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2012年10月31日
駅 のようなもの・・・
自動車で江差線沿いの道路を走っていると、駅名標が見えました♪
『あまのがわ』と云う駅です。
しかし、東京から来た同行の超鉄道マニアのWさんは、「そんな駅はJR北海道には無いよぉ~」と言ってます?
調べてみたら、地元の鉄道ファンの方々が江差線の存続・振興の願いを込めて設置したそうです。
と、云うことはJRが認める正式な駅ではないようなのです・・・
当然、列車は停まってはくれません・・・
つまり、駅 のようなものなのです・・・
駅とは・・・
鉄道駅は駅舎とプラットホームと線路等で構成されるそうです。
小規模な駅にはプラットホームと線路だけで構成され駅舎を持たないものもある・・とWikipediaに記載されてました。
とすれば、あまのがわ駅は立派な小規模駅ではないのでしょうか?
プラットホームがあり、線路があり、駅名標まであるではないですか!
おトしゃんは、これじゃぁ・・・
花嫁タンスや鍋釜をやっと用意し嫁入りの準備をしたのに、JR家に入籍してもらえないようなものだ・・・
せめて・・・この『あまのがわ駅』に・・・
年に一度の七夕の日、列車が停まってくれないものだろうか・・・
・・・いじらしい想いを叶えてやれないものだろうか・・・
・・・と、駅 のようなものに向かってつぶやいてました・・・
おトしゃん自身が わたしを含め 〇〇のようなもの に囲まれて生きているので身につまされるのでしょうね・・・
実現するにはおトしゃんが社長になるしかないですね!
全国の優しい鉄道ファンが押し寄せるでしょうねぇ・・・・♪♪♪
2012年10月30日
松の木が守っている駅・・・
江差線の駅舎には、このような元車掌車を改造した駅舎も在ります。
廃物利用と言ったら失礼な言い方かもしれません。現役のお仕事を終えた車掌車さんに駅舎としての第二の活躍の場を与えていると考えたら、とっても好ましいことです♪
なんとこの小さな出入り自由な無人駅ですが、近代的且つ立派な灰皿を備えた喫煙コーナーがあるではないですか?
(換気扇等は設置されていませんでしたが・・・)
やはり公共の場である駅舎としての矜持を保っているのです。なんと素晴らしい心構えの駅舎ではないでしょうか♪
こうして、無人で頑張っている駅舎を植物たちが囲み始めてます・・・
駅舎の横に大きな松の木が在りました。
おトしゃんは、この寂しい駅舎を雨風から守り続けているのがこの松の木の生きがいのように見えると言ってました・・・
たしかにわたしもなんとなくそんな感じを受けました・・・
2012年10月29日
江差線パノ鉄撮影の旅♪ 列車交換パノラマ写真付
27日夜、札幌からA隊長、東京からWさん、会社のYさんとおトしゃんが木古内町に集合。
翌朝、夜明け前の出発でJR北海道江差線のパノラマ鉄道駅舎撮影の旅の(略してパノ鉄)開始です。
木古内町の海岸です。燃えるような朝日が津軽海峡の方から昇ってきます♪
なにやら荘厳な感じではないでしょうか・・・
おトしゃんは、『生物は海から誕生したのだよぉ』とわたしに教えてくれました。でも、わたしも、おトしゃんも泳げないのです?それでも原始の海のような光景に佇んでいると、そのように思えてくるのですね♪ 皆、潮風をお腹一杯に吸い込んでました。
木古内から江差に向かって最初の駅、『渡島鶴岡駅』です。
ぁぁ、なんと小さな駅でしょう !
幅2間、奥行き1間、なんと2坪の駅です。
この世に、この様に、こうもまで小さな駅があるとは、鉄道ファンには程遠いおトしゃんでも感動してました・・・
もしかしてJRの日本一建築面積の小さな駅舎なのでしょうか?
そうでなくても、北海道一番小さな駅舎なのでしょうか?
それとも、もっと小さい駅があるものなのでしょうか?
いずれにしても、これから465の駅舎を訪ねているうちに解明されることでしょう♪
一緒の面々は、駅の周辺の調査に余念がありません。
それぞれの面々がそれぞれの想いがあるのでしょう・・・が・・・
世間のヒトは怪しいヒトに思うことでしょう・・・
朝ご飯も頂かないで早朝から無人駅の周囲で喜喜として大人がはしゃいでいるのですから・・・
ここは、湯ノ岱と云う駅のホームです。
2台の列車が停まっているパノラマ写真です?
