« 2012年02月 | メイン | 2012年04月 »

2012年03月28日

おトしゃんの記憶の中のラ・クンパルシータの再現の一歩のようなもの・・・♪

 わぁぁ~これは何でしょう???
 お醤油で煮込んだ巨大竹輪の燻製なのでしょうか?
 竹輪ではないのです。尺八と云う楽器なのです♪

s-DSCN9726.jpg


 最近、どういう訳か? 音楽への素養も歓心も皆無だったおトしゃんがバンドネオンを始めた事がお友達の面々に何かしらの心の変化を与えたようなのです♪

 と云う事なのでしょうか?皆んなで『ラ・クンパルシータ』の演奏会をやろう!と云うおトしゃんの趣旨に賛同して、K社のM社長が、尺八を習得して、参加をすると云う、天地がひっくり返ると云うか胃袋がひっくり返ると云うような決意をしたのでしょうか♪

 M社長の心にどのような変化が生じたのでしょうか?
 M社長もおトしゃん同様、今まで仕事仕事仕事の人生で楽器には全く縁がなかったのです。
 なのに、何か?心に秘めたる謎めいた夢があったのでしょうか?

 おトしゃんにとっては、謎は謎のままでもいいのです、『ラ・クンパルシータ』に付き合ってくれたら、ヒトの心の中はどうでもいいと云うヒドイヒトなのです♪

 M社長は、昔、わたしにお洋服をプレゼントしてくれた、とっても心やさしいヒトなのです。
 目的のためには手段を選ばないおトしゃんに丸め込まれたのではないのでしょうか?

 おトしゃんは、かねがね『ラ・クンパルシータ』の演奏会にはフルートもあればイイナァと思っていたので、ぜひぜひと尺八の参加を要請したのです♪

 M社長も、強引なおトしゃんに説得されて、その気になったようですが・・・・
 まだ、尺八に触って1週間だそうなので・・・


s-DSCN9723.jpg

 写真では、判らないのですが、実は音が出てないのです・・・ぃぇ・・・まだ音が出せないのです?
 でも、ひたむきに頑張ろうと云う熱意はみなぎっているような気配が感じられ、期待も得られるような姿ではないでしょうか♪

 おトしゃんは、「腹式呼吸で尺八を吹いていたら、必ずお腹も引っ込むよぉ~」とM社長を脅してました。ぃぇ・・・気遣いしてました♪

 こんなにもアホラシイ事でも、健康にイイと言われたので、M社長も断りにくかったのはないのでしょうか♪


 尺八も二胡も参加しての、ラ・クンパルシータ・・・・
 そんなのアリなのでしょうか?
 無責任なおトしゃんは、音楽のプロのSさんが何とか考えてくれるだろう・・・と、嬉しそうでした♪
 
 おトしゃんには・・・遠い遠い昔。。。チンドン屋さんが奏でていた、 悲しく聞こえたぁの 『 ラ・クンパルシータ 』 が、おトしゃんの記憶の彼方で鳴り響く 『 ラ・クンパルシータ 』のようです・・・

 
 


 
 

投稿者 choko : 18:14 | コメント (4)

2012年03月25日

冬のままでいい・・・

 お彼岸が過ぎると、雪が解け・・・ポカポカとありがたい春が来ます♪
 此の世の大多数のワンワンもヒトも鳥鳴き花咲く春が大歓迎で希望で嬉しくて待ち遠しいのです・・・

 でも、ひねくれ者のおトしゃんは冬が好きなのです・・・
 雪に包まれて静かに眠っている公園が好きなのです・・・
 春の到来をあまり嬉しく思っていないヘソ曲がりのヒトなのです。

