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2012年12月31日

年越しの準備もしないで山歩き♪

 生きていくのにどちらを選択するか迷うことが多々あります。
 おトしゃんは大晦日なので、お家の中を片付けて、清清しく新年を迎えるか OR 山を歩いて心の中を清清しくするか、迷ってました・・・
 熟慮の末、山に登るのがBESTと判断しました。
 何故かと云うと大晦日に山に来るようなヒマ人はいないだろうから、山全部を貸切出来るとの魂胆なのです・・・
 なのに・・・あにはからんや、白旗山入り口が混雑とは?
 スキーを担いだ若人が集ってます?あの方々は年越しの準備などしなくてよいのでしょうか?
 自分のことは棚に上げて、ヒトの事は気になるものです・・・


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 おトしゃんはスキーコースを外して、札幌台に向かいます。
 途中、札幌の街が遠くに見えます・・・


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 何の変哲もないこんな所が、おトしゃんには一番ホッとするのです。
 十数年前・・・S会長に、山歩きを教わって初めてたどり着いた冬山でした。
 その後、
 わたしとおトしゃんは、行く所が無い時には何度も何度もここに来るのです♪



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 帰り、いつもの背の高い樹の並木を歩きます。

 不思議なのです。
 この並木の下を歩いていると昔の記憶が大量に押し寄せてくるのです
 変わらない山と過去の山歩きの思い出を確認し幸せな気持ちになって帰って来れるのです・・・
 もちろん、ラッセルで足も疲れて、年越をぐっすり眠れる準備もできます♪
 
 


 
 

投稿者 choko : 20:02 | コメント (2)

2012年12月29日

しめ飾りの真実

 間近に迫るお正月には、どのような画像が相応しいのでしょうか?
 初日の出が昇る写真などが最も相応しいのでしょうけれども、身近に初日の出は見あたりません。
 代わりにと云ってはなんですが、『しめ飾り』の縦パノラマ写真はいかがでしょうか?
 下からぬぅぅっと現れるおかめさんは、怖い感じもしないではないのですが♪
 『しめ飾り』が『初日の出』の代わりになるものなのでしょうか?まぁ、お目出度いことには、それほど違いがないのではないかと思いますが・・・。
 

 最近、おトしゃんは今までの神仏を馬鹿にした自分の暮らし方を反省しているのです。
 この世で暮らしていくには、神仏のようなものや暮らしの風習のようなものを大切にするべきではないのか?と・・・
 大昔から人々が伝承してきた事には、それなりの意味が有ることがヤット解ってきたようなのです♪
 世の習わしに倣って万葉の昔から伝わる『しめ飾り』を購入してきました。
 おトしゃんは生涯で初めて『しめ飾り』を観察してました♪



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 今回購入した『しめ飾り』は藁を編んだ下地に様々な飾りが乗っかってます。
 賀正の札
 朝日を描いたような扇
 白い造花のお花
 交通安全の旗
 幸せそうな表情のおかめのお面
 笹の葉のようなもの
 二匹の鯛は、ぁぁ目出度い目出度い と言っているようです
 グルグル巻いている水引のようなもの
 金運来福のひょうたん
 家内安全の御札
 商売繁盛の御札
 亀の水引き
 鶴の水引き
 客を招く、の御札
 謹賀新年の大きな御札には、ありがたいスタンプまで押されてます

 これだけ盛りだくさんで、二千数百円だそうです
 しかも、朝日が昇るような勢いで交通安全で商売繁盛して金運に恵まれてお家の中が安寧でお客様が遊びに来てくれるのを鯛や鶴亀が祝ってくれるのですから、これほどのお得なお買い物はもしかして?ないのではないでしょうか。

 何故?このようなものが太古の昔から現在まで連綿と伝わっているのでしょうか?
 おトしゃんは
 「
  人智に叶わぬ事に対するせつない願いを、このような形に表現したのではないだろうか・・・
  私も、叶わぬ願いがあることを理解するようになってしまった・・・
 」
 と言ってました・・・

 おトしゃんは、自分の願いを込めた自分なりのしめ飾りはどう在るべきか・・・考えてました。
 バンドネオン上達
 税金退散
 視力回復
 チョコとお母さんと散歩
 ひぇひぇビール
 ・・・とかの御札を付けるのでしょうね♪
 


 

投稿者 choko : 10:40 | コメント (2)

2012年12月27日

一年間、そのままの机の上

 おトしゃんの会社の机の上で竜巻でも起こったのでしょうか?
 紙切れやガラクタが散乱してます?

 いぇ・・これが日常の姿なのです。
 会社では、おトしゃんの振る舞いを諭すヒトが居ないので、やりたいほうだいなのです。
 机の上を整理整頓すると云うヒトとして基本的な躾がされないまま高齢者になってしまったので、もう取り返しがつかないのです・・・
 机上で一年間の書類やら資料が期限が切れて朽ちていくのを、黙って見ているだけなのです・・・


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 でも、もうすぐお正月です。
 会社でも、お家でも大掃除のようなことをしなければならないのです・・・
 おトしゃんは、何時間も悩んで大決断をしました!
 机の上を片付けたのです♪

 ぁぁ、なんと清々しいのでしょうか♪
 これだけすっきりすると、お仕事の能率も向上するにちがいありません。


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 おトしゃんは、整理整頓された机に向かって呆けてました♪
 おトしゃんが仕事をすると、散らかるのです。
 整理整頓されてしまったら仕事が出来ないヒトなのです・・・