一本の線路を2台の列車が交差して通行するために、『スタフ』と云うものを渡して列車同士を安全に通行させる光景なのです。
駅員さんが運転士さんにそのスタフを渡している様子が写っている、もしかして世界初のパノラマ写真なのかもしれないではないだろうかと、同行の超鉄道ファンのWさんがとっても大げさに言ってました♪
<続く・・・>
2012年10月27日
パノ鉄プロジェクト スタート♪
先日、おトしゃんは突然、トンデモナイ事を企てました♪
おトしゃんたちが生きていた時代を後世に残そうと考えたのです?
と云ってもおトしゃんが考えることです。たいした事ではありません。
こう云うことなのです。
北海道のJRの駅全部(465ヶ所)のパノラマ写真を撮って鉄道ファンもそうでないヒトも楽しめるサイトを作るのです♪
でも、どうしたらいいのでしょうか?
話は簡単なのです!駅に行くのです。
今日はこれから、近い将来に廃線になるかもしれない道南の『江差線』の向かうのです♪
勿論、列車に乗ってビールを飲みながらです♪
お空は、未来を祝福してくてるが如くの超快晴の秋空です♪
でも、おトしゃんは傘も用意しました。世の中には雨も嵐もありますからねぇ♪
車中では当然、ビールやお弁当を頂きました・・・
3時間半ほどで函館駅に到着です。
ここは、今回の江差線パノラマ撮影の計画外なのですが、あまりにもきれいな青空だったので。同行の会社のYカメラマンさんが撮ってます♪
一路、江差駅に向かいます、明日は忙しいので、今日中に少しでも写すのです。
有名な江差湾の、かもめ島が見えてきました♪
江差駅は海から高台にありました。
なんとなく、必死に寂しさに耐えているようです・・・
ここが、江差線の最終駅です。
線路が1本だけです。
この先は無いのです。
先のないようなおトしゃんの行き止まりの人生と同じようです・・・
パノラマ写真を撮影しながら、あわただしく駅めぐりです。
「あぁぁっ」
おトしゃんは、この駅を見た瞬間、胸が締め付けられたそうです。
わたしは、心筋梗塞を心配しました。
古い車両を駅舎に転用しているのですが・・・
なんというか、健気というか、孤高というか・・・
老骨に鞭打つ感じというか・・・
秋の日の夕日に照らされた、駅舎と駅前広場です。
おトしゃんに何かを語りかけていたようです・・・
おトしゃんも駅舎に語りかけられたのは、人生で初めてのようです・・・
滅びつつあるモノ同士の共通の何かがあるのでしょうね・・・
鉄道にも興味が無いようなのが自慢だったおトしゃんの血液に鉄分が入り込んだのでしょうか?
JR北海道の大半はこの駅のように寂しそうな顔なのでしょうか・・・
<続く>
2012年10月23日
スネア?
おトしゃんが、何やら怪しげな丸い黒ケースを調達してきました?
何が入っているのでしょうか?
ラーメンを茹でる鍋ではありません!
バネが付いた太鼓のようです?
設置する金属の架台と太鼓のバチも付属してます。
会社のヒトは見た瞬間、『スネア』ですか?と問いを発しました。
おトしゃんは小太鼓と認識していたのですが、現代では『スネア』と呼ぶ事を初めて知りました。
周りのヒト御一同様皆音楽的常識素養を持ちあわせていらっしゃいます♪
現代においてバチとか太鼓なんて呼んだら時代遅れの太古のバチ当たりと珍しがられるのです♪
その小太鼓を殺風景なお部屋に持ってきて、わたし達ワンワン軍団の横に飾りました♪
おトしゃんは、この小太鼓を ザツザッザッザッ ザザザザッザ と云うふうに叩いて、ラ・クンパルシータのリズムをとって、他の楽器のテンポを合わせようと云う魂胆なのです♪
先日の練習会で提案したのです!
ラ・クンパルシータはト短調の、悲しみに満ちたお葬式の行進の曲のようなものなのです♪何故かしら、小太鼓のザツザッザッザッは合うのです♪
でも、バンドネオンを弾きながら太鼓も叩けるものでしょうか?
お手手が2本では足りません。
おトしゃんは太鼓の名人にお願いすることにしました?
でも、おトしゃんの周囲に太鼓名人はいるのでしょうか?
