して、自分の心の苦痛と向き合う事を避けるのでしょうか?
わたしがこのブログに会社勤務の報告を書くようになってからの7年間にも、おトしゃんは何度も精神的に怪しい症状にみまわれているのです。
①乾燥食品症候群
わたしもお母さんもどちらも辛かった頃です。
②瓶詰オカズ症候群
わたしが最後の力をふりしぼって生きていた頃です。
③パノラマ写真症候群
おトしゃん一人の暮らしになってボンヤリしている頃です。
昨日、東京からお仕事の打合せに来られたN社のUさんは、おトしゃんのイカレタ姿を長年見ているので、わたしと同じ指摘をしてました♪
わたしやUさんが危惧するのは、それらの症候群に共通して、あきらかに竜頭蛇尾の傾向がみうけられるのではないだろうか・・・と云うことなのです。
あの頃の乾燥ブタ肉、乾燥ニンジン、乾燥ジャガイモ、等々は、未だに豚汁に成れないママ出窓の隅で埃りまみれで転がってます・・・
あの頃の瓶詰牛丼は冷蔵庫の隅でジィィ~ット、息をひそめて3年間も辛抱して蓋を開けられるのを待っているのです。
上手なパノラマ写真を写す為には不可欠と、周囲の反対を押し切って用意した大きな写真機やレンズはポケットに入る豆写真機に替わられて出番を失って寂しそうにしてます。
おトしゃんは
乾燥食材は、常温の埃の中でも何年程度保存可能か実験中・・・と言ってます。
あの当時作った瓶詰はチョコやお母さんが生きていた頃の空気も詰まっているので、もったいなくて私が死にそうになった時までは開けない・・・と浦島さんのような事を言ってます。
大型写真機は、屋外に持ちだして、レンズが曇ったりしたら一生後悔する・・・
あれこれ、弁明をしてます。
でも、下の写真を見たらおトしゃんの冷たい心が解ります。
写真機は、もう、文鎮の代りになっているではないですか♪
(ぁ・・・ラ・クンパルシータではないですか♪・・・そういえば、昔から言ってましたね・・・)
周囲の常識の有るヒトは言ってました。
歌も唄えないし知らないし、お家に音楽を聞く環境も装置も無い、小学校~中学校の音楽の成績は何時も 1 、楽譜も理解出来ない、楽器を触ったことも無い、当然、才能なんて有るわけも無い!
まして、バンドネオンは『悪魔が作った楽器』と云われるほど鍵盤の配列がメチャメチャだそうで、30年も付き合っているパソコンのキーボードでも人差し指打法のおトしゃんはには月世界に行くよりも難しいことではないでしょうか?
おトしゃんは、乾燥食材、瓶詰の研究、パノラマ写真、みんな独学で習得した・・・
しかし、
「今回はそんな甘いものではないようなので、東京の超一流の先生に弟子入りする事に決めた!、今回はヘビの尻尾でなく、せめて大きいワニの尻尾がイイ。バンドネオンのお師匠さんも熱意があればなんとかなる、と・・・言ってくれた」
と嬉しそうに騒いでました。
その熱意がミミズの尻尾と云う事も考えられるのではないでしょうか♪
それにしても、何故?急に?バンドネオン症候群になったのでしょうか?
もう、これからは、残りの時間を一人で気楽に生きていければいいはずなのに?
若い頃から、「バンドネオンでラ・クンパルシータを弾けるようになりたい」、と言っていたそうです・・・おトしゃん心の根源を伝えたいのでしょうか・・・あの世の、お母さんに・・・
2012年01月22日
わぁぁぁ~!ここはどこ♪
わぁぁぁ~!ここは何処なのでしょうか???
(A、秘境探検隊兼爪句作家兼パノラマ写真家のマネです♪)
知らないヒトには判らないという、難問ではないでしょうか?
トンネルの入り口なのではないのでしょうか?
・・・と思っていたら、やはりトロッコのようなモノが現れました??
海底の炭鉱から石炭を運搬しているのでしょうか???
