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2012年06月03日
自然のままの自然の中に・・・♪
登山と云えば、いつも藻岩山か白旗山をうろついて満足しているおトしゃんに秘境探検隊のS本部長はとびきりの秘境を案内してくれました♪
佐主(サヌシュ)岳です。
大昔には林道が通じていてそれなりに登山者も訪れたようですが、現在は倒木、崖崩れ、落石、等々であちこちで寸断され通行不可なのです。
でも、そんな事でめげるような本部長、ではありません!
道が無くても、山にのぼるのです♪
当然!行く手には幾多の困難が待ち構えてます!
進んでも進んでもササヤブです
道が無いのですから、谷底だって歩くのです♪
崖も登るのです♪
ササヤブをかき分け、崖やら谷底やらで、困難極まりない山行のはずなのに?なぜか秘境探検隊の面々は喜色満面でVサインです♪
自然の中で童心に返っているのでしょうか♪
このように道なき道をひたすら前進するのです♪
一時間半ほど頑張ったら、やっと登山口です。
ここからは踏み跡をたどって行くと頂上です♪一等三角点が設置されている由緒正しき山なのですが、近年は訪れるヒトもほとんど無く、頂上の看板が無残にも転がってました・・・
帰路もS本部長は、このように数十年間も放置された廃道を進むのです!
ヒトが行き交う事が無くなり、整備もされず荒れたままに半世紀も経った道がどうして分かるのでしょうか???
かってヒトが作った道を、決して絶やさまいとして熊さんや鹿さんが守ってくれていたからなのです♪
熊鹿さん達はヒトが作った道を、ヒトが訪れなくなった後に、暮らしのための道として利用していたのです♪
その道を、また私達探検隊がなぞるのです♪
懸命に歩いた足跡が微かにどこまでも続いてます・・・
先頭を進むS本部長は「道に迷わないように、要所要所で2頭の大きな鹿さんが、優しく見守っていてくれていた」とおトしゃんに語ってくれました・・・
ぁぁなんとありがたいことでしょう♪
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昨日の探検で道なき道を歩く楽しさを体験したおトしゃんは、今日は一人で白旗山北壁に向かったのです♪
昔は北壁から頂上に向かう登山道があったそうですが、今は廃道に成っているそうです。
それらしき場所から頂上に向かいます!
やはり行く手には巨大なフキが立ちはだかってます。
昨日の労苦を経験したおトしゃんには、今日の探検は楽勝なのです♪
崖も登らず、谷底も歩かず、フキをかき分け・・・白旗山山頂です♪
せっかく白旗山に来たのですから、ブッキリ教の聖地モーゼ岩には挨拶しなければなりません♪
緑緑の悠久の大地、遙かなる白い山々、宇宙の果てまでも透明な青空・・・爽やかな時間と風が流れ去ります♪
おトしゃんは、この2日間、決められた道や場所でない所から見て感じた原始の自然は、何故か?とてつもなく優しく懐かしく・・・感じたようです♪
投稿者 choko : 2012年06月03日 17:01
コメント
れなっこさん。 ありがとうございます。
お空が、見事なお天気だと、脳もお天気になります♪
あのような大自然の中で探検ごっこをしていると心も嬉しくなってニタニタしてしまうのでしょうね♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年06月06日 08:58
おトしゃん こんにちは♪
おトしゃんの 満面の笑み!素敵です☆
投稿者 れなっこ : 2012年06月05日 16:40
空ママさん。
原始のままのヒトの気配が全く無い自然の中に佇んでいると、私は自分自身がヒトでなくてもいいように感じてしまいます。
空ちゃんも、チョコも、鹿も、死んだヒト達も、みんなみんな、この大自然の中の一瞬の出来事だったと思えてきます。
よく、生涯の伴侶を失ったヒトがお遍路さんをして癒される話を聞いたりしますが、つまり自然の中で生かされている自分を再認識するのからなのでしょうか?
私は四国まで行けないので、そのへんの自然の中をうろうろしてますが(笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年06月05日 11:22
毎日仕事と家の往復でなかなか自分では山に登ったり、森に出かけたり出来ない私ですが、おトしゃんのお陰で自然の姿にふれることが出来ます。道がない道を歩くのは素敵なことですね!
優しい鹿さんに私も会いたいです・・・
投稿者 空ママ : 2012年06月04日 20:43