おトしゃんは居なければ、練習を重ねて名人に成ってもらえばいい・・と極楽とんぼみたいな物言いをしてました♪
2012年10月22日
残りの葉の枚数
お庭の辛夷の木の葉も枯れ始めてきました。
当然ですが、落ち葉は散乱します。
お庭の中にだけ落ちるのであれば都合がよいのですが、葉っぱは風まかせです・・・
公道や近所に散らかった葉は、おトしゃんの責任なので、おトしゃんはしかたがなしに拾い集めてます・・・
こんな事を気にしたりするようになったのはここ十年くらいです。
昔はお母さんがそのへんの気配りをしていたのでしょうね・・・
おトしゃんは枯葉の存在すら気にしたことがなかったのです・・・
あの葉っぱが全部落ちるまで、おトしゃんはつきあうのです♪
あと何枚あるのでしょうか?
おトしゃんは残りの葉っぱと自分の残りの日々にめくる日めくりカレンダーの枚数とを重ね合わせて考えているようです。
しかし、落ち葉は一日に何百枚も落ちるのです。
人生の残りカレンダーとの比較はなかなか難しいのではないでしょうか・・・
2012年10月18日
襲いかかる人生の試練 (2)
悩み続けたおトしゃんは、ボールペンを見て、この先っぽを切ってボタンにくっつけたら、なんとか成るかもしれない♪と閃きましたが・・・ぁぁなんと云う事でしょう・・・太すぎて使えそうにありません・・・
次に、昨夜、自分で豚肉を串に刺して焼き鳥を作っていたのを思い出しました♪
エポキシ樹脂で焼き鳥のような形を自分で作って見る事にしました。
不恰好ですが、機能を果たせるのであれば、異論は無いとの人生観なのです♪
バンドネオンの方もおトしゃんに、すがるような気持のようです・・・不安気に成り行きを見守ってます。おトしゃんもエポキシが硬化するまで祈るような気持だったようです。
確かに焼き鳥のようですね♪
固まってきたので、ヤスリでゴシゴシして形を整えます。かなり歪んでいるのですが贅沢は言えません。
串のようなものを抜くと、穴になっているので、ドリルで穿孔する必要が無いのがおトしゃんの自慢のアイデアなのです♪
なんとか、元のキーの部分に取り付ける事に成功しました♪
違和感が無くはないのですが、この際、引っ掛からないで動いてくれるだけでありがたいのです。
無事に、修理を終えたバンドネオンの姿から、何かしらの安堵感すら漂っているではないですか♪
おトしゃんはバンドネオンが元気な時には何も感じていなかったのに、このように人生の試練を乗り越えたせいか、自分の暮らしに無くてはならない存在になってきたようだ・・・と思ってきたようです。
わたしの晩年と重なって思ったのでしょうね♪
2012年10月17日
襲いかかる人生の試練 (1)
世の中の事、一寸先は闇なのです!
何が起こるか分かりません?
おトしゃんの平穏な暮らしにも、人生の試練が襲って来ます・・・
練習中、突然にバンドネオンの左手側のボタンが取れてしまったのです。
一瞬、「どうしましょう???」とおトしゃんは目の前が真っ暗に成ったようです・・・
次に、ボタンの一つくらい取れても何とかなるだろう。Yシャツのボタンだって欠けているけれど不便は感じないのだから、バンドネオンだって一緒だろう♪と考えました。
更に、ラ・クンパルシータしか弾けないのだから、使わないボタンかもしれない・・・と楽観視してました。
しかし、このボタンは『ド#』なのです。
ラ・クンパルシータの出だしに4回も鳴らす大事な音なのです。
このボタンは無くなったら・・
タッタッタッタッ タラララ~ラ が
タッタッタッタッ タララ?~ラ となってしまい・・・
作曲した泉下のヘラルド・エルナン・マトス・ロドリゲスさんは泣き出すのではないでしょうか・・・
と、なれば、あらゆる手段を講じて、修理するしかないのです。
しかし、我が国にバンドネオンの修理を出来る専門家は1~2名しかいないのです・・・
当然、町内会にも札幌にも北海道にもおりません・・・
しかも週末は楽団の練習会なのです・・・
と云うことは、おトしゃんが自分でなんとかするしか生きる道はないのです。
前回の接着剤が剥がれたのと異なり、今回はボタンの素材が経年劣化でボロボロになってしまったようです・・・
ぁぁ・・どうしましょう・・・
絶望だぁ、もうお終いだぁ、年貢の納めどきダぁ・・云う言葉・・がグルグル・・・
こう云う時は、落ち着くべきです♪
とりあえず、蓋を外して、中を覗いて見ました・・・
中を覗くと、25.5.27 と 生年月日のスタンプが押してありました。
ドイツ国産なので日付表記はDD/MM/YYYY(日月年)とすると1927年5月25日生まれなのでしょうか♪
と云うことは85歳なのでしょうか・・
おトしゃんより20歳もの大先輩なのです。
とすれば、体や頭のあちこちが辛くなってきているのは否めない事実なのではないでしょうか?