 故に、雪と梅の木がいっぱいの公園を歩くのです。

s-DSCN9691.jpg

 春の花が咲いている時は大勢のお花見のヒトやワンワンが見物に来ます。

 寒い雪がちらつく曇りの日などは、誰も居ません。
 個々の樹が雪に覆われて、静かに休息をしているようです。

s-DSCN9699.jpg


 あの頃、お母さんがおにぎりを頂き、わたしもササミを頂き、おトしゃんがビールをウグウグと頂きながら休息したベンチも真っ白な雪と記憶に埋もれて休んでます。

s-DSCN9694.jpg


 おトしゃんがこの公園に来ることは、お墓参りに来る事と同じなのかもしれません。
 日々衰弱していくお母さんとわたしを連れてうろうろしていたあの頃の思い出が積み重なっている懐かしい所なのです♪
 自分にとっても都合の良い、お彼岸のお墓参の代償行為なのでしょうか・・・

 おトしゃんは、歩きながら深いため息をしてました。
 春がこなくてもイイ、このまま雪に包まれていたい・・・
 ・・と思っているようです。

 そういえば、おばあちゃんが言ってました。
 おトしゃんは、子供の頃から、一度着た服をいつまでもいつまでも着用し続けて、新しい服を着なさいと言っても、このままでイイと逃げてまわり、そのまま着ていた、どうしようもないヒトだったそうです。

 着替えが嫌いなのか?ものぐさなのか・・・
 わたしが思うには、新しい暮らしへの心の切換ができないのではないでしょうか? 

 だからなのでしょうか?今でも 『 冬のままでいい 』 と騒いでいるのは♪

s-GOPR0515.jpg

 山だって冬だから、藻岩山北壁を登れるのだょ、だから 『 冬のままでいい 』 と喜んでます♪

 
 
 
 
 


投稿者 choko : 16:05 | コメント (2)

2012年03月21日

幼い鹿の後ろ姿・・・

 支笏湖畔にそびえる『モラップ山』と『タップコップ山』に一緒に登りませんか?と、登山のお仲間にお誘いされて春のお彼岸の良き日に6人で山登りです。

DSCN9682.jpg

 モラップ山をよいしょよいしょと登っていたら、樹皮が剥ぎ取られて、肌が露出した樹木があちこちに見かけます?

 こっちの樹も

DSCN9681.jpg

 こんなになってしまったら、樹木は生きていけないのではないでしょうか?
 服を剥がされたヒトと同じです。
 皮を剥がされたワンワンも同じです。
 死に至るのは明白です。


 あっちの樹も

DSCN9679.jpg

 登山の仲間は「これは鹿さんが樹皮を食べたのだよ・・・冬は鹿さんの食べ物が無いからねぇ~」と説明してくれました。

 わたしと鹿さんは、たぶん遠い親戚筋に当たるのかもしれませんが、わたしは樹の皮を食べません。そうしないでも、おトしゃんがワンワンご飯を買ってきてくれたのでそれを頂き、十分に暮らしてこれました。
 しかし、鹿さんたちのご飯など近所のスーパーには売ってません。樹の皮など美味しいわけがありません。消化もイイとは思えません。胃にもたれるはずです。
 にも拘わらず、鹿さんは生きるために樹の皮を頂くのです・・・そして樹は死ぬのです・・・樹が死んで無くなったら、鹿さんも死ぬのです・・・
 
 ぁぁ・・・どうしたらよいのでしょうか?

 
 下山後、4名は次の目的の『タップコップ山』の調査に向かい、おトしゃんとS支部長は『支笏湖周辺日帰温泉実態調査』と云う事で、湖畔周辺をうろついていたら・・・
 
 道路横に、怪しげな気配がしました。
 
 目を凝らして良く見ると、なんと、鹿さんがいるではないですか?

 何か、おトしゃんに、お話したいことがあるような感じです。
 いいえ、おトしゃんにでは無く、おトしゃんに間借りしている、動物同士のわたしにではないでしょうか?

kojika.JPG

 鈍感なおトしゃんですが、何かを訴えるような様子に只ならぬものを感じたので、鹿さんに詳しくお話を聞いてみようと近寄りました。
 
 鹿さんも寄ってきました。
 
 親御さんの保護が必要そうなまだ、幼い顔つきです。なにか不満気な表情です。
 やはり空腹なのでしょうか・・・
 おトしゃんは「どうしたの?迷子になったのぉ?」と語りかけました。
 しかし、残念ながら鹿さんには初対面のおトしゃんの言葉が解るはずもありません。 わたしは、十数年間一緒に暮らしていたこらこそ、解っていたのです。
 

