« とうとう・・・葡萄の木を切る。 | メイン | 三年目・・・ »

2012年04月18日

老いたチェンバロ・・・

 わぁ♪、これは何でしょうか?
 チェンバロと云う楽器だそうです。
 鍵盤の色がピアノやオルガンと白黒が反対なのです?
 どうしてなのでしょうか?
 おトしゃんは「きっと、この楽器を考案したヒトは性格が天邪鬼でひねくれていたのではないだろうか?」と断言してました。
 おトしゃんも白と言えば黒と言うような歪んだ性格のヒトなので、気持が解るのでしょうね♪
 
 

DSCN9796.jpg

 実は、今回、楽器演奏の超素人仲間が集まってラ・クンパルシータ演奏のための合同練習会を企画したのです。
 それらを音楽専門家のSプロデューサーさんが指導してくれるのです。
 そうなのです。超専門家と超素人が協力して楽団のようなものを始めようと云う大計画なのです♪

 Sプロデューサーさん曰く、皆で集まって演奏するには個々の楽器の『調律』をしなけれなならない・・・
 おトしゃんには聞いたことも無い音楽の世界の常識概念を説明してくれました。

 と云うわけで、今回の楽団の鍵盤楽器担当のN子さんが、所有のチェンバロの調律を専門家にお願いしたのです。
 そしてその調律の様子をおトしゃんは見学に来たのです。
 そうなのです、64年間音楽無縁生活のおトしゃんは初めて見る調律の世界なのです。

DSCN9800.jpg


 調律おじさんは、子供をあやす様にポンポンと2~3箇所を弾きました。
 十数年も眠っていたチェンバロは沈黙のママです???

 事の深刻さに気づいたのでしょうか、中の部品を取り出し、悩み始めました・・・
 大昔にドイツ国で製作された部品が傷んでいるのです。

 
 
DSCN9802.jpg


 糊で部品をくっつけたり、手で撫ぜ撫ぜをしたりしたのですが、簡単には治りません・・・
 部品を探してみるとの事ですが、今では作った会社も無いようで絶望的なようです。

 新しいのを購入したほうが、手っ取り早いのではないかとの意見もでました・・・
 電子チェンバロと云う最新楽器もあるそうです。

 でも、おトしゃんは、この病んだチェンバロを何とか治せないものだろうかと思っているのです。
 自分自身も古くなってきて、あちこちが病んできているので、チェンバロ事とは思えないのです。我が身と同じなのです。

 ピカピカと新しく、新鮮なモノを購入する気分になれないのです。
 思い出の染み付いたモノに囲まれているのが落ち着くのです。
 人生のお終いに近づいているのですね♪

 実は今回、調律の見学に来たのは、おトしゃんの心もついでに『調律』してもらって、正しいヒトに成れる可能性を期待していたのです♪

 
 


 

投稿者 choko : 2012年04月18日 16:29

コメント

空ママさん
 御花、ありがとうございました。
 私の方は3年が過ぎました。
 3年間で記憶の質も悲しみの質も変わっていきます・・・
 まだまだ、『空』ちゃんの思い出が生生しいでしょうが、時間とともに昇華されてくるように思います。
 大丈夫です。『空』さんが応援してくれます♪
 私は、何度もチョコに助けられたような出来事がありました。

 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年04月19日 16:45

tomoさん。ありがとうございます。
 youtubeにアップして皆に聴いて頂けるように成れたら楽しいでしょうね♪
 時間がかかりますが、頑張ります♪
 実家のチョコさんは元気にしてますか♪
 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年04月19日 16:33

チェンバロ、治るといいですね・・・

「心の調律」なんだか素敵な言葉ですね。

私も空の茶碗に、毎日同じ時間に水をあげています。

元気な時と同じように・・・

投稿者 空ママ : 2012年04月18日 21:36

拝聴させていただける機会を
楽しみにしております♪
「音」を「楽」しんで
練習頑張って下さい!

投稿者 tomo : 2012年04月18日 20:14

コメントしてください♪

☆☆☆☆☆☆ スパムコメント対策のため【確認】後に投稿して下さい(管理人)  ☆☆☆☆☆




保存しますか?


(← 一旦確認して下さい・・その後投稿できます)

☆☆☆☆☆☆ スパムコメント対策のため修正しました(管理人)  ☆☆☆☆☆