« 2013年07月 | メイン | 2013年09月 »
2013年08月30日
"Mehr Licht!"
わたしが暮らしていたお家の右横に、大きな黒松の樹が在ります。
おトしゃんが二十数年前に中古品のこのお家に越してきた頃には既に存在してました。
黒松の奥には赤松の樹も在ります。
左側には、大きな辛夷の樹も在ります。
これらの樹々が、お家を強い日差しや北風から長い年月にわたって守ってくれていたのです・・・
皆んな、おトしゃんよりズーッと昔からこの場所で生きている面々なのです♪
その、お家の守護神のような樹々に対して、おトしゃんは大伐採を行っているのです!
玄関先の黒松の枝をバッサバッサと切り捨ててます・・・
ベランダの前の赤松は雀たちが集まるおしゃべりの場だったのです・・・
それを根本から、切っているのです・・・
痛々しいと云うか、ぁぁぁ、なんと残酷な・・・
切られた幹から、樹液が流れてます・・・
樹といえども生き物です、やはり泣いているのでしょう・・・
この、辛夷の樹には、わたしとお母さんのも思い出がいっぱいあります・・・
庭仕事のおじさんたちがお仕事をしていて玄関先は戦場のようです・・・
おトしゃんは、例の鬼太郎チャンチャンコ蜘蛛がどうしたか心配になり巣の場所を探しました・・・
居ません?行方不明です!
どこかに避難しているのでしょうか?
何故、おトしゃんはこのような罪深い事を始めたのでしょうか?
理由は、単純なのです。
太陽光発電のために、『もっと光を』欲しいだけなのです・・・
こんな愚行を重ねているおトしゃんこそ、お終いが近いのではないでしょうか♪
2013年08月28日
エネルギー自給自足大計画 0.5
エネルギーの自給自足大作戦、おトしゃんはとりあえず照明から始めました。おかげさまでLED等を工夫して少し暗いですがなんとかソーラー発電の電気で賄ってます。
しかし、それだけではほんのお遊びではないかと思われるのではないでしょうか?
そのうちに、電力会社から使用料金0円の請求書がくるように頑張らなければなりません。
おトしゃんはお家で使っている家電製品を列記してみました。
① 各部屋の照明器具類・スタンド類
② 冷蔵庫
③ 電気炊飯器
④ パソコン
⑤ ウォシュレット
⑥ ディスポーザー
⑦ 給湯ボイラー
⑧ テレビ
⑨ 電子レンジ
⑩ 厨房・浴室 換気扇
⑪ 電気洗濯機
⑫ 暖房用ボイラー・循環ポンプ・ファンヒーター
⑬ ふとん乾燥機
⑭ 電気アイロン
⑮ 加湿器
⑯ 電話機
⑰ 電気ミシン
⑱ ヘアードライヤー
⑲ 玄関のチャイム
40年間もお母さんと一家を構えて暮らしてきたのに、ロクな家電製品も所持してません。エアコンとか皿洗い機とかなんにもないのです。現代のスマートな電化生活からは程遠い暮らしだったのです。逆に考えるとこれからのエネルギー自給自足を目指すには結果として好都合のようです。
列記した、お家のガラクタ家電品はほとんどが、あってもなくてもどうでもよいのですが、電気炊飯器だけは、命に関わる問題です。
しかし、電気炊飯器でご飯を炊くのには莫大な電力を消費します!
太陽光発電ではとうてい賄えません。
故に、これからはガスでご飯を炊くと云う大決心をしたのです!
左が、おトしゃんが自分でご飯仕度をするように成ってから毎日お世話になった小型電気炊飯器です。
右は、おトしゃんがわたしやお母さん用に瓶詰めを作った時に使った特製圧力計付大型圧力釜です。
ご飯を炊くのには、圧力釜が、ガスもあまり消費せず、短時間で炊き上がるとWEBで調べ、お水とお米を等量に入れて、ご飯を炊いてみました♪
しばらくすると・・・美味しそうなおこげの匂いがしてきました♪
WEBには、圧力釜で炊くと、ちょうど良いおこげも出来ると書いてありましたので、喜んでました。
でも、ますます焦げ臭くなってきます?
釜から元気よくシュッシュッと蒸気も出ません??
圧力がかかっているので蓋を開けるわけにもいきません???
釜を冷ましてから、中を覗きお米をお茶碗によそいました・・・
蓋のパッキン等が劣化して、蒸気が漏れて十分に煮えないままに焦げてしまったようです!
おトしゃんは、「ほど良い苦味もありそれなりに美味しい」とめげないで食べてました♪
ただ・・・長年お世話になった電気炊飯器との暮らしがもう無くなると思うと、なぜか寂しい気がする・・・と言ってました。
その他、使うことが無い家電品に取り消線を引いてました。
⑬ ふとん乾燥機
※ 大電力を消費します。天日干しが一番です!