 でも、せっかくです、お正月らしく、このままにしておきましょう♪


 

投稿者 choko : 16:37 | コメント (6)

2012年12月26日

春立駅に向かってバンザイする石碑

 うわぁ~・・・、とっても立派な石碑が建ってます。
 春立小学校開校100周年記念として平成15年に建立されたようです?
 顔には『未来』と書いてあります。
 お子様が未来に向かって希望に燃えて万歳万歳万歳と万歳三唱の姿なのでしょうか♪


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 石碑のすぐ近くに春立駅があります。
 逆から読むと立春なんて、心が浮き浮きしますね。


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 小さいながらも端正な駅舎とトイレが並んでます。


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 駅舎内も清潔整理整頓が保たれておりました。


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 駅のホームへは手摺付きの階段を数段上がります。


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 駅ホームの向かいには、『静内町立春立小学校』の校門があります。


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 校門の向こうには立派な校舎が在ります。
 でも・・・・、シーーーーンとしてます。
 平日の午前中なのにお子様たちの嬌声も聞こえません?
 ヒトの気配が有りません?


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 無人の春立駅に、駅ノートが備えてありました。
 ちょっとだけ読んでみたら、社会人に成った春立小学校の卒業生が、お盆に帰郷して、ここの駅に来て在校当時の思い出を書いたページがありました。

 わずか一年前に(2011年)、この春立小学校は生徒さん減少との事で106年の歴史に幕を閉じたそうです。
 閉校時には13人だったそうです・・・

 
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 石碑が・・・
 一人で頑張って、未来に万歳しているように見えました・・・

 


投稿者 choko : 11:22 | コメント (0)

2012年12月25日

クリスマスの回想・・・

 
 おトしゃんの3連休は藻岩山、札幌台、白旗山と3日連続低山歩き三昧でした♪。
 昨日、クリスマスといっても、今更何にも用がないおトしゃんは皆んなで白旗山に登って冷たいビールを飲んで頭を空っぽにして、お家に戻ってきたら・・・ぁぁ、何という事でしょう♪
 わたし宛の、クリスマスプレゼントを郵便屋さんが、わたしに届けてくれたのです。
 この世から居なくなって三年半も経ったのに・・・
 郵便屋さんも、わたしがおトしゃんに間借りしているのを知っていたのでしょうか?


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 サンタさんの折り紙と、立派な写真集です。


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 一夜だけ花を咲かせる、まぼろしの花のお話です・・・


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 そういえば、今日は世界中でクリスマスなのですね・・・
 このブログを始めてから、何回かのクリスマスがありました。
 おトしゃんは過去のブログを見ながら回想に耽ってました・・・


2005年
 あの頃、おトしゃんはわたしに床屋さんをしてくれたり、クリスマスケーキのようなものを焼いて食べさせてくれました・・・
 おトしゃんと一緒につましいクリスマスを過ごした記憶が甦ります。


2006年
 この年も、パンのようなケーキを焼いて、晩御飯にして頂きましたネ。懐かしい思い出です。


2007年
 この年は、3月に新聞に載り、4月にテレビに出演したりしで、わたしにも仕事関係以外の知り合いが出来て、優しい方々から生まれて初めてクリスマスの贈り物を頂きました。


2008年
 この年も、たくさんの頂き物に囲まれてのクリスマスでした。
 でも、これが最後になりました・・・


2009年
 わたしはもう居なくなった・・・のです。なのにわたし宛のクリスマスプレゼントを頂きました・・・
 この頃から、お家での病気の養生を始めたお母さんに、おトしゃんは、いかにチョコが皆んなに優しくされたかをプレゼントを見せながら自慢していたものです・・・


2010年
 わたしも、お母さんも居なくなってからは、クリスマスの記述はありません。
 おトしゃん本人は、クリスマスもお正月もどうでも良いヒトなのですから。
 一人だと、お家になんかに居ないで、山をうろついているのです。


2011年
 昨年も、このブログにはクリスマスの記述はありません。
 山に登ってパノラマ写真を撮して喜んでいるだけです・・・


 つまり、おトしゃん一人ではクリスマスは、どうでもイイ事だったのです。
 わたしとお母さんの為にあったのです。
 二人共死んでしまったら用がないと云う冷血漢なのです。


 今年、贈られた 『一夜の花に、命のつながりを見る』と云う一冊の写真集が・・・
 おトしゃんに、『わたしと(確かに)暮らしていた頃の』クリスマスの回想を与えてくれました・・・
 ありがたいことです。


 


投稿者 choko : 16:52 | コメント (0)

2012年12月23日

鰊の神様の御利益♪謹製超極上ニシン漬けと光速ニシン漬け

 今日は予想に反して山歩きに最適なお天気でした♪
 久しぶりの札幌台は雪が深く、ラッセルで汗をかきました。

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 帰宅後、汗をかくと水割りビールで水分を補給するのですが、塩分の補給も必要です。
 なんとなくニシン漬けを食べたくなり購入してきました、200gで198円です。
 でも、市販の惣菜はおトしゃんには、味が濃くて苦手なのです。
 突然、おトしゃんは閃きました♪
 ニシン漬けの増量を兼ねて、自分なりに味を薄めて作ってみようと思い立ったのです♪

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 増量ニシン漬け用食材です。
 左から、身欠きニシン、キャベツの切れ端、大根のシッポ、味付け用購入ニシン漬けです。

 せっかくなので、この増量ニシン漬けに名前を付けました。
 お昼に作って、夕食に食べる計画なので『光速ニシン漬け』と名付けました♪
 大根もキャベツも冷蔵庫の中で干からびているので、話は超早いのです♪

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 ニシンをうるかしたりするのが面倒なので、お酒で10分位煮ました。
 おトしゃんは、お料理にお酒を入れると、なんでも美味しくなると信じているバカなヒトなのです♪

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 テキトウに切った野菜と煮たニシンを混合し、それに購入ニシン漬けを加えました。

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 卓上漬物器に詰めて、上から更に大量のお酒と若干のお塩を降り注ぎました。

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 蓋を閉めて、バネで圧力を加えます。
 『光速ニシン漬け』は、夕飯まで、果たして食べられる状態に成るのでしょうか?

