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2013年05月30日
清貧の思想のようなもの♪
入院初日のお昼は、カレーライスです。
少なめのご飯に見合うカレーの量です。
薄味、辛味無し、ミルキー、郷愁を感じるような素朴な味で、とっても美味しかったです。
ワカメ、小エビ、キャベツのサラダにドレッシングをかけて食べました。
ヨーグルトは10年ぶりで頂きました♪
※ カレーのおかわりをしたかったです。
初日の夕食です。
ご飯、お味噌汁、魚一切れ、白和とでもいうのでしょうか?胡瓜みたい果物はキウイというのでしょうか?これらも十数年ぶりで頂きました。
※ お魚に添えてある、生姜だか茗荷だかに少々の塩味があったので美味しかったです。
2日目の朝食です。
ご飯、お味噌汁、ひじきと豆の煮物、茹でた野菜少々、牛乳です。
※ こんなんで、今日一日、生きていけるのかと思いました。牛乳は栄養分補給なのでしょうか?
2日目のお昼ご飯です。
サンドイッチが4片、南瓜のスープ、野菜ジュース。
※ パンには、牛乳も欲しいので、自分で牛乳を購入し補給しました。
※ いつもの自分で作る麺類昼食後に、追加でもう少しと頂くパン食が病院では立派な昼食でした・・・
2日目の夕食です。
ご飯、味の付いたお豆腐とシソの葉っぱ1枚、スープ肉じゃがとでも云うのでしょうか?オレンジ2切れ、おしたし。
※ 今回の入院で一番豪華でした♪もちろん美味しかったです。
3日目の朝食です。
ご飯、お味噌汁、焼魚一切+大根おろし微量、野菜のおしたし、牛乳です。
※ 何故か、頂きながら清清しい気持ちに成って来ます♪
こうして、はっきり云って粗食と断言してもいいような病院食だけを頂いて3日を過ごし、空腹で体力が落ち、足元フラフラ頭ボンヤリかと、思ったらあにはからんや、体も軽々しく成り、心も鎮まり、心身とも清々しい気分になってきたのです♪
退院し、お家に戻って、さて、夕食は何にを頂こうか?と考えました。
やはり、精進料理では生きる気力も減退すると考え、冷凍庫からお肉を出して、『大根とにんにくの和風タレで頂くオージー・ビーフとアスパラのきのこ和え』のような創作料理にしました♪
わぁ~美味しそうですねぇ・・・
そうです、ここは病院ではないのです!
ビールも自己責任で自由に飲めるのです!
せっかくなので、食事前に数日ぶりの缶ビールと枝豆を頂き、その後ニンニクまみれのお肉を頂くのです♪
※ 美味しかったかと聞かれると、とっても美味しいと答えても良い味でした♪
※ でも、精神的にはまだ飢えている感じで、更にサンドイッチも頬張りました・・・
※ お腹いっぱいなのは幸せな事なのでしょうが、・・・・どうも心が清々しくなりません???
そして、今朝。
病院で体験した、朝食が懐かしくなり、再現してみました♪
ごはん、魚一切れ、おしたしとしらす干し、牛乳。
きっぱりこれだけです!
量が少ない、おかずの品数が少ない、塩分が少ない。
でも、これが正しい健康的な病院食のようなものなのです♪
おかずやごはんが少ない故、一口一口をじっくりかみしめながら頂くのです。
ご飯一粒も残さず感謝の気持ちで頂くのです!
「誰に感謝するの?」と問われれば、『生きていることに・・・』と答えるような気持ちになります・・・
こうして、社会復帰したおトしゃんですが、病院食を頂いてきた経験からでしょうか?考えが変わってきたようです。
今までのおトしゃんの食事は、脳の欲望というか強迫観念に取り憑かれていて、胃腸が求めていないのに無理無駄を強いられていたようです。
そうなのです、あの中野孝次氏の『清貧の思想』が実感として解ってきたようなのです♪
これからは、少量のご飯、お味噌汁、魚一切れ、おしたし、牛乳180ccで生きていくのが正しい健康的な生き方と考えてもよいのです。
なにしろ健康の総本山の病院の方針なのですから!