⑭ 電気アイロン
※ 折り目のついた服を着ることがないおトしゃんには、必要ありません。
⑮ 加湿器
※ お母さんの療養の時に使ってました。もう要りません。
⑯ 電話機
※ 出るヒトが居ないお家の電話はもう無くても良い時代です。
⑰ 電気ミシン
※ わたしのお洋服をお母さんが縫ってくれました。おトしゃんが服を作ることはありえません。
⑱ ヘアードライヤー
※ 散歩後に洗ったわたしの手足を乾かすのに使ってました。おトしゃんは手足をめったに洗わないので不必要です。
⑲ 玄関のチャイム
※ アポなしで来るヒトは物売りのヒトくらいです。必要ありません!
2013年08月25日
それぞれの夏の終わり・・・
今月の初めの頃からでしょうか?
おトしゃんに、新しい顔見知りが出来ました♪
このヒトです?
否、この仔です?
否、この生き物です。
早い話が蜘蛛さんです。
これでも、擬態とでも云うのでしょうか?
ゲゲゲの鬼太郎のチャンチャンコのような装いです!
黄色い花や黒い茎に紛れ込んで、生計をたてる計画のようです
お家の玄関先に巣を張って1人(匹)で暮らしているのです。
おトしゃんは蜘蛛とかわらじ虫とかナメクジとか昆虫全般が苦手なのですが・・・
こうして、同じ敷地内で生きる宿命を背負った生き物同士、いがみ合ってもしょうがありません!
朝の出勤時、夕刻の帰宅時、お互い安否を確認して、声を掛けるように心がけてます・・・
・・・『鬼太郎チャンチャンコ蜘蛛』は、きちんと食事を頂いているのでしょうか?
毎日、蜘蛛の巣を見ているのですが、美味しいそうな獲物にありつけてはいないようです・・・
毎日毎日・・・頭を下にしてジーッとしてます。
なんと云う忍耐力でしょうか!
なにを考えているのでしょうか・・・・・・?
空は、秋の気配です!
晴れなのか?雨模様なのか?
陽光と雨が一緒に降り注ぎます・・・
玄関の階段には、小さなソーラーランタンを並べてます。
今夜の灯りを得るために、太陽光を浴びているのです!
背中から見た2つのランタンです。
おトしゃんにはランタン夫婦に見えているようです・・・
『何の因果か解からねど、こうして身を寄せあって日向ぼっこしているのも悪くはないねぇ~』と語り合っているようです♪
どちらがランタン奥様でどちらがランタン家の世帯主なのでしょうか???
・・・雲が流れ・・・
・・・陽が差し・・・
・・・皆んな此処で生きてます♪・・・
おトしゃんは生まれて初めて蜘蛛の個体識別が出来、蜘蛛にも知り合いが出来たと喜んでました♪
でも、同じ鬼太郎チャンチャンコを着たこの蜘蛛さんの親子兄弟姉妹従兄弟が現れたら見分けがつくのでしょうか???
2013年08月23日
灯りがゆらゆらするLEDローソク♪
お盆も過ぎて、わたしもおトしゃんもヤレヤレし毎日毎日ボンヤリして過ごしてます♪
これから秋に向かって日が短くなるとお家の灯りも長時間必要となります。本格的にソーラー発電だけで暮らしていくために100円ショップでLEDの照明を探しに行きました。
一個一個は小さな灯りなので何個も買い求めて実験するのです。
小さい灯りでも、一晩くらいは暮らせそうです。
でも、日照不足の最悪の事態に備えてローソクも買おうと思っていたら・・・
なんと!『本物のロウソクのような灯り』との記述があるLEDローソクがありました!
しかも100円で2本(?)も買えるのです♪
突然!おトしゃんは、あることを忘れている事に気が付きました!
・・・そうなのです・・・
昔は、お盆の後にはわたしの誕生日のお祝いをしたのです。
その後、わたしが死んでからも、ローソクを灯して誕生祝いをしてくれたのです!
ところが、歳月が経つと、おトしゃんは都合の悪いことはどんどん忘れてしまうのです・・・
でも、このLEDローソクを見て、思い出したのです♪
わたしの正確な誕生日は18日です。
でも、誕生祝いが数日ズレようが差し障りはありません!
わたしのようなもの皆んなでローソクのようなものを囲んで19回目の誕生日のようなお祝いのようなことをし、記念写真のようなものも写しました♪
おトしゃんは1ケ50円のLEDローソクを気に入ってました!
火事の心配も無く、点火にマッチも必要ない!