少し離れた所には、水族館のような円型の建物がありました???
いったいここは、海の近くなのでしょうか?
遊園地なのなのでしょうか?
公園なのでしょうか??
公園にしてはワンワンも散歩してません???
ぁあああ~そして・・・
円型の建物の横には神社もあるのではないですか????
海底トンネル?トロッコ?水族館?神社?・・・写真を見ていては、真面目のような札幌市民であれば、ここが何処なのか、判らなくなり頭が混乱してくるのではないでしょうか?とおトしゃんは言ってますが・・・???
ここは何処なのでしょうか??? ヒントは
下のパノラマ写真を見ると判るのではないか?とおトしゃんは言ってます♪
【ここをクリックするとパノラマ写真を表示します】
でも、しかし、ここの神社はどのような仕事をしているのでしょうか?
言ってはイケナイのでしょうが、つましいと云うか貧相と云うか、倹約していると云うか、謙虚な佇まいなのです。
ここの神社の下の方には、子供さんがたくさん遊んでいるスキー場がありました♪
スキー場の子供さん達を見守る仕事をしているようです♪
ところで、あそこは、どこだったのでしょうか?
おトしゃんは、藻岩山の方に登ってみたら判るかもしれない・・・とヒントを述べてました♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
報告が遅れましたが。先日、わたしもスクリーンの背景として参加したパノラマ写真の説明会の様子です↓
【写真をクリックすると詳しい説明が表示されます】
2012年01月17日
温泉に入りたいために・・・凍傷♪
先日、とうとう、お家の給湯ボイラーが壊れてしまいました。
築6年だった中古お家に引っ越してきてから22年と云うことは28年間も懸命にお湯を沸かし続けた昭和生まれの立派なボイラーさんだったのです。
ここ数年前から、あちこちが痛んできて寿命が尽きそうになってきたのを、おトしゃんがなだめながら活躍してもらっていたのです。
でも、ついに火が着かなくなり、死を迎えたのです・・・
散歩後のわたしの手足を温めるお湯を沸かしてくれたりしてくれた苦楽を共にしたボイラーさんなのです。わたしは決して忘れないようにするつもりです。
お湯が沸かなければお風呂に入れません・・・
お風呂がダメなら温泉に入るしかありません・・・
でも、温泉に行くなんて贅沢な事なのです。登山の帰りに温泉に入るのならしかたがない事と世間様からお許しを得られるのではないか?と云う理屈で、山登りをしなければならないのです♪
例によってイカレタ面々と山登りなのです♪
おトしゃんは立場上、山に登ったらパノラマ写真を撮らないとならない運命なのです。
山のテッペンは吹雪でした♪
吹雪で景色の見えないパノラマ写真を写してどのような意味があるのでしょうか?
思考能力も停止状態のおトしゃんにはどうでもイイのです♪
吹雪の空に小さく小さく輝いている太陽が写っているだけで嬉しいのです♪
【↓をクリックすると寒風の中で喜んでいる?面々が表示されます】
頂上には、展望台のようなものが設置されてました♪
登山仲間の面々は、天気がいい時にここの台をテーブルの代わりに利用して焼肉をしたいねぇ~、と明るい未来を夢見てました♪
・・・・・・
せっかく温泉に浸かるのだから、もう少し汗をかく必要があるのではないだろうか・・・と、隣の山にも登りました♪
ここは、我が国初の天測点第一号と云う由緒正しい・・・三角点の大親分のような神聖な場所のような所なのです♪
山頂には大きなコンクリート製の天測点台座が鎮座しているのです。おトしゃんはパノラマ撮影に設置されていると都合よく考え、台によじ登って撮影開始です♪
しかし、此の世はママになりません!
自分自身を消した足元を写そうとしても、自分がどける訳にはいかないのです?
狭い台座から落ちてしまうのです?