 おトしゃんは、お昼から夕飯の時間まで、漬物の変化を観察してました。
 子供の頃に理科の実験で蟻の巣を観察した記憶が甦ったのでしょうか♪

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 ニシン漬けのようなものを仕込み終わってヤレヤレしていたら、藻岩支部長兼楽団ピアノ担当のSさんと奥様が、大量のニシン漬けを、わざわざお家に持って来てくれたのです♪
 藻岩支部長兼楽団ピアノ担当のSさんは、人生全般は元より、お料理方面にも達人なのです♪
 「ニシン漬け作りを生きがいにしていると言っても過言ではない」、と失礼な事を言っても良いほどのニシン漬け研究家でもあるのです♪
 
 達人作の熟成本物ニシン漬けと、4時間前に作った光速ニシン漬けの勇姿です♪

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 おトしゃんは、人生を学びました・・・
 200gのニシン漬けに工夫を凝らして増量を試みたのです・・・
 そうして、1000gの光速ニシン漬けが実現したのです・・・
 そうしたら、ニシンの神様は、藻岩支部長謹製の超極上ニシン漬けを更におトしゃんに与えてくれたのです。
 
 人生、何かを始めなければ何も始まらない・・・と云う教訓なのでしょうか♪

 それにしても、ニシンの神様なんているのでしょうか?
 でも、一日で4000gに増えたのです♪
 20倍にも増えたのです♪
 なんと幸せなことでしょう・・・
 これがお金だったら、天にも昇る気持ちになるものなのでしょうか・・・
 
 ところで、光速ニシン漬けは夕飯のオカズとして間に合うのでしょうか?
 「
 チョコぉ。心配ないよぉ・・・
 味の薄まった購入ニシン漬けの部分を先に食べるという奥の手があるのだよぉ~
 」
 なるほどなのですね♪


 


投稿者 choko : 15:31 | コメント (0)

2012年12月22日

テレビアンテナ付き無人駅(?)の荻伏駅

 日高本線浦河駅の隣の隣が荻伏駅です。


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 貨車駅と云うのでしょうか?車掌車改造駅と云のでしょうか?かっては線路の上で活躍していた鉄道車両が老後は一所で懸命に余生を地域に役立てて働いている立派な生き方なのです♪
 駅舎の横には公衆トイレも設置されてます。


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 煌めく朝日の方からディーゼルカーが力強く、ガッタンゴットンと姿を見せます・・・
 生きている事に感謝の念を抱くような、素晴らしい光景の写真ではないでしょうか♪
 でも、何か違和感が有るような気がします??
 何かが、違うような変なような??
 よく見たら、2両編成ではないですか!


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 鉄道についても無知なおトしゃんは、今までは一両編成のディーゼルカーしか見たことがなかったのです・・・2両編成でも変ではないのです。
 でも、せっかくの豪華2両編成なのに、乗降客は0人でした・・・
 時間帯によっては通学の学生さんとかが利用しているのでしょうね。
 A先生1人が万感の思いで、列車を見送っているのではないのでしょうか♪


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 駅舎の中におじゃましました。
 わぁぁぁ・・・、驚きました!
 今までおじゃました車掌車改造駅とは大違いなのです。
 なんと、切符の販売窓口があるではないですか?
 このような駅で切符を買うのは楽しいでしょうねぇ♪
 でも、残念な事に昨年(2011年)に窓口業務は停止され、今はカーテンが閉まり無人の駅です・・・


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 駅車の壁には浦河高校美術部の面々がデザインした気球が描かれてます。
 駅の横の駅名標はやはり漢字表記です?
 ホームの駅名標は平仮名表記、駅横のは漢字と云う規則があるものなのでしょうか?


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 改めて、駅舎をよく見たら、なんとテレビアンテナが屋根に付いてます?
 テレビアンテナ付き無人駅なんて、他に在るのでしょうか?此の世にここだけなのでしょうか?
 この事は大発見ではないでしょうか♪


 
 

 

投稿者 choko : 19:10 | コメント (2)

2012年12月21日

西様似駅と鵜苫駅

 西様似駅です。当然ながら様似駅の西に位置してます。


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 駅舎は、車掌車を改造した、いわゆる車掌車改造駅です。


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 駅舎の左側に『様似駅美化協力者』と云う銘板が貼られてます。
 平成15年当時に様似中学校美術部の中学生達が一所懸命にデザインした図柄が描かれているのです。
 青い空。白い雲。虹まで描かれてます♪
 中学生の清い心の中を表現したのでしょうねぇ♪


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 駅の周囲には、木材が文字通り山のように積まれてます。
 A隊長とおトしゃんは木材の山に登って、はしゃいでました。
 高い所に登るのが本質的に好きなのですね♪


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↓材木の山の上から撮した西様似駅の水平パノラマ写真です
 おトしゃんは、この風景をみて、ある事に驚愕して言葉を失ってました?
 ある事ととはいったい何なのでしょうか?