おトしゃんにとって、長い年月、アルゼンチン国に暮らしていた父親のような存在なのです。
多段腹の胴体にブエノスアイレスの酒場のタバコの匂いが染み付いてます♪
ぁぁ。。相方を失った『ド#』のキーのスプリングが虚しく震えてました・・・
おトしゃんは、トルコ国のカッパドキア地方の奇観と同じ光景がバンドネオンの内部に在るのを知って驚嘆してました♪
アルゼンチン国もトルコ国もドイツにも用が無いヒトなのに・・・
悩んでもしょうがないので、「明日ゆっくり対策を考える事にした・・」とおトしゃんは何故か喜んでました?
目の前の難問とか困難をイイカゲンに乗り切るのが好きなヒトですからねぇ~
<続く・・・>
2012年10月15日
音楽で脳も心もリフレッシュ・・・するのでしょうか???
お目目の検診と目薬を仕入れに病院に行ったら、待合室にチラシが置いてありました?
『音楽で脳も心もリフレッシュ』とあります?
なんと、楽器を演奏すると『脳の幅広い部分を刺激することができるので脳の老化予防に役に立つ』と書いてあります!
おトしゃんは自分でも偏った考えをする事を自覚しているので、『脳の幅広い部分・・・』に効くとあるのを見てとっても嬉しくなったようです♪
『左右の手で異なる動きをするため、運動機能を鍛えることができます、』とも書いてあります!
健康に良いとなれば、堂々とバンドネオンの練習にも励む大義名分にもなります♪
さっそくカラオケ屋さんに出向き、パソコンで師匠の模範演奏を見聞きしながら、ゆっくりゆっくりゆっくり真似るのです。
でも・・・なんとなくお師匠さんが弾くのとは異質なのに気が付きました???
不思議に思って、楽譜をもう一度良く見ました・・・
ぁぁ、なんとした事でしょう・・・
今まで、一番下の左から7番目と23番目の『ファ』の音を省いて覚えてしまってそのまま練習していたのです・・・
要するに、自分が間違って弾いているのすら、判らない体たらくなのです・・・
山登に例えたら、間違った山道を歩いているのに気が付かないまま喜んでいたようなものではないでしょうか。
なんとも情けない話ではないでしょうか・・・
おトしゃんの場合には、行ったり戻ったり確かに運動には成りますが、後悔に苛まれて、脳も心もリフレッシュとは成らないのではないでしょうか♪
2012年10月13日
記憶に鮮やかな、あの木の紅い色・・・
晴れたり降ったりのお天気なので山歩きは諦め、おトしゃんは手軽な公園をうろつき、紅葉を愛でる事にしました。
と云っても、遠くまでの自動車運転は辛いので、あまり遠くない梅公園です。
ここには、以前、天気の良い日に何度も何度もわたしと入院中のお母さんが連れて来てもらったのです♪
橋の向こうはなんとなく異次元のような感じです・・・
雨上がりの公園は無人です・・・
お目当ての紅葉は見あたりません・・・
こうして一人で歩いているのですが、おトしゃんはわたしとお母さんが一緒に歩いている気配を感じているようです・・・
ぁぁ・・ここは、以前、わたしを雨竜沼札幌支店だよぉと連れてきてくれた所ですねぇ・・・
おトしゃんには、わたしが待っているのが・・・見えているようです・・・
ここは、ワンワン運動広場ですねぇ♪
それにしても、ほとんど紅葉してません・・・
わたしが、ピョンピョンして生きていた頃です♪
お母さんが「チョコォォォ~」と呼んでいた声が聞こえきます・・・
アッ・・・ありました。
真っ赤な木が!
まだ、在ったのです。この木が・・・
おトしゃんは憶えているのです。この木を。。。。ハッキリと!