【↓の写真をクリックし、マウスをグリグリして足元を見て下さい・・・逃げ場の無いおトしゃんの足を消せない情けない写真なのです♪】
【おごそかな台座に登って写真を撮っているバチ当たりな影から、事の全てが察しできます♪】
影に写っているようにおトしゃんは台座の上でグルグルしてパノラマ写真を撮していたのです。豆写真機のシャッターを押すために手袋を脱いで・・・・
ぁぁ、今冬一番の厳寒の日なのです。寒風に冷やされ、お手手の一部が凍傷になって水泡ができてしまったのです。・・・・と、おトしゃんは厳寒のせいにして皆んなに言い訳してました?
でも、このパノラマ写真をよく見るとS本部長もSさんも皆んな手袋をを脱いで作業をしているのです?何故、おトしゃんだけが凍傷になったのでしょうか???
わたしは思いました。神聖な天測点を踏んづけて自分勝手な行動に何も感じていないおトしゃんにバチが当たったのです♪
下山後、温泉に浸かっても、おトしゃんはお手手を湯に入れないで上に上げてました??
可愛らしい小さな凍傷の水泡がヒリヒリすると、・・・おおげさに♪
その後、今回の事で、バチが当たったことを深く反省したようです。
しかし・・・
これを教訓にして手袋を穿いたまま写せるパノラマ撮影装置を作ると張り切ってました♪
死ぬまで懲りないのでしょうか?
張り切られたら・・・バチを与えた神様のようなものの立場はどうなるのでしょうか?
2012年01月12日
あの頃・・・
わたしが、おとしゃんと一緒に暮らしていた頃の事は遠い遠い昔の記憶になってしまいました。何年も過ぎると時代も変わり記憶も薄れてしまいます。このブログの当事者のわたしとおトしゃんですらそうなのです。
なのに・・・此の世は、ありがたいものです。Hiroさんと云う謎のヒトが、わたしの過去のブログ写真に音楽をくっつけて、ムービーのようなものを作ってくれたのです♪
なんと!音曲に合わせて写真がくるくる変わるのです♪
今様の音曲等その方面とは今まで知りあう事も無く生きてきたおトしゃんには、背後に流れる曲の事もさっぱり解らないのです。でも、何かが心に訴えるのは解るのです。
なにせ、当事者なのです。スライドする写真を見ているだけで、あの時の記憶が鮮明に甦るのです。わたしの息づかいまで思い出すのです。曲の最後のほうのメロディだけの部分を聞いておトしゃんは泣きそうになってました♪
おトしゃんと懸命に暮らしていた、わたし。間違いなくあの期間、この世に居たのですね♪
時の彼方に消えて行きそうな思い出を形にしてくれた、Hiroさん。ありがとうございます♪
音曲付き思い出のアルバムです ↓ イヤホンやスピーカーを接続してどうぞ♪
ぁぁ・・・
2012年01月08日
初々しい展望台♪
おトしゃんは何を考えているのでしょう?何も考えていなく何処にもいく所がないのでしょうか?昨日は札幌台~白旗山ラッセル縦走、今日もまた藻岩山です。何か山に恨みでもあるのでしょうか?
先週は吹雪でお手手が、かじかんで撮せなかった新展望台のパノラマ写真が目的と自分に言い聞かせているのですが、休日にお家に居るのがイヤなだけなのではないのでしょうか?
