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2012年11月30日
神仏の恨みをかったおトしゃんの身代わりになったバンドネオン♪
秘境駅探検全員無事に戻り、平穏且つ安らぎの日々にバンドネオンの練習をして過ごしていたおトしゃんに、又又災難が降りかかりました・・・
なんと、(ド#)のボタンが押したきりで戻らなく成ってしまい、勝手に(ド#)の音が出たママになってしまったのです?
どうしましょう?・・・ラ・クンパルシータが弾けなくなってしまうのです・・・
何か不吉な予感を抱きながら、そぉ~ぉっと、蓋を開けてみたら・・・・
ぁぁ・・・バネが折れてしまって、バルブが開いたママ空気が抜けて、絶望的状況なのです?
とっさに、先日東京で仲良しになったバンドネオン修理の大名人の松井楽器の松井社長に修理を依頼しようと、考えたのですが・・・
どう考えても、簡単に修理出来る状況ではないのが、おトしゃんにも分かりました。
接着剤でくっつけて組み立ててあるので、分解不可なのです・・・!
尋常な方法では修理出来ないのを悟ったおトしゃんは、創意工夫等でなんとかしてと、ピアノ線を購入してきて、自分でバネを作りました。
そのバネがボタンの支柱にあたる部分にビニールチューブを被せてました。
その手作りバネを丁度都合よく空いている基盤の場所に、画鋲で固定してみました。
どうやら・・・楽器としての機能を果たせそうです♪
なんとかなりそうなので、後は、しっかりと画鋲やバネを樹脂で固めました♪
戦前のドイツで製造されてから、85年も現役で頑張ってきたバンドネオンなのです。
おトしゃんと一緒で満身創痍なのです。
いつ、ご臨終となっても不思議でも無いのです♪
今回の故障はある意味で致命的な怪我のようなものでした。
にも拘わらず、おトしゃんは決して諦めないで必死になって介抱しました・・・
わたしの命の最後の最後まで介抱した経験と記憶が、今回のバネ破壊にもめげないで何とかした結果に良い意味で役立ったのではないでしょうか♪
でも、どうして、この様な災難がバンドネオンに降りかかったのでしょうか?
きっと、先日の秘境小幌海岸の洞窟の仏像の台座に無神経にも泥靴や靴下を並べてゴミ掃除をしていたバチではないのでしょうか?
本来は、おトしゃんにバチが当たって崖から転がって足のホネでも折れていたかもしれないのですが、バンドネオンが身代わりになってくれてバネが折れたとしか、わたしには考えられません♪
椅子に座ったバンドネオンは、おトしゃんにとって家族のようなものに成ったようです♪
投稿者 choko : 2012年11月30日 11:37
コメント
タックンママさん。
おっしゃるように、このバンドネオンは80年以上頑張ってきたのです。蛇腹の間から強烈なタバコの匂いやら臭いがします。
十数年前にタバコを止めた私に、懐かしいけれど、今では苦手な臭いを放ってます。
きっと、アルゼンチンの酒場で毎日働いていたのでしょう・・・
今、私の手元にある間は、大切に大切に扱うつもりです。
私が死んだら、師匠の小川先生に引き取ってもらいます・・・バンドネオンにとっても一番幸せではないでしょうか(笑)
今回の折れたバネの位置は幸運にも、あのように工夫が出来た場所でした。もっと奥のキーだったら、ご臨終だったでしょう・・・
簡単にはあきらめないと云うコトと、幸運と云うコトは生きるのにキットとっても大事なことなのでしょうねぇ♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2012年11月30日 18:48
幾多の時代 そして多くの困難を生き抜いてきたバンドネオンさん
おトしゃんの手厚い介護で再びよみがえるのでしょう~!
どんな人たちがそのバンドネオンさんと過ごして来たのか?
ロマンが有りますね!
それにしても おトしゃんは創意工夫の達人だこと!
投稿者 タックンママ : 2012年11月30日 18:20