ちょうど4年前にも、わたしたちはこの木の下を歩いてました・・・
辛い体調にも拘らず必死に歩いていたお母さんは、この木の下で激しい咳とともに喀血し発作が起こったのです。
そうなのです。その時、おトしゃんは葉の紅とハンカチの紅を見ながら・・・お母さんの背中を撫で・・・皆んなで見るこの光景は最後だろうなぁ・・・と、命の終わりを予感して夢のように思っていたそうです・・・
あの時も、今日のように・・・この木だけが紅色に染まっていたのです・・・
ぁぁ、あの時、お母さんを休ませた近くのベンチです。
秋なのに優しくお花が咲いてました♪
あの頃と同じコスモスなのですね♪ なんと美しいのでしょうか・・・
お母さんのように 「 ビールを飲み過ぎないでね 」 と、おトしゃんに語りかけてくれているようです♪
一時間ほど、公園を彷徨いて駐車場に戻ると、不思議な事になんとなく紅葉が進んだようです・・・やはり、おトしゃんにとって公園の中は、過去と現在が一緒なのでしょうねぇ♪
おトしゃんの目には4年前の光景が重なって見えているようです・・・
あの時、おトしゃんには、未来が見えていたのですね・・・・・・・・・・
もしかして、ここは、おトしゃんにとって、わたしとお母さんの広大なお墓とでも、思っているのでしょうか?
2012年10月08日
素晴らしい大自然に愛されていると錯覚している幸せ♪
わぁぁぁ~♪この世は、なんと美しいのでしょうか・・・
冬期にしか登ったことがなかったイチャンコッペ山を10年ぶりで訪ねてきました♪
超快晴の空の下、息を飲むような・・・
・・・・紋別岳-モラップ山-樽前山‐不風死岳-徳瞬別山-恵庭岳-・・・・
イチャンコッペ山からの大景観に、おトしゃんは、素直に、此の世の全てに感激と感謝をしてました・・・
とてつもなく美しい青空を与えてくれたイチャンコッペの神様に祝福されているような気分と缶ビールで喜んでいたおトしゃんは、帰宅後、そういえば昨日、栗を与えてくれた白旗山の神様の気持ちも大事にしなければ・・・と、拾った栗を45分間茹でてました♪
おトしゃんは、皮を剥くのがめんどうなので、ハサミで栗をチョキチョキして、匙ですくって頂きました♪
味覚も音痴なおトしゃんでしたが、今回の栗には死ぬほど感激してました。
拾った栗のなんと美味しいことでしょう♪
人工添加物等は一切ないのです。
人手も一切かけていない天然のママに育った超純粋な美味しさなのです。
媚も売らない、迎合もしない、「私は縄文時代の昔から栗ですよぉ・・」と云うほどのとてつもなく崇高な美味しさなのです。
おトしゃんは、
六十数年生きてきて、これほどまで慈愛に満ちた美味しいモノに出会ったことが無かった・・・と、
もうもう、大感激でした・・・
やはり、拾った故0円故、当然懐が痛まない故、特別に美味しいのではないのでしょうか?
尚且つそれほど美味しいと云うのは、本来であれば、山で暮らしているタヌキさんキツネさん、ネズミさん、クマさん、リスさんヘビさん等々が喜ぶ食べ物をくすねてきたと云う心の痛みも関係しているのではないでしょうか・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の、天国のように美しい支笏湖の大景観♪
ほっぺが落ちるほど美味しい、山で拾った栗♪
おトしゃんは、此の世は、生きるに値する♪と幸せそうでした・・・
青空とか栗だとか、無理して幸せだと言っているようなのは、きっと天国のような所に居るであろう・・・お母さんに、素晴らしい大自然に愛されて生きている幸せを伝えたかったのでしょうねぇ・・・
2012年10月07日
人生で初めて栗を拾う♪
秋晴れのお天気日曜日。おトしゃんは『チョコぉ、久しぶりに一緒に山に行ってみようか?』と、わたしを連れてブッキリ教の聖地モーゼ岩とブッキリ広場に向かいました♪
今日は何故か?わたしは、何かとっても良い事があるような予感がしました♪
わたしのバッグを背負って歩いていたおトしゃんは、突然立ち止まって、わたしを地面に下ろしました。
ァッ!何でしょう?
なんと、栗が道路に落ちているのです♪
しかも、ご丁寧に殻から実が出てあちこちに転がっているではありませんか?
おトしゃんは、山歩きをするのですが、皮を剥いたりアク出ししたりするのが苦手なので山菜とかキノコとか採ったことが無いヒトなのです。
でも、栗となると別格です。
でも、どうして、道の真中に沢山転がっているのでしょうか?
栗を拾うなんて、人生で初めての経験です♪
栗とはこうして勝手に一人で殻から出てくるものなのでしょうか?
