« 大和田駅と幌糠駅は裏表のない双子駅だったという事実 | メイン | 勝手に!『 希望 』 と名付けた写真! »
2013年02月12日
お取り込み中の峠下駅の4つの謎!
大変です!荒れてます!ここはどこでなのでしょう?
駅舎の待合室の中です?本当でしょうか?
立派なソファーの上はスコップ等が占領してます?
除雪用具が破壊されて破片が飛び散ってます?
大量の空缶やお弁当の空容器の詰まったビニール袋も放置されてます?
ゴミ捨て場なのでしょうか?
峠下駅の駅舎内
【 ↑↓ 写真をクリックしてパノラマ写真で待合室の状態を確認してください】
パノラマ写真でグルグルして見ると他にも外された玄関ドア、樹脂の椅子の上のゴミ袋、古新聞、ふとん乾燥機のようなもの、工事用ロープ等々散乱している状態が確認できると思います。
これでは、列車の乗客様がお越しになられても、座る場所どころか身の置き場もありません?
いったいどうしたのでしょうか? 多分、それなりの深い事情を抱えているのでしょうか?
この散らかり様は、1つ目の謎です?
どうしてふとん乾燥機のようなものがころがっているのでしょうか?2つ目の謎です?
------------------------------------------------
ここは、留萠本線の峠下駅です。
恵比島駅と幌糠駅の間の駅です。
よく見ると駅名標の右下に、白い板を貼って『ほろぬか』と上書きされているではありませんか?
そういえば、昨日の『ほろぬか』駅の駅名標の写真も見て下さい。
やはり、白い板を貼って『とうげした』と上書きされてます?
なぜなのでしょう?
3つ目の謎です?
正面から見た峠下駅です。
由緒正しい立派な構えです。
でも、不思議な事に正面の玄関のJRのマークの看板の下の駅名板が外されてます?
4つ目の謎です?
ホーム側の写真です。
木造の壁のシックな感じで、大人の風格です♪
こちら側には、立派な『峠下駅』の看板が誇らしく掛かってます。
周囲には何もありません。
駅の近くで、寒い中、土木工事をしてました・・・
土木工事の現場を見て、1つ目の謎が解けました!
屋外の寒い現場で働いておられる作業員の方々の現場事務所兼休憩所として駅舎の旧事務室を有効に使っていたのです。
人の気配がほとんど無いこの辺一帯で唯一身も心も温まる場所として、峠下駅は大活躍していたのです。故に取り込み中で、整理整頓が遅れていただけなのです。
おトしゃんは、2つ目の謎のふとん乾燥機の存在理由の謎も解いてました♪
作業員の方々の長靴に雪が入ったりして濡れて冷たくなったのをあの乾燥機で乾燥させ温めるのだ・・と。
昔、自分もあのような所で働いていたので、解ったそうです!
3つ目の謎は、北海道の温泉と鉄道の研究家の温泉マンさんにご教示を受けました。
7年前まで『ほろぬか』~『とうげした』間に『東幌糠』と云う駅があったそうです。
・・と云うことは、隠された白い板の下には今は無き廃駅の名前が書かれていたのですね。
4つ目の謎は、解りません?
投稿者 choko : 2013年02月12日 16:21