DSCN9689.jpg
 
 何かを訴えたかったのでしょうけれども、しょせん、無理だと判ったのでしょうか?
 幼い鹿さんは、あきらめて遠くの方へ行ってしまいました。


DSCN9688.jpg

 後ろ姿が、寂しそうです・・・
 まだまだ、親に甘えたい年頃です。
 御両親は健在なのでしょうか?
 今晩のご飯のアテはあるのでしょうか?

 おトしゃんは、この小鹿さんをお家に連れ帰って、たっぷり晩ご飯を食べさせてやりたいと思っていたようですが、
 鹿さんのご飯を作れるのでしょうか・・・
 寝床だってどうするのでしょう?
 わたしのように毎日会社に一緒に出勤するのでしょうか?
 お客さんが来たら、わたしのように受付が出来るのでしょうか?
 
 あれこれ具体的に考えるとやはり、おトしゃん一人では無理と判断したようです。
 おトしゃんは、名残惜しそうに、いつまでも小鹿さんの後ろ姿を見てました・・・ 


 でも、わたしは思いました。お彼岸が過ぎたら、樹の葉や若草が萌える春がもうすぐです。
 鹿さんも、美味しいご飯にありつけるでしょう♪

 
 
 
 
 

投稿者 choko : 11:39 | コメント (4)

2012年03月19日

辛い・・・予感・・・

 おトしゃんの予感の通りに成ってきました♪
 わたし亡き後のお家の中で唯一の希望的存在のあの『チョコウラン』が見事に咲いてきてます。
 来月のわたしの3回目の命日に合わせての準備中のようです♪

 ↓ 2009年にTさんから頂いた時には3本の枝に30ヶもの純白のお花が咲いていたのでしたが、

DSCN6840-thumb.JPG

  やはり植物の事情と云うか、寄る年波と云うか、その後は1枝にだけ5ヶの花が咲かせるのがやっとのようでした・・・それでも、お花を育てたことも無いわたしとおトしゃんはありがたいありがたいと、毎回感謝してました・・・
 
 それが、今回は2枝に花が咲き始めてます♪
 やはり、昨年末に培養土を交換した事に対して感謝してそれに応えてくれているのですね♪


DSCN9663.jpg


 この調子ですと、今年のわたしの命日は豪勢で華やかでお目出度いものになりそうな予感がします♪

 にも拘わらず、おトしゃんは、暗く沈んだ冴えない表情なのです。
 おトしゃんは葉っぱを見ていたのです。
 なんと、ますます色褪せてきているではないですか!
 お花が綺麗なのに、それを下支えしている葉っぱがあまりにも哀れな姿です・・・


DSCN9669.jpg


 こちらの葉っぱは、以前にも増して痛んできていて、ひび割れています。


DSCN9666.jpg


 このように、葉っぱがヨロヨロボロボロで哀れになってまで、わたしの命日に満開に咲かせようと努力している姿を見たおトしゃんは・・・


 もしかして、このまま命を全うする気なのではないだろうか・・・
 今回の開花に最後の葉の力を振り絞っているのではないだろいうか・・・
 悲壮感すら感じる・・・
 辛い予感がする・・・

 
 おトしゃんはブツブツと、高齢のチョコウランと我が身の姿を重ねて占い師のような事を言っておりました・・・
 此の世には、当然ながら辛い予感もあるのですが・・・それは外れてほしいものです。
 
 わたしも、こんなにも無理してまでお花を咲かせなくてもいいから、後継葉っぱの育成に力と栄養分を注いで、これからもお家の中の希望で在り続けて欲しいと切に願いました。

 


 
 
 
 
 

投稿者 choko : 15:17 | コメント (0)

2012年03月15日

合理的練習法???