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 そうなのです。 ↑ 材木の山の上から見た水平パノラマ写真でなければ全容を見ることが出来ない、長い長~ぃ長ぁ~ぃホームが伸びてます。
 この長いホームを見て驚かないヒトは普通でないヒト以外にはいないのではないでしょうか?
 ディーゼルカー1両分の長さで事が足りるのになぜなのでしょうか?
 それにしても山の彼方にちょこっと真っ白い顔を出している日高の峰が美しいですねぇ♪


 ここは、木材の集積地だったようです。
 今でも、このように駅の周囲には木材を山のように積んであります。
 木材を輸送する貨物列車の為に長ぁ~ぃホームが造られたのでしょうか?

 駅の横の駅名標は漢字で駅名が表記してあります?
 ホームの駅名標は平仮名なのに???
 なにか関係者各位様の意見の相違でもあったのでしょうか♪


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 ・・・・・・・・・・


 そして、お隣の駅は鵜苫駅です。


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 鵜苫駅も車掌車改造駅です。
 ここの駅にはタコやイカやカニやエビやホタテが画かれてます。
 もちろん日高昆布もしっかり描いてあります。
 左側の窓は、タコの口に見立てたのでしょうか♪

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 そして、この駅のデザインしたのは、やはり様似中学校美術部の優秀な生徒さん達だったのです♪
 日高の海に対する、感謝の気持が画かれているのが、わたしにも分かりました♪


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 ぁぁ、そうだったのです・・・
 西様似駅と鵜苫駅は、様似中学校美術部の生徒さん達が、慈しんで育てた兄弟駅だったのです♪
 
 と云うことは、またどちらがお兄さん駅なのだろうか?と云う大問題が発生します。
 
 西様似駅美化協力者の銘板に 製作年月日 平成15年8月18日
 鵜苫駅美化協力者の銘板に  製作年月日 平成15年8月19日

 と、記してありました。

 西様似駅がお兄さんだったのですね♪


 

投稿者 choko : 16:46 | コメント (2)

2012年12月20日

こざっぱりした蓬栄駅

 ここ、蓬栄駅の駅名標の枠は錆と縁のない豪華なステンレス製です。
 あの今にも崩れてしまいそうな大狩部駅の駅名標を知っているが故に、このピカピカの駅名標枠が眩しく見えます。


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 駅舎は道路に面して建ってます。
 バスの停留所の待合所と言っても納得するのではないでしょうか?
 道路に面した入り口はトイレとなってます。


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 こちらの入口が、駅舎待合室の入り口です。
 ドアがありませんが、おしゃれなアーチ型で庇や壁に囲まれて落ち着けそうな感じです。
 待合室は1間x2間で広くはないですが、しっかししたベンチがあつらえてあり、掃除も行き届いてました♪


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 ホーム側には大きな窓があり室内に十分な光が差し込んでます。


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 当然ながら、駅としての装備品と云うか矜持と云うか運賃表と時刻表が誇らしげに貼られてます。


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 ホームに日高線独特の塗装をしたディーゼルカーが到着し、1人の乗客を乗せ・・・


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 ドアを閉めて、安全確認をして・・・


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 様似方面に向かって行きました・・・


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 ああ・・・次第に遠のきます・・・


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 平和と云うか、牧歌的と云うか、去り行く列車を見ていると、幸せな気持に成ります♪


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 また、列車が来ないかなぁ~と、上り方面をよく見たら、線路の先になにやら怪しげな岩が見えます?


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 あれは、蓬莱岩と云う奇岩だそうです。
 昔昔、怪物が死んで岩に成ったそうです。
 それにしても、邪魔な場所で死んだものですねぇ~♪


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 蓬栄駅は、小さいながらも、しっかり者と云った、こざっぱりした駅でした♪


 
 


投稿者 choko : 11:41 | コメント (2)

2012年12月19日

日高線の仲良し兄弟駅

豊郷駅と云う駅が在ります。


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そして、その隣には清畠駅と云う駅があります。


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 豊里駅は鉄骨プレハブ造りの近代的なデザインで、大きなアルミサッシの建具があつらえてあり駅舎内にも光が燦々と差し込みます。


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 そして、お隣の清畠駅です。
 あれぁれぇ~・・・、もしかしなくても豊郷駅と同じ駅舎ではないですか?
 寸法も、建具も、あれも、これも??
 異なるのはサッシの下の色の違いだけです?


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 一緒なのは、駅舎だけではありません。
 豊郷駅は、国道と海岸の間に陣取ってます。


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 清畠駅も、豊郷駅と同様の立地条件です。
 駅舎のホーム側にも大きな窓が付いていて、目前に大海原の大展望が開けます♪


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 この2つの駅は、あれもこれもがそっくりです。
 どうしてなのでしょうか?
 おトしゃんは、「これは、駅の双子の兄弟ではないだろうか?」と言ってます?
 駅にも兄弟があるものなのでしょうか?
 姉妹駅とは言わないのでしょうか?


