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2012年07月01日
がったんごっとん大旅行③
Tさんは、資料館に入館する前に『三閉伊一揆の像』を見ませんか？
と云う事で、資料館敷地の奥の一揆の像です。
後方の屋根がうねうねした建物が『田野畑村民俗資料館』です。
屋根のうねうねは、田野畑村周辺の山なみを表現しているそうです。
石碑には、あれこれ難しい事がかいてありますが、おトしゃんはあまり興味が無いのです。どちらかと云うとパノラマ写真を撮りに来たと云うのが本音のようです。
とにかく、天気が良いのがなによりです♪
一揆の像も『未来は明るい・・・』と言っているようです♪
これが、雨降りだったら、一揆の像も泣いているように見える事でしょう♪
(↓④亡霊関連) マウスクリックで、たぶん・・・世界初の『三閉伊一揆の像』のパノラマ写真です♪
パノラマ写真に写っている石碑の文をキチンと読みたいヒトは、以下を読んで下さい。
碑文
弘化嘉永年間南部藩の財政は極度に窮乏し沿岸部の野田宮古大槌の三閉伊に対する課税は苛酷をきわめ漁業権は剥奪され農漁民は鉄山で酷使されるという想像以上の悪政が続けられた。弘化四年(一八四七)に切牛弥五兵衛を先導に一万数千人が遠野南部へ嘉永六年（一八五三)には田野畑太助を先導に総勢二万数千人がたちあがり仙台藩に向って南下した。参加者は若者が先頭に立ち野ら着のままでひえ麦みそなどを入れたかますを背負い日やけした顔に目だけが光っていた。数カ月におよぶ悪政への苦闘の抵抗は農漁民の勇気と強い意志と団結によって腐敗した藩政を根本から変革し農漁民みずから生きぬいたのである。今ここに偉大な二人の指導者を代表としさらにはこの一揆に危険をかえりみずともに行動した先人のすべてを顕彰しその霊をなぐさめるとともにこの像が永遠に田野畑村のいしずえとならんことを念願する。昭和四十六年五月二十七日 田野畑村先覚者切牛弥五兵衛田野畑太助記念像建立期成会
※次回に続く・・・
投稿者 choko : 2012年07月01日 19:42
コメント
A秘境探検隊長。
こんな事を言うと叱られますが、かって、あの辺は日本のチベットと表されていた時期も有ったようです。その彼方の田野畑村民俗資料館には隊長としてもぜひ調査に行って下さい。あそこには民衆の歴史と云う宝物が眠っております。私も案内出来るようにそれなりに詳しくなりました♪
秋は、紅葉が素晴らしいそうです♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年07月03日 10:40
シャクシャインの像がありましたか。道民ですが、北海道は広く、未だ見たことがありません。これは是非パノラマ写真に撮ってこなけらばなりません。
ブログの記事を見ていたら、三閉伊一揆資料館にも行ってみたくなりました。７～９月は札幌市内で都市秘境巡りの講座で忙しいので、10月以降でも行ってみようかと考えています。
投稿者 A : 2012年07月03日 02:31
A先生。
固定焦点のGoproで撮したので、碑文を読むのは辛く、故にテキストを付けました。
碑文は「幻の老人 切牛の万六」の238Pに載ってます。
↓ ウィキペディアにシャクシャインの像の写真がありました♪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%B3
新ひだか町・真歌公園のようです。
世界初のシャクシャイン像パノラマ写真は夢ではないようです。
シャクシャインの話も、よく早坂氏に聞かされました。あの戦争でメチャメチャに傷めつけられた彼の人生が、シャクシャインや一揆の研究で癒されていた部分も彼の心の一部には有ったように私は感じてました。
投稿者 パノラマ写真愛好家 : 2012年07月02日 17:23
世界初の三閉伊（さんへい）一揆のパノラマ写真で、石碑を拡大して碑文を読むのに苦労していたら、パノラマ写真の下にテキストデータがあった。無駄な努力をしました。北海道には農民一揆はなかったけれど、徳川幕府時代にはシャクシャインの乱がありました。しかし、この乱の記念の像があるとは聞いていません。道内のどこかにあるのかもしれません。あれば世界初のパノラマ写真を撮ってきたいところです。
投稿者 A : 2012年07月02日 11:20