此の世は不思議な事がたくさんあるものですねぇ?
おトしゃんは、このような事にも疎いのです。でも、事実は事実です。目前に転がっている栗を拾わない手はありません♪
お母さんが、生きていたら、おトしゃんが山から栗を拾ってきたなんて言ったら、どれほど喜んだことでしょうか?栗太郎さんなのですね♪
お金を出して購入するのとは異なり、気持ちが幸福感でいっぱいに成ると喜んでました♪
そうなのです、とっても幸せな日曜日に成ったのです♪
お家に帰って広げて見るとこんなに沢山ありました♪
一人で頂くには十分な量です。
おトしゃんは、栗をどの様にして食べるかも解らないので、ネットで調べてました。
一晩水に潤るかして、40~50分煮る・・・とあったので、明日の楽しみですね♪
でも、次回には、茹でてある栗が落ちていないものでしょうか♪
2012年10月05日
無駄な試み・・・
おトしゃんが会社の隅で、コーヒーやビールの缶を集めてきて、何かゴソゴソしてます?
ピカピカ光る鏡を缶の側面に貼り付けているのです?
いったい、何をしているのでしょう?
次に、何やら怪しい写真を紙に印刷して、テーブルに置きました?
何が印刷されているのでしょうか?
そして、先ほどの鏡の付いたビール缶を写真の真ん中に置きました!!!
ぁぁ・・・・
懐かしい、わたしではないですか♪
ビール缶に、生きていた頃のおりこうさんのわたしが写っているのです♪
と・・・・云うことは、もしかして・・・・
と、今度は周囲360°が全部写った写真を用意しました!
ぁぁ・・・なんと札幌駅の夜景ではないですか♪
しかも、下の写真を回転させると、円筒鏡に写っている映像も回ります♪
と、云うことは、パソコン画面でパノラマ写真をグルグル回して見るのと同じようなものではないのではないのでしょうか♪♪♪
おトしゃんは、何枚かの円形のパノラマ写真を印刷しました。
下に敷く写真を藻岩山から見たパノラマ写真に替えると・・・
当然、藻岩山からの風景がビール缶に写ってます♪
昨年の秋に撮した樹芸センターの紅葉のトンネルのパノラマ写真です♪
と、云う事は。パノラマ写真を円形に印刷した写真集を作り、それに円筒鏡を中心に乗っけて下の写真を回転させると『回転するパノラマが見られる本』が出来るのではないですか♪♪♪
パソコンを使わないで、グルグル回るパノラマ写真を見たい・・と云うおトしゃんの夢が叶うのではないでしょうか♪
もしかして、いいえ、もしかしなくても世界初のアナモルフォーズパノラマ写真装置ではないでしょうか♪
そして、そのグルグル回るパノラマ写真集を全世界に売って濡れ手に粟と、大儲けをして、もう働かないで毎日遊んで暮らせるのではないでしょうか♪
と、すれば天にも昇る喜びのはずですが・・・
そんなに喜んでもいないようです?
『
どうも、はっきりと映らない・・・・
(鏡が曇っている。もっと反射率の高い円筒鏡を探そう・・・)
色も冴えない・・・・
(印刷に光沢のある紙を使ってみるべきだ・・・)
迫力が無い・・・・
(映る部分が小さい・・・)
・・・ぶつぶつ
(・・・)
』
やはり、いつもの様に今回の研究も全く無駄な試みではないでしょうか?
2012年10月03日
仕掛け絵本収集家???
おトしゃんは、また絵本を購入してきました??
表紙には、生前のわたしに似た可愛いどうぶつの絵が描かれてます♪
幼児用絵本を見て喜ぶなんて、おトしゃんは『退行現象』ではないのでしょうか?
高齢になってくると物忘れと同じように退行現象等も起こるようです・・・
そう云えば、5年前にも『とびだす絵本』を調達してきて、わたしに見せて喜んでました・・・
でも、今は絵本を見せる相手も居ないのにです・・・
付属のレンズを絵に当てると絵が浮き出るとあります?
なにも画かれていない所に、
レンズを置いて見ると??
目を凝らしてみたら、なんとなく絵柄が見えます?
でも、おトしゃんの老眼お目目にはモヤモヤにしか見えません・・・
それでも、おトしゃんは本を大事そうに抱えて喜んでました。
どうしてなのでしょう?
単純な退行現象とも思われません?
仕掛け絵本収集家なのでしょうか?
何かしらの怪しい企みがあるのではないでしょうか?