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 兄弟は他人の始まりとも云うそうなので、そっくり兄弟駅にも、違いはあるのではないか?
 と、駅舎内の運賃表と時刻表を撮しました。

 当然の事ですが、運賃や発車時刻は異なってました♪


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 おトしゃんは、この2つの駅が兄弟と云うのは解ったが、どちらがお兄さんなのだろうか?
 と素朴な疑問を呈してました・・・

 わたしが考えるには、苫小牧駅の方から鉄道が敷かれたと考えると、苫小牧に近い豊郷駅が先に生まれた、お兄さん駅ではないかと思いました♪

 

 

投稿者 choko : 09:11 | コメント (2)

2012年12月18日

ここで暮らしてもいいと思うような人肌の温もりが伝わる汐見駅

日高本線の汐見駅ですが・・・


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 原野の中の踏切の横にポツンと暇そうに建ってます・・・


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 同じ、日高本線の大狩部駅絵笛駅浜田浦駅と同じようにブロック造りの駅舎です。
 でも、それらの駅とは異なり、なんと玄関には外気を遮断するアルミ製の立派な引き戸が有るではないですか♪

 外壁もおしゃれに薄いクリーム色のような色に塗装されていたのが分かります。
 建坪が同じような日高線ブロック造駅3兄弟は、どなたも玄関ドアが無かったですからねぇ・・・ドアが有る!だけでも格が上に生まれついたのでしょう・・・か?
 ドアが有ると威風堂々と見えるではないですか・・・
 ここの沿線の『ドア無しブロック造駅』を見続けていたので、こうしてしっかりドアが設置されている姿を見て、おトしゃんは・・・「立派な駅に成ったなぁ~」と感涙に咽んでました?


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 誰も居ないのですが、礼儀として「こんにちわぁ~ おぢゃましますぅぅ~ 」と声を掛けて駅舎の中におじゃましました。
 さすが、現役の駅です、壁には運賃表・発車時刻表が誇らしげに掛かってます。
 フト、目線を落とす・・・と、


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 あれまぁ・・・鉄道マニアさんのお宝の『駅ノート』が大切に保管されてます。


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 ページをめくったら、お人形さんの漫画が描いてありました。
 そうなのです、このお人形さんの座っているソファーは・・・?


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 このソファーなのです。
 なんと、この駅には大会社の応接室にも無いような立派なソファーが有るのです?
 しかも、ふかふか座布団を枕にして、備え付けの清潔そうなタオルを被ってお昼寝をしても良いような配慮までされているのです♪


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 少し汚れてはいますが、壁には『布製多数ポケット付小物入れ』のようなモノも掛かってます。
 お掃除道具や除雪用具も用意されていて常に清潔・整理整頓等の配慮を欠かさないように心構えているようです♪
 窓はなんと特殊気密仕様ガラス窓で、寒さが入り込まないようです。
 壁も豪華に木製内張りをしてあります。
 いったい、どなた様達がこの駅舎に、このような心遣いをしているのでしょうか?
 関係者の方々の真心が伝わってくるではありませんか。
 
 新品ではないが、お古の家具でも精一杯の心で旅人をおもてなそうと云うような人肌のような温かみが伝わってきます♪
 多少、椅子の布地が裂けてますが、それは致し方ない事です・・・
 決して・・・粗大ゴミを持ち込んだように(は)思えません!


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 駅のホームに立つと、原野の遙か彼方へ続く線路が見えます。
 ここは、荒れ野の中のオアシスのようなものなのかもしれません・・・


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 ホームの乗降の場所には、小さいながら屋根までありました♪・・・
 このように健気に頑張っている汐見駅で列車を待っていると、心が温かく成るのではないでしょうか♪

 この駅におじゃましていると昔の暮らしを思い出し、なんだか懐かしく成る様な気がする・・・ここで暮らしても良いのではないだろうか・・・とおトしゃんは騒いでました。
 
 もしかして・・・おトしゃんは人肌のようなものが恋しいのでしょうか・・・
 マイホームの原点が見えたのでしょうか?
 ここで暮らすとすれば、家賃とかは誰においくら支払う(も)のでしょうか?

 


投稿者 choko : 11:41 | コメント (0)

2012年12月17日

間借りの駅。

ここは、日高幌別駅です。


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 昔の時代によく在ったドライブインのような建物です。
 駅前から見て、駅のようには見えませんが?
 レストラン + 郵便局 + 駅舎 + 集会所のようです。
 集会所と聞いて?疑問に思うかもしれませんが・・・


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 線路側から見ても「POST」の看板です?
 なんとなく、駅と名のるのを遠慮しているようです?


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 建物内部には郵便局や食堂が在ります。
 駅舎として主張しているのは、壁に貼られた発車時刻表と運賃表だけです?


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 なんと、この複合用途の建物の2階には、和室の大広間があるではないですか?
 皆んなで仲良くお酒を頂いたり、歌ったり、踊ったりできるようになってました?
 そうなのです、大宴会もできる駅舎の構造なのです♪


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 改札口(切符も売っていないので、通るだけのドアです)を出ると、目の前には原野が広がってます。
 その先は延々と太平洋です。
 様似方面の線路の先には、あの有名なアポイ岳が微笑んでいます♪
 これを殺風景な景色と言うヒトもいるのかもしれません?
 でも、おトしゃんは、ため息が出るほどの雄大で荘厳な風景ではないだろうかとご満悦のようでした♪


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 座敷で、踊ったり歌ったり出来るここは、本当に駅なのだろうか?と思っていたら、なんと定刻にディーゼルカーがやって来ました♪
 やはりここは紛うことなく、駅でした。


