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2012年06月29日
がったんごっとん大旅行♪
前回のブログのように、わたしはおトしゃんと一緒に列車に乗って遠くに旅立ちました♪
海底トンネルは真っ暗で何も見えません。私の顔が窓に映るのみです♪
今回はおトしゃんにはめったにない大旅行なのだから、キチンと目的意識を持って行くのが大事であるとの認識で、旅行の目的を整理してました♪
① 駅弁と云う物を正しく美味しく頂いてみたい。(それには列車に乗って揺れながらビールと一緒に頂くのです♪)できたら有名な新幹線車両で食べてみたい。
② あの辺は陸中海岸国立公園と云うところなので、少しだけでも観光のような気分も味わいたい。
③ 今回の大震災大津波と云う被災地に行って、その惨状から目をそむける訳にはいかないであろう!
④ 岩手県田野畑村民俗資料館の早坂文庫等に早坂さんの亡霊等に会いに行きたい。
アレッ!、早坂さんの亡霊や怨霊関係と言っていたばずでしたが???欲が出てきたようでどうも、話がややこしくなってきました?
以降、話の説明関係が解りやすくなるように、
① 駅弁・鉄道関連
② 観光関連
③ 震災関連
④ 亡霊関連
・・・上記の4つに仕訳分類しての旅の話です故、時間軸はテキトウです。
がったんごっとん電車に揺られるとお腹も空いてきます。さっそく駅弁を購入します♪
有名な『かにめし』です。ビールに大変良く合います♪
『はやぶさ』と云う名前の新幹線車両にも乗りました。
おトしゃんは、『はやぶさ』は空を飛ぶ飛行機に相応しい名前ではなかろうか?
黒く塗装して、線路をにょろにょろと行く『うなぎ』と云う名前が良いのではないか!と騒いでました・・・そんな風に、『はやぶさ』に失礼な事を言って、気分を悪くしないものだろうか?と、わたしは危惧してました・・・(後述しますが、実はやはりその後、おトしゃんにはバチが当たったのです♪)
(↓①駅弁・鉄道関連)
気の弱いおトしゃんですが最新型の新幹線に乗ると気が強くなるのです。やはりここでは豪勢なステーキ弁当が似つかわしいと思ったようです。当然これもビールに大変良く合います。
亡霊に会うと云う崇高な目的で行くのですが、初めはどうしても①駅弁・鉄道関連の写真が続きます・・・
田野畑村は深い谷が人々の往来を拒む地勢で簡単に行けるような所ではないのです。一旦、山田線で宮古市に向かいます。
超近代的新幹線から懐かしいディーゼルカーに乗り換えます。
断崖絶壁の谷間の間を、がったんごっとんくねくねとトンネルと鉄橋を交互に進みます。
この山田線の必要性を国会で演説した、当時の岩手県出身の宰相原敬に、野党の議員が「かような所に鉄道を敷いて、いったい総理はサルでも乗せるつもりか」と、帝国議会で質問したそうです。
これに対し、「鉄道法ではサルは乗せないことになっております」原敬は平然と答弁した。・・・と地元の方に伺いました。
・・・と云う事で、おサルさんの乗っていない列車で2時間がったんごっとんで宮古駅到着です。朝6時に札幌のお家を出て10時間です。
宮古駅ホームには大漁旗を景気良く吊り下げてます・・・
(↓①駅弁・鉄道関連)
大漁旗からは、震災にめげないで、皆んなで頑張りましょうと云う気持が悲しいほど伝わってきます・・・
なにせ、宮古駅前の銀行のビルも前まで、津波が到達したとの碑が建立されてました・・・当然、港や漁業関連は全て失われたのです・・・
あれやこれやで、夕刻にホテルに到着しました。
今回は故早坂氏の研究の最大の協力者で三閉伊一揆研究全般、そして我国の古文書解読の第一人者の盛岡在住のTさんが、わたしとおトしゃんの大旅行を案内してくださるのです♪
お部屋の窓の向こうの松の彼方には、美しい陸中海岸国立公園が見えます。
(↓③観光関連)
Tさんが、せっっかくだから見に行こう・・・と、『浄土ヶ浜』と云う近くの海岸に向かいました。
大昔にお坊さんが「さながら極楽浄土の如し」と叫んだと云う説があるそうです。
しかし、極楽浄土のような所と云っても世間と同じように甘いモノではありません・・・やはり「針の山、賽の河原、血の池」等々の景観もあるそうです♪
おトしゃんは、パノラマ写真を撮りながら、もしかして賽の河原辺りに早坂さんの亡霊がうろうろしていないだろうかと、キョロキョロしてました・・・・
※次回に続く・・・
投稿者 choko : 2012年06月29日 14:42
コメント
A隊長
やはり、現地の調査探検は重要であると再認識しました。盛岡から北上高地に分け入ると『山谷山高山谷川山深谷山高山谷川山』・・・と漢字が並ぶ如くの地勢が延延と続いてました。
震災直後、三陸一帯の自治体が仮設住宅建設用地が無いと問題に成ってましたが、チョコの額のような空き地に畑を作っている様を見て素直に納得しました。
確かに、早坂氏の言っていたように、あのような所であのような歴史上最大級の一揆を指導した人物はどのような者か・・・考えさせられました。
現地に行ったせいか、私自身、お目目が大変ですが『幻の老人切牛の万六』の再読にチャレンジをと思ってます(笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年06月29日 19:39
タックンママさん。
現代の新婚様はどのような地域へ新婚旅行に行かれるのか解りませんが、あの辺にも新婚旅行に行かれたとは大正解ではないでしょうか?羨ましい限りです♪
私は新婚旅行とかも未経験なのですが、『もし』が叶えられるのであれば私も若き日のタックンママご夫妻に倣ってあの辺で新婚旅行のようなものを試みてみたいものです♪
予約等もTさんにお任せだったので名前も憶えてませんがあそこのホテルはあそこしか無いのであそこではないでしょうか?
私は、あの海岸で決して華やかな風情ではなくても、寂しさに耐えるなにか秘められた強さのようなものを感じて佇んでました。
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年06月29日 19:03
行った事がない土地なので、地図を広げてフムフムと思っています。日本も結構広いですね。
投稿者 A : 2012年06月29日 18:58
浄土ヶ浜はどうなったかな~?
と思って居ました。
その辺りに生息しているカモメは凄かった!
チョコちゃんが眺めている景色 見覚えが有るかもしれません~
同じホテルかもしれません。
投稿者 タックンママ : 2012年06月29日 17:57
三陸海岸・・・新婚時代に夫と二人で旅しました~
田野畑村の近くに龍泉洞が有りますね。
龍泉洞の地底湖の水の碧さに驚愕しました。
はやぶさ・・・のぞみ新型車両よりスマートです!
確かにウナギに似ていなくもない?
投稿者 タックンママ : 2012年06月29日 15:25