13ヶ月前に以前の展望台解体作業から、今回の落成までの建築過程を部外者として見続けてきて、やっと完成した新展望台です。市民税にあえぐ者としても感無量のようなのです♪
外観も、以前に比べ小ぶりになりました。
何となく、初々しく、遠慮しているように感じます。
これから、20~30年は世間の期待を一身に背負っていかなければならないと云う悲壮感のようなものも漂わせているようです。
【 ↓ 写真をクリックすると藻岩山頂上展望台パノラマ写真が表示されます。】
屋上には、塔屋がドンッと鎮座しているので、首を回しての360°パノラマは見ることが出来ません。
新展望台にはエレベータが設置されているので機械室等が必要なのは理解できますが、わたしは何も無い『ワァァ~』と周囲全部が見える屋上が懐かしくなりました。
昔のように、屋上でテントを設営してホカホカ焼肉を頂いた記憶は、夢のまた夢になってしまったのですね・・・・
【 ↓ 2010年10月、解体直前の藻岩山展望台屋上・・・】
2012年01月04日
樹樹に見守られて♪
元旦、北広島山。2日、札幌台。と山に登っていたおトしゃんですが、なんとなく浮かぬ顔をしてました。そうなのです、お世話になっている藻岩山に挨拶に行ってないのです。この齢になって義理を欠いて生きるわけにはいかない!(と云う訳で、ここまでは昨日と全く同じ思考なのです)、と昨日は藻岩山に挨拶に行ってきたのです♪
しかし、それで浮世の義理を果たせたと安堵は出来無いのです。そうなのです大物の白旗山を無視して今年の安寧な暮らしは成立しないのです。
なにせ、白旗山は三角点、札幌台の本家スジの血統と云うか兄貴分なのです。
身長も一番高いのです♪
山に血統があるのかと疑問に思う方々もいらっしゃるかもしれませんが、国際的にはエベレストを本家とするヒマラヤの血統、道内では旭岳を本家とする大雪山系とかが有名です♪
白旗山だって、FIS公認スキー距離競技場と云う国際的な有名山なのです♪
もっとも、スキーにも乗れないおトしゃんには競技場関連は無縁ですが♪
と云う訳で、お正月4日目の今日は、白旗山に新年の挨拶に出掛けたのです。
ぁぁ、おトしゃんはなんと悪運に強いのでしょう。
ピカピカお天気です♪
限りなく青い空、白い雪、汚れきったおトしゃんの心は、このような道を一歩一歩歩くことで清清しくなり、あの世に近づいている気分に成るようです♪
回転するパノラマ写真をご覧になった方は、ご自身が木漏れ日を浴びて、蒼穹の下、このゆったりとした雪の坂道を何かに祝福されながらよいしょよいしょと歩き、一休みして周囲を見渡し、今まで歩いた自身の足跡に納得し、これから向かう道に向かい、気合が入るのではないでしょうか♪
と、ありがたく成って歩いていたおトしゃんは突然雪の中に不思議な足跡を見つけました?
ボテッとした跡が雪に残り、そこから足跡が続いているのです?
もしかしてウサギさんが空から降ってきたのでしょうか?
世の中のホラ話しや空想話しを断固否定するおトしゃんは、きっと何か科学的根拠があるはずだ、とりあえず大きな跡を(A)地点としてマークし周囲を念入りに調査しました♪
アッ・・・これは?
数メートル離れた樹の根元にウサさんの足跡のようなものが、有ったのです♪
ここを(B)地点とします。
おトしゃんは推理しました。
これが噂に聞く、あの有名な、『ウサギの止め足』の証拠ではないのだろうか、と♪
あぁ、なんと云うことでしょう。(B)地点から(A)地点まで渾心の力で数メートルも跳躍したのでしょうか?ウサさんの身長の数十倍もの命がけの飛翔ではないのでしょうか♪
おトしゃんは更に推理してました。
きっとこのウサ公はお腹が肥満気味ではないだろうか、体か重たくてボテッと落ちて 大きな跡が残ったのだろう・・・
やはり自分事のように考えてしまうのでしょうねぇ♪
それにしても樹の陰から跳躍するとは、なかなかの知恵兎だなぁ~と感心してました。
わたしも、この『止め足』を工夫したウサギさんの姿が見えたような気がしました♪
白旗山頂上では、太陽が燦々と輝いてました♪
元旦の日の出でなくてもイイのです。