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 うろうろしていたおトしゃんに、郵便局のオバサンが、「頂き物だけど、食べないかい?」と米ドンを分けてくれました♪
 そして、「昔々に、以前の駅を建て替える時に地元の皆んなで集会所も兼ねて建てたのですよぉ~」と教えてくれました。
 
 日高幌別駅は、わたしのように・・・
 間借りの駅だったのですね♪

 

投稿者 choko : 10:30 | コメント (4)

2012年12月15日

時間の流れが異なる駅。

 ここは絵笛(えふえ)という駅です。


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 躯体はセラミックブロックでしっかり作られてます。
 屋根だって本格的に長尺カラートタンで葺かれてます。
 浜田浦駅に比べたら立派なものです。
 入り口も2ヶ所もあるではないですか。
 でも、ドアは無かったです・・・


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 もちろん、この駅も周辺に住宅地なんて在りません・・・
 その代わり、馬や牛を飼育している牧場がたくさんあります。


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 浦河方面から、夕日に照らされて一両編成のディーゼルカー近づいてきました。


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 そして、律儀にも、誰もいないホームに、停まります・・・
 馬さん達が黙って見てました・・・
 雪の上の足跡は鹿さん達のようです♪


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 そして、夕日に向かって去って行きました・・・


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 やがて、日が沈み、夕焼けが迫ってきました・・・
 周囲の時間が止まっているような美しさです♪


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 茜色に染まりゆく空を見ながら、おトしゃんは、ずーっと昔に見た事があるような景色のような気がするようだ・・・
 と、言ってました。
 わたしは考えました。
 ここに流れている時間は、浮世の時間の流れとは別なのではないのでしょうか・・・
 


 

投稿者 choko : 20:57 | コメント (0)

2012年12月14日

耐え忍んでいる駅達・・・の現状を知る!

 日高本線というのは、苫小牧駅から様似駅までの146.5kmの間に28の駅があるのです。
 今日は残り10の駅全部のパノラマ写真撮影のお仕事です♪
 厚賀駅・清畠駅・豊郷駅・日高門別駅・富川駅・汐見駅・鵡川駅・浜田浦駅・浜厚真駅・勇払駅です。

 昨日の大狩部駅の辛そうな姿を見て、とっても心を痛めていたおトしゃん達は、原野の中に佇む浜田浦駅に到着しました・・・
 ぇぇええ~・・・おトしゃん達は驚きました・・・
 大狩部駅も駅と言うには、あまりにも辛そうでしたが、ここ浜田浦駅も見るからに辛そうです・・・
 殺風景な原野の中にポツンと佇んでます・・・

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 駅名標があるのだから駅なのでしょうけれども・・・

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 この建物が駅と判断するのは無理なのではないでしょうか・・・

 大狩部駅と同じ位の大きさでブロックの壁です。
 大狩部駅のブロックの壁は塗装されていませんでした。
 浜田浦駅のブロックの壁は黄色に塗装されているだけ幸せではないでしょうか?

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 屋根はナマコ鉄板が、母屋(もや)に直接に打ち付けているのみで、錆びていて屋根から光が差し込んでます・・・
 そして、ここの駅舎内には照明器具も無いのです・・・
 日が暮れたら、真っ暗闇です・・・
 今どき、電灯も無いなんて・・・酷過ぎます。
 
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 大狩部駅には、つましいけれど裸電球が設置されていました。
 屋根の下地板もしっかり貼られていて雨漏りの心配はなかったです。
 
 ↓下の写真はしっかりした小屋組の大狩部駅の天井です
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 でも、嬉しいことに、ここ浜田浦駅には大狩部駅には造作されていない窓があるのです・・・
 ですが・・・どの窓にもガラスが無くなっているのです・・・
 風雨がまともに屋内に吹き込みます・・・
 もっとも、どちらの駅も入り口のドアも無いのですが・・・

 ぁぁ、むき出しの床に雪が積もっているではないですか・・・
 
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 もう、悲しくて胸が痛みます・・・
 
 世間にも見放されたような、この駅に、一つだけ救いの光が「見えました・・・
 大狩部駅には置いて無かった「駅ノート」があったのです♪
 駅ノートが有ると云うことは、ここの駅を案じてくれるヒト達がいることなのです。
 浜田浦駅は孤独では無いのです♪
 
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 地元の心優しいおじさんが、樹脂のケースを用意してノートを大切に守ってくれていたのです♪
 ノートには「割れた窓ガラスも補修したい・・・」と、書いてありました。

 ・・・
 おトしゃんは、大狩部駅と、ここ浜田浦駅、どっちが辛いのか?どちらが辛抱して頑張っているのか?比較してました・・・
 その様な事を比較して、いったいどのような意味があるのでしょうか?
 
 ・・・いぇいぇ、北海道にはもっともっと辛い暮らしをしている駅もあるのかもしれません??


 
 

 

投稿者 choko : 22:11 | コメント (0)

2012年12月13日

駅間格差問題をどのように是正すべきか?