 物事を憶えるのには練習が不可欠です。
 わたしは、昔々、お母さんに『お手』とか『伏せ』を何回も練習させられて、憶えたものです。
 楽器を弾くのにも当然何回も何回も何回もの練習が必要なのではないでしょうか?
 なのに、努力や鍛錬とかが苦手なおトしゃんはバンドネオンの簡易習得方法がないだろうかと、いろいろと文献を調べてました。
 ・・・やはり、ありました♪
 練習している様子をビデオに撮って、それを再生して芳しくない所を見つけて直していくのが効果的とありました。

 と云う訳で、おトしゃんは自分のバンドネオン練習の様子をビデオ撮影しました。
 お手手や指の動きを写すのです♪
 しかし重大な事に気が付きました。
 バンドネオンのボタンを押している右手と左手の横から見た様子を同時に撮影することができないのです~
 
 それでは、練習の分析が出来ないとおトしゃんは、悩み、考え、ハタと名案が浮かびました♪
 そうなのです、練習台に使っていたお母さんの鏡台に右手を映し、左手側からビデオに撮して両手同時の動きを視て、演奏技術向上の参考にするのです♪
 なんと云う、合理的で無駄のない考えなのでしょうか♪
 
 ↓ 練習風景です。大変申し訳ありませんが!視る場合は35秒間の忍耐と浮世の付き合いの寛容の心が必要です♪

 

 もしかして、おトしゃんの暗い心の表れなのでしょうか?くぐもった陰鬱な音が聞こえますが、本人曰く、ラ・クンパルシータの初めの部分だそうです?初めの16小節を、たどたどしく弾いているだけなのなのです。
 今年の分の練習はこの辺までで充分ではないだろうかと、もう逃げ口上です?
 なんとそこから先は未知の領域だそうです。
 
 ビデオを再生して云々なんて、それ以前の問題ではないでしょうか? 
 自信の無さそうな不安気な、かすれた音のようなものが聞こえます。
 世間様やお師匠様に恥ずかしくないのでしょうか?
 
 こんなことで、おトしゃんは、将来が不安にならないのでしょうか?
 おトしゃんはもうお稽古事を習得するのは無理なのではないでしょうか?
 
 でも、おトしゃんは止めるわけにはいかないのです、お仲間を引きずり込んでいるのですから・・・
 

 おトしゃんのように、自分の愚かさや鈍感さに気が付かないと云うのは、得な性格なのかもしれませんね♪

 
 


 
  
 

投稿者 choko : 15:38 | コメント (11)

2012年03月10日

何故か懐かしいような、長流別の頂上♪ 

 おトしゃんは、仲間の皆んなと山登りです。
 此処は、山の彼方のズーット彼方の山なのです。
 と云うか、『山』とか『岳』とかの名前の無い、1000mの三角点の場所(長流別)なのです。
 S本部長に案内して頂くのです♪
 遠くに尖った徳舜瞥山が見えます♪
 洞爺湖も見えるそうです。
 羊蹄山は雲を被ってます。
 


【 ↓ をマウスクリックすると優しい大自然に包まれているようなパノラマ風景が表示されます♪】
s-GOPR0463 Panorama.jpg
 


 どうして、わざわざ何も無いこの様な所に来るのでしょうか?
 

s-GOPR0462.jpg


 おトしゃんは最近、とっても悩んでいるのではないでしょうか?
 そうなのです、もう一月も練習しているのにバンドネオンが弾けないからなのです♪
 
 お手手の指が持ち主の言うことを無視するのです。

 そう云う時は真っ白い雪の山にのぼって頭の中を真っ白にするのです!
 
 大自然の中の雄大な景観の中に佇むと、バンドネオンが弾けないと云う悩みなど、忘れてしまうのです。

 ・・・と云うのはテレ隠しなのではないでしょうか? 
 
 


 おトしゃんは山頂から懐かしそうに命を育む悠久の大地を見てました。。。
 何が懐かしいのでしょうか? 