悩むのは・・・
清貧の思想を貫いて生きていくのに、『ビール』の必然性をどのように位置づけるかが問題のようです♪
投稿者 choko : 2013年05月30日 10:40
コメント
タックンママさん。
メールをありがとうございます。
入院手引き書の「パジャマを持ってきてちょうだい」と云う文面は記憶にあったのですが、スリッパとかお箸のことは記憶から飛んでました。
今回の僅かな体験ですが、今まで加わることができなかった入院生活や病院食の話題にも加わることができるようになりました(笑)
前もって追加の品を選べるシステムがあればと良いのではと、但し有料でと、自分が病院の理事長の立場になって考えてみました(笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2013年06月02日 11:48
検査入院されていたのですね。
入院前に渡される手引きに持参する物は書いてあると思いますが・・・
お目目の悪いおトしゃんには見えなかったのね?
辛い入院生活 せめて美味しい食事を楽しみたいものですよね~
私は満腹感が苦手なので 全くの粗食ですが・・・
投稿者 タックンママ : 2013年05月31日 19:50
A先生。
何歳になっても、新しいことに挑戦!素晴らしいですね♪
茹でるといっても、火加減、水加減、茹で時間等が美味しく頂ける要素になります。
ネギなんかも俎板で切ったのですか?
出汁はどうされましたか♪
私、思いますが、人に食事を作ってあげると、ある種の喜びを感じたりします。
どうでしたか(笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2013年05月31日 18:39
れなっこさん。
粗食で心が清々しくなるのですが、やはり侘しくなるのは否めませんでした(笑)
刑務所の食事ではないので、食に楽しみを見出すような食事の提供も病院の方針として大事なことかもしれません。
私はガツガツしているので、全部美味しく頂いてましたが、体調が辛い患者さんでしたら、喉に通らないヒトもいるでしょうね・・・
そう云う意味で、私は妻に居酒屋風の補助おかずを届けてました・・・
長期間、味も色も薄い食事が続くのは、傍で見ていても可哀想でした。
目で食べるのも大事な条件だったようです!
今回、総じて『食』と丁寧に付き合わなければならない・・・と、改めて思いました。
もちろん、ビールも大切な食事の一部と思うことにしました(笑笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2013年05月31日 18:31
空ママさん。
全く、空ママさんのおっしゃるように、気持ちが良くなるくらい、簡素な食事でした♪
私達は新聞やTVのグルメ番組とか、大食いとかの情報で脳がヤラレていて飽食していたのかもしれません。
食べ物も、幸せも、多すぎるとありがたみが失せてしまうのでしょうね!
少ない量ゆえ、本当に感謝して頂く気持ちで、惨めでなく、幸せを感じて頂いてました♪
短い入院生活でしたが、この献立で十分幸せに暮らしていけるのを実感して、嬉しい気持ちで退院できたのが今回一番勉強になりました♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2013年05月31日 18:15
角館で買った稲庭乾麺を当方が調理して、
食事の世話係と一緒に食べました。
調理といっても茹でるだけですから(^-^;;
投稿者 A : 2013年05月31日 02:41
おトしゃん お帰りなさ~いッ♪
病院食 すご~く少ないんですねッ お腹が空いて グ-ッグ-ッ鳴りそうです(笑)
おトしゃんが 毎日 補助おかず作って チョコちゃんと 届けて お母さんは とても 嬉しく 美味しく 頂いていたでしょうね~♪
それにしても 病院食とは さびしい物ですね。でも 栄養士さんが 栄養価等を 考えながら 作ってる 献立でしょうから これで 充分なのでしょうね~ 一口一口を じっくり噛みしめながら.....。そうですね!!
『ビ-ル』.....。それは
① 1日 頑張った 自分への ご褒美!
② ビ-ルを 美味しくいただける 健康のバロメ-タ-
etc 今日も 乾杯!!(笑)
投稿者 れなっこ : 2013年05月30日 15:23
無事、退院よかったですね!
病院食は気持ちが良いくらいに、粗食ですね・・・。
でも、体にはとても良さそうです。
なるべく品数を多く量を少なめに、腹八分目を目標に毎日食事を作るようにしてますが、人間このくらいの食事でも動けるんですね。
ビールとお肉が美味しそうに見えます・・・
でも、病院食の方がなぜか美味しそうに見えるのです♪
ヨーグルト、お腹に良いですよ。
投稿者 空ママ : 2013年05月30日 13:17