 昨日、パノ鉄撮影隊は日高本線の、静内駅・様似駅・西様似駅・鵜苫駅・日高幌別駅・東町駅・浦河駅・絵笛駅の撮影調査を完遂しました♪

 今日は荻伏駅・本桐駅・蓬栄駅・日高三石駅・日高東別駅・春立駅・東静内駅・新冠駅・節婦駅・大狩部駅と駆けずり回りました♪

 2日間で18駅を調査し、おトしゃんは此の世の「哀れ」を痛感した・・・と言ってました?
と云うのは・・・

 
 ※節婦駅

 ここは節婦駅です。この2日間で訪ねた駅の中で最も若い駅です。
 住宅に囲まれた小さな駅前広場に、おしゃれな姿で建ってます♪
 2~3年前に新築されたようです。


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 端正なシンメントリーな容姿、車椅子も対応のスロープ。


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 待合室には近代的トイレ、照明等々、2間x2間の小さな駅なのに設備も気配りも満点の優等生の駅でした♪


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 なんと、周囲の住宅に囲まれた駅前広場には、かわいらしい駅前広場のロータリーまであるではないですか♪
 


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 ※大狩部駅

 そして、ここ節婦駅からわずか2km先の大狩部駅にたどり着きました。
 薄汚れたブロックの小屋のようなものが、ポツンと海に向かって寂しそうに建ってます・・・
 ぁぁ駅の看板も無く、窓も無く、入り口の戸も無く、照明は壊れ、昼なお暗く・・・


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 目の前は、太平洋・・・
 この駅には話し相手すら居ないのです・・・


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 なんと、床もないのです・・・
 土の上に砂利が散らばっているだけなのです・・・
 座るベンチにも砂利が散らばっているではありませんか?
 秘境駅によく見かける「駅ノート」も無いのです。
 


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 駅としての矜持でもある駅名標は錆びてボロボロ、建設用のパイプ足場に後ろから支えられてやっと立っているありさまです・・・


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 ぁぁ、なんと惨いありさまなのでしょうか?
 隣の節婦駅が、あれほどまでに輝いているのに・・・
 どうして、すぐ隣の大狩部駅がこれほどまでし辛い思いをしているのでしょうか・・・
 この駅間格差の現状を見てヒトは何も感じないのでしょうか・・・
 是正しようと思う心はないのでしょうか?

 おトしゃんには・・・
 大狩部駅が
 「
 隣の節婦駅が、あのように明るく幸せに暮らしている・・・
 きっと、私も辛抱していたらあのように予算を投じてもらって、幸せな駅に成れるのではないだろうか・・・希望を捨てないで頑張ろう!
 」
 と思っているように、哀れに感じていたようです・・・
 同じような規模の駅間格差の問題をどのように是正すべきか?ヒトの優しさが問われているのではないのでしょうか?


 


 

投稿者 choko : 20:16 | コメント (4)

2012年12月12日

最終端 = 新たなスタート♪ の様似駅。

 札幌 -> 苫小牧 -> と、列車を乗り継いで静内駅に到着です♪
 ここからは、レンタカーを借りて様似駅に向かいます。


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 途中に「親子岩」と云う名所がありました。
 おトしゃんは、左の岩がおトしゃん・真ん中の岩がお母さん・右の小さい岩がチョコだよぉ~と、わたしに説明してくれました♪
 わたしは4年前、わたしとお母さんとおトしゃんで最後の梅公園を散歩した影を思い出しました・・・
 世の中には、似たような光景があるものなのですねぇ・・・・・・・・

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 静内駅から1時間余りで様似駅に到着です。
 駅に隣接して観光案内所があるのですが、訪れるヒトも少ない平日は開店してません・・・

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 駅構内に、ポツン・・・と気動車が停まってます・・・
 なんとなく、とっても寂しそうに感じます・・・
 何故でしょう?


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 この駅には、これ以上の先がないのです・・・
 ここで行き止まりなのです・・・
 これでお終いなのです・・・
 
 ぁぁ・・・線路の彼方に日本で一番美しい山と云われているアポイ岳が静かに佇んでます♪
 

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 鉄路の終端には、このような構造物があります。
 ここでお終いと宣言しているのです・・・
 先への希望がここで、打ち切られるのです・・・
 なんとも、辛い現実ではないでしょうか・・・

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 おトしゃんは、後(先?)が無い最終端の場所に佇んで、自分と同じようにもうお終いだなぁ・・・と悲嘆にくれてました・・・

 ところが、ガタン・・・と列車が動き出したのです・・・
 あちらに向かって♪

 そうなのです。最終端は新たな出発の「場」だったのです。

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 どんづまり = 希望のスタート 
 だったのですね♪
 おトしゃんには、希望もガタンと動き出したように見えたようです♪

 

投稿者 choko : 19:03 | コメント (2)

第三次パノ鉄調査撮影隊

 今日は、A隊長、Yカメラマンとおトしゃんとで、早朝から札幌を出発して日高方面の駅舎撮影出張です♪
 苫小牧からは、1両編成の列車です。

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 同行のパノラマカメラマンのYさんは、列車内のパノラマ写真を写して、腕をみがいてます♪

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 お天気も上々、今日は、いい仕事ができそうです♪

(続く・・・)

投稿者 choko : 08:23 | コメント (3)

2012年12月09日

国家の「道迷い」。おトしゃんの「道迷い」。

 8日の日本経済新聞のコラムに、対米開戦の記述がありました。
 登山の道迷いになぞらえて、国家の道迷いについての記事です。

 以下、記事の抜粋です。

 ▼山岳遭難で多いのは「道迷い」だ。読んで字のごとく、行くべき道を間違える基本的なミスなのだが、警察庁のまとめでは昨年の全国の山の事故のうち4割を占める。天気は良い。リーダーは経験豊富。みんな装備もしっかりしている。それでも道迷いは起きるという。