 
DSCF3350 (1).jpg
 

 わたしは、おトしゃんが山に登る理由が解ってます♪
 本当は、わたしやお母さんの居る天国の方に近づき、懐かしい記憶を甦えらせたいと思っているからなのではないのでしょうか♪
 そうなのです、今は、お家に帰っても『塩分補給ラーメン』は自分で作るしかないのです♪  
   
 
 
 
 

投稿者 choko : 22:04 | コメント (4)

2012年03月07日

バンドネオンで人生が変わる?

 おトしゃんがバンドネオンと云う楽器でラ・クンパルシータを弾けるようになろうと思い立ってから一月余りが経過しました。
 
 
 ・・・で、結果はどうなのかと、問われても、?・????????のようです。
 本来であれば、それなりに習得した様子をビデオ撮影して練習の成果として発表したいのはやまやまなのでしょうが、やはりおトしゃんにも良心と云うものがあるようで、ヒト様に不快感を与える事は慎まなければならない・・・と思っているようです。
  
  
 仕事や子育てを終えた高齢の方が若いころ楽しんでいた楽器の演奏等を再び始める例はお聞きしてますが、おトしゃんの場合は、一月前までは楽器演奏の経験も皆無、それどころか音楽的素養もゼロで生きてきたヒトなので、あらゆることが目新しく、且つ戸惑うのです♪
 
 そして、バンドネオンから人生の考えを変えざるをえない此の世の姿が見えてきたのです♪


 
①正確でなければならない。
 #これまでの人生でおトしゃんは大概の事はテキトウに誤魔化しながら生きてきたのです。ご飯のオカズを作るにしてもテキトウな量の調味料等等、わたしのお目目のお薬だってテキトウで、眼に入らないでいつもこぼれてました・・・
 でも、バンドネオンのボタンはテキトウではダメなのです。
 隣に在るボタンだから似たような音だろうと思っても、バンドネオンは変な音が出るのです。
 楽譜通りにキチンと押さなければ世の中では通用しないのです。

DSC02585.JPG
 

②『待ッタ』が効かない。
 #おトしゃんは昔、故早坂先生とよく囲碁を打ってました。
 石を置いた後で、気が変わり『待ッタ』と言って、打ち直してました。でもバンドネオンは非情なもので『待ッタ』を聞く耳を持っていません。途中から弾き直しなんて認めてくれないのです。

DSC01100-thumb.JPG

③のんびり出来ない。
 #おトしゃんは、何事にものんびりしているのです。山登りも疲れるのでのんびり登るのです。ビールだって、炭酸水で割ってのんびり飲んで幸せなのです。
 でも、バンドネオンをのんびり弾いても音楽にはなりません。それなりの速さが必要です。


④情緒が豊かでなければならない。
 #情緒関係とは付き合いの無いまま生きてきたおトしゃんがもし、少しでもバンドドネオンを弾けるようになったとしても、ラジオ体操の伴奏のようなものになるのではないでしょうか?
 心を震わせるような感情表現なんて、本人に備わっていない以上、期待は出来ないのです。

 

s-DSCN9637.jpg

 
 このように、この度、おトしゃんはバンドネオンを触るようになって、今まで如何に間違った人生を歩んできたか思い知ったようです♪

 これからは、性格を変えて生きる事になるのでしょうか?
 それとも一月余りで、もう、おトしゃんは自分の性格は楽器演奏に適さないのではないのかと、悩んでいるのでしょうか?
 

 

 


 
 

投稿者 choko : 17:17 | コメント (3)

2012年03月04日

お互い、修行中♪

 
 それぞれの皆んなが、それぞれの暮らしに生きてます。
 その暮らしの様子を伝えてもらうのは嬉しいことです♪

 昨年、中国に戻った I さんも今は南京で暮らしてますが、彼の故郷は西安だそうで、先日里帰りをしたとの事で、西安の名所、鼓楼の写真を送ってくれました。
 
 太鼓がいっぱいあります。
 太古の昔に太鼓をドンドコドンドンドコドンとたたいて時刻をお知らせした建物だそうです♪
 
IMG_4335.jpg

 入り口の左側の太鼓の傍に佇んでいる赤い帽子と赤い靴の可愛い女の子が I さんの娘さんのRちゃんです♪
 わたしが死んが直後にお生まれになったので。わたしは存じ上げてませんが、おトしゃんは生まれた時から知っていると自慢してました。
 もっとも、Rちゃんはおトしゃんの事を記憶していることは絶対にないでしょうが、おトしゃんは中国のお孫さんのように思っているのでしょうか♪
 