4日のお昼の太陽で十分なのです。
おトしゃんの記憶の中に間借りしているわたしとおトしゃんには、十分にありがたいのです。
充実した4日間のお正月なのでした♪♪♪♪
2012年01月03日
新名所のようなもの♪
元旦、北広山。2日、札幌台。と山に登っていたおトしゃんですが、なんとなく浮かぬ顔をしてました。そうなのです、お世話になっている藻岩山に挨拶に行ってないのです。この齢になって義理を欠いて生きるわけにはいかない、と判断し吹雪の中、藻岩山を目指すのです♪
猛吹雪ではなかったのですが大吹雪、小吹雪のような天気の中、よたよた歩くのです。
吹雪の合間に富士山のような山が見えました。やはりお正月です。藻岩山も富士山に似てくるようです。
おトしゃんは、頂上の展望台建屋のパノラマ写真を写そうと思っていたようですが、吹雪の中でお手手も冷たくなり、レンズにも雪がくっつき、次回に・・・と断念しました。
お昼に近い時間だったので、幸いなことに、ロープウェイの運行に合わせて展望台も開館していたので、内部の見学に伺いました♪
まるでホテルのような超立派な建物です。靴を履いたまま入るのは遠慮してしまいそうです。
程よい暖かさの空調が効いていて、このままここに住んでもイイような気分に成ります。
2階では警備員さんが親切に応対してくれます♪
食堂ではなく、レストランが開店準備中です。どう考えても山菜蕎麦なんかはなさそうです。
2階の展望ルームはどちらかと云うと登山の老中女女の方々がお弁当を広げておしゃべりに熱中してました♪
中に入るのが恥ずかしいおトしゃんは、パノラマ写真を撮っても意味のないような曲がりくねった廊下を豆カメラで手持ち撮影です。しばらくするとロープウェイ客が到着して、幼幼男女軍団の襲来です。廊下にも居たたまれません・・・撮影は急遽中止です♪
人生の下り坂を歩いているおトしゃんは、ラーメンも山菜蕎麦もあった食堂やお土産等の売店があって、何となくなげやりな雰囲気の以前の展望建屋がたまらなく懐かしく思い出してました。
裸火が明々と燃えている大きな石油ストーブを皆んなで囲んで、かじかんだお手手を温めた『幸せ感』は遠い過去に行ってしまったのですね・・・
おトしゃんは完全に古いヒトに成ってきているのですねぇ♪
2012年01月01日
『幸運』の在庫切れ♪
天邪鬼なおトしゃんですが、せっかくの元旦ですので何か偉業を成し遂げようと急に思ったのが8時過ぎです。元旦からお家でビールを飲んでいるの如何なものか?と常識的に自問自答反省です。でも、もう黄金に輝く日の出も終わってます。
あれこれ考えて北広島山に登る事にしました。
おそらく、『今年はじめて北広島山に登った立派なヒト』と云う偉業として記録に残り、今年いっぱい自慢できるかもしれないからのです。
冬の山道は歩いた証拠が残るのです。
幸運な事に、北広島山は年末に降った雪が積もったママでした・・・と云う事実はおトしゃんが今年北広島山に登った第1号のヒトなのです♪
でも、やはり、おトしゃんがの普段の行いが悪い事の報いなのでしょうか?お空はドンヨリ曇り恵庭岳、太平洋は霞の中、反対側に日本海のようなものが少しだけ見えてました。
ここ北広山の頂上からは、『運』が良ければ日本海と太平洋が同時に見えると云う言伝えがあるのです・・・が・・・
おトしゃんの登山の先輩仲間に聞いても「見えたような気がする・・・」と云う程度で言葉を濁してます。
おトしゃんは頂上で雄大な風景を見ていて、突然天の啓示を受けました。もっとも啓示の予告なんて聞いたことはありませんが。
そうなのです、厳寒期の空気が澄んでいる超快晴のお天気で仕事もヒマな日に、ここに登って日本海と太平洋が同時に写っているパノラマ写真を撮すのです。人類未踏の偉業ではないのではないでしょうか♪
(幸運)+(パノラマ写真)でないと表現が出来ないのです♪
そう考えたおトしゃんは、元旦から急に夢と希望を持ったのです♪壮大な目標が出来たのです♪
でも、新年早々言いにくいのですが、『幸運』は、わたしと暮らしていた時代にとっくに全部使い果たし、もう在庫は無いはずです♪