 ▼おしゃべりや景色に夢中で分岐点を見逃す。迷い始めたときに引き返さず、ついもうちょっと、と進んでしまう。おかしいな、と思ってもリーダーに任せ。かれもまたプライドがあるから弱いところは見せられない・・・・・・。多くの登山家が指摘する道迷いの心理は組織や集団にも当てはまろう。もちろん、国家の過ちにも。


【マウスクリックで大きな写真になります】
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 ・・・
 おトしゃんは、どうしたのでしょうか?
 たまぁには天下国家を語りたいのでしょうか?
 登山のお話と国家のお話の共通点は、「気をよくして浮かれているような気分」なのでしょうか?
 年中、浮かれているおトしゃんは、此の世の道に迷っているのでしょうか♪

  
 

投稿者 choko : 16:14 | コメント (0)

2012年12月08日

歴史に学ぶのが苦手なおトしゃん・・・

 おトしゃんの親友だったHさんが生きていた数年前までは、12月8日には缶ビール持参でわたしと一緒にHさんのお家へ戦争のお話を聞きに行ったものでした・・・

 そうなのです、今日は太平洋戦争開戦の日なのです・・・
 しかし、あの戦争の体験者は次第に世を去り、悲劇の記憶は薄れてゆきます・・・

 おトしゃんの世代でさえ、戦争の体験者から直接語り継がれた最後の世代になりそうです。

 朝、おトしゃんは朝刊に太平洋戦争開戦の記事の掲載が有るか探してました・・・ が・・・あれから71年・・・探すだけ無駄でした。

 夕刊では・・・と、探したら、今回の選挙に絡めての記事がありました。

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 戦争経験者が亡くなったら、また同じような事を繰り返すのでしょうか?
 「歴史に学ぶ」事の重要性が云われてますが、おトしゃんを見ていると自分の勝手な判断と怪しげな体験のみで日々を気楽に暮らしてます。
 過ぎし日から得る教訓を学ぶ・・・のは、やはり苦手なのでしょうか・・・
 

 

投稿者 choko : 19:19 | コメント (0)

2012年12月06日

豆パンからパン豆と時代は移る・・・

 幼児退行の現象なのでしょうか?おトしゃんはおやつ用に豆パンを購入してきました?
 何十年も前に、パンの中から指で豆をほじくり出して、喜んで頂いた記憶が甦えってきたようです♪


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 ン???、
 触ってみたら現代の豆パンは、ほじくり出さなくても豆がいっぱい有ります???
 昔は、豆が4~5粒程度だったはずです???
 でも、今の時代の豆パンには豆がどっさり入っているようです♪

 どのくらいの割合で豆が入っているのだろうか?と、おトしゃんは、急に疑問を感じました!

 先ずは、豆パンの重量を測定します。
 100gちょいです。


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 次に、豆パンをパンの部分と豆の部分とに分解します。
 一部の豆にパン破片が付着してますが、いい加減なおトしゃんは、そこまで厳密に計測する必要性はないであろうと云う判断のようです。


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 パンのみの重量は約49gです。


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 次に、豆のみの重量です。
 
 うわぁ~!約51gではないでしょうか!
 なんと、パン部門より豆部門の方が多数なのです。
 逆転が起こり、豆パンの中では豆の方が多数を占めていたと云う捻じれ現象が起こっていたのです。
 

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 おトしゃんの幼児期の記憶の豆パンは、もう此の世には存在しないのでしょうか?
 
 パンの中に指を入れて豆を探し当てる喜び・・・
 もそもそのパン部分を我慢して食べた後に、貴重な甘い豆を食べて感じるあの法悦・・・
 それらの悦楽は、もう甦る事はないのでしょうか?

 ・・・・・

 一応、豆パンの調査研究が終わったので、分解したパンの部分と豆の部分を、夜食分として元の袋に収納しました。


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 おトしゃんは、考えてました・・・
 豆が過半数を占める豆パンは、もはや豆パンと呼べないのではないだろうか?
 豆に支配された豆パンは、もはやパン豆と呼ぶべきではないだろうか?

 ・・・どうして、こんなにまで豆が増えたのだろうか?
 国民が希望したのだろうか?
 甘い豆を食べ過ぎて糖尿病等の懸念はないのだろうか?

 豆を食べるのが幸せだったのだから・・・豆がいっぱい有るのは幸せがいっぱいと云う事なのだろうか?

 とすれば、逆に幸せに鈍感になるのではないだろうか?


 おトしゃんには、少ない豆を大切に頂いたあの時代の幸せの記憶がたまらなく懐かしいようです・・・


投稿者 choko : 09:17 | コメント (2)

2012年12月01日

首を上げて青空を見る♪

 今朝はとっても良いお天気だったのでおトしゃんは藻岩山に出かけました・・・


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 『風の谷』(おトしゃんが勝手に命名)から見える藻岩山が蒼い空に映えてます♪
 この谷は、平成16年の台風18号の強風で倒れた樹木が死屍累々のママです・・・

 わたしは、生涯のほとんどを地面を見て暮らしてましたので、おトしゃんは、わたしに、首を上げて空を見上げて見える、このような真っ青な空を見せたかったのです・・・
 垂直部分パノラマ写真を撮りながら・・・
 「
  チョコぉ・・・お空を見てごらん・・・悲しいくらい綺麗な色だょ・・・
 」
 と、・・・大声で虚しい独り言を云ってました・・・・
 
 山路では、誰も居ないので、姿も見えないわたしを思いっきり呼んでも恥ずかしくないのでしょうね♪

 

投稿者 choko : 17:41 | コメント (0)