IMG_4333.jpg
  
・ 
 
 IMG_4339.jpg
  
・ 
 
IMG_4329.jpg
  
 

 おトしゃんは、彼にパノラマ・・・パノラマと暗示をかけたので、彼はパノラマ写真として撮したのですが、いかんせん、初めて故、40枚必要なのが十数枚しかないのです。
 最近はバンドネオンの事しか頭になくて、パノラマ写真の事は記憶に無くなってしまったと思っていたら、おトしゃんはなんと13枚の写真でパノラマ風に無理無理つないでました♪
 
 穴だらけ写真でもいいのです、彼がわたし達に見せたい鼓楼周辺の様子は十分に伝わってきます。


 630年前に建立されたそうです。
 長い歴史を経て存在してだけあって、威風堂堂貫禄十分ですね♪

【↓ クリックでパノラマ写真のようなものが表示されます】
taiko.jpg


 これをパノラマ写真と言ったら異議を申し立てられるかもしれません・・・
 でも。おトしゃんは I さんに 「十分にパノラマ写真のようなものだ、頑張れ!そのうちに上手になる」・・と伝えてました?
 と云うのは、自分自身、他のヒトが聴いたら雑音みたいな音をラ・クンパルシータのようなものと、奏でている・・・と信じて練習しているせいでしょうか?
 頑張れと、自分に言い聞かせているのでしょうか?

 I さんのパノラマも、おトしゃんのバンドネオンも修行中なのです♪
 I さんも、おトしゃんも 『・・・のようなものでも』 嬉しい気楽な仲間なのです♪
 
 
 
 
 

投稿者 choko : 16:30 | コメント (6)

2012年03月01日

遠い道♪

 おとしゃんは、お師匠さまがバンドネオンを素早く奏でる優美な姿を見ていて、お手手も、きれいだなぁとうっとりしてました・・・

 何故なのか?

lf_h_20120218.jpg
 
 
 それは、指をあれこれ動かすので血流も良くなり、細胞の活動も活発になり、それら諸々のありがたい事情で結果としてお手手がきれいになるのではないだろうか・・・
 とおトしゃんは他人事のように思っていたそうなのですが・・・
 
 ところが最近、会社のYさんが、おトしゃんのお手手を見て「社長の手がなんとなくきれいになったのではないでしょうか?」と、ビックリするような発言をしたのです?
 
 
s-DSCN9629.jpg
 

 会社のYさんも誠実なヒトで、おトしゃんのようにデタラメな事を言ったりはしないヒトなのです。と云うことは、やはりおトしゃんのバンドネオン練習の成果がお手手に出てきたのでしょうか?

 改めて考えてみると、おトしゃんは今までの長い人生において、小指や薬指に活躍の場を与えないできたのです。

 親指や人差し指や中指はお箸を持ったり靴紐を結んだりの難しいお仕事を任されていたのに、小指や薬指には仕事らしい仕事が無かったのです。
 それが今回のバンドネオンを奏でる為には他の指に勝るとも劣らない責任ある役職を与えられたのです。指だって嬉しくないはずがありません♪

 おトしゃん本体と同様に生きる目的を失っていた指達が希望を持ち始めたのはたいへんに結構なことなのでしょうが、当初のバンドネオンでラ・クンパルシータを弾くと云う目的はどうしたのでしょうか?

 もう一月も経ったのに・・・
 あの哀愁をおびた調べはどこからも聞こえてきません・・・
 お手手を褒められても、おトしゃんの心はよこしまなままなのです。
 
 
 道は遠いのです。
 

 
 
 
 

投稿者 choko : 11:34 | コメント (5)