電池内蔵なので、ソーラー用蓄電池の容量が無くなっても使える!・・と。
しかも、このLEDローソクは、本物のローソクのように灯りがゆらゆらするのです♪
2013年08月18日
夏休みのようなお盆休暇の宿題の工作のようなもの♪
なんの因果か?わたしには理解できないのですが、おトしゃんは先月から急に電力会社から電力を購入しないで生きていく!と云う今後の人生の大方針を誰にも相談もしないで決めました♪
手始めに、照明から変えていこう!と決意で太陽光発電で得た直流12Vで灯るLEDを設置しました。
しかし、LEDは強烈な光を発します・・・
直接見ると、お目目が眩みます・・・
おトしゃんのイカレタ目には過酷すぎます・・・
・・・おトしゃんは企むのが好きなヒトなのです・・・
照明の環境を趣きのある優美なものにしようと工夫を凝らしたのです♪
下の写真左から、100円ショップで購入した提灯。
自動車用の12V高輝度LED 780円。
バイク用超小型蓄電池 4980円。
※この蓄電池は太陽光発電で何度も充電して繰り返し使用します。
いつものゲロルシュタイナー 148円です。
ゲロルシュタイナーの中身を飲んでから、お水に漂白剤を混ぜてボトルに詰めます。漂白剤を混ぜるのは蛍光効果と水の腐敗を防止するためだそうです!
そのゲロルシュタイナーボトルに高輝度LEDをテープで貼り付けます。
そして、100円の提灯を頭から被せます。
ぁぁ・・どうでしょうか♪なんとまぁ素晴らしいではないですか!
目に痛いLEDが柔らかい光に変わります。
どこかの高級ホテルのようではありませんか♪
科学の実験室の様になってしまったお家に安らぎの光が満ちてます♪
ささやかな幸せの光と云っても過言ではないのでしょうか!
おトしゃんには、いつも捨てているゲロルシュタイナーのボトルが立派に役立ったのがとてつもなく嬉しかったようです!
実は、おトしゃんは焦っていたのです・・・
夏休みのようなお盆休暇の期間に、学校に持っていく工作のようなものを作らなければならないと・・・
子供の頃のトラウマが今も残っているようなのです!
立派な夏休みの工作を仕上げたおトしゃんは、明日からの新学期のような出社が嬉しそうです♪
こうして心が次第に昔に帰っていくのでしょうか・・・・
2013年08月17日
ぁぁ・・・としか、言いようがない・・・・
おトしゃんは、お盆休みの前半は、皆でパノラマ撮影に出かけたりして有意義に過ごしました・・・が。後半はお墓参りに行ったくらいで毎日ぼんやり暮らしてました・・・
お家に居てもヒマなので会社に行ってみました!
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・なんと云うことでしょう・・・・・
I さんの訃報のFAXが着てました・・・・
おトしゃんは、泣きそうになって、体が固まってました・・・
I さんは、おトしゃんの親しい友人のなかでも特別変わったヒトでした・・・
おトしゃんと同じくIT関係の会社を二十数年経営されていてホテル関係のソフトを作ってました。
昔々に業界の会合で会った事もあったようですが、親しくなったのはここ十年位前からです。
当時のおトしゃんが、わたしやお母さんの看病とお仕事を両立させながらスパゲティを作っている姿に何かを感じたのでしょうか?その後どういう訳なのか2ヶ月毎のお昼休み時間におトしゃんのお家に来て、必ずおトしゃんの手作りのスパゲティを『おいしいおいしい♪』と食べて元気を得ていたようです・・・一緒にビールを飲んだり、焼き肉を食べた事は一度もありません。
一緒に登山をしたことも旅行をした事も一度もありません。
他の友達の面々と集ってワァワァしたことも一度もありません。
いつも、もっと大事な銀行の融資の姿勢とか、株主への配慮とか、おトしゃんは何時も彼のお仕事の相談にのってました。
仕事と家庭を大切にしながら、会社の行く末や彼自身の引退後の生き方等を虚勢なく、おトしゃんと2人でいつも静かに語っていたのです・・・
彼はいつも自分の有り様を客観的にみて、語り、その意見をおトしゃんに求め、確認してました。
先日は、とうとう還暦に成ったと、笑ってました。
晩婚だった彼は、「娘と息子を立派な社会人にするまでは頑張るぞー!」と未来の方角を見据えてました。
小樽の空は今にも泣き出しそうな感じでした・・・
彼もおトしゃんと同様に病院が大の苦手で、今まで健康診断等を受けたことも無く、それでも健康で毎日自宅の在る小樽から会社の在る札幌まで元気に通勤してお仕事をしてました。
その彼から春先に「風邪が治らなくて調子よくないのでしかたがなく病院に行ったら心臓が傷んでいるので、検査入院する」と連絡があり、その後「心臓の手術をすることに成った」とメールが着ました。
♪♪♪
そして、6月21日、退院して元気な姿の彼が現れ、例の如くおトしゃんの作るスパゲティのようなモノを美味しい美味しいと、食べながら、数時間におよんだ手術の話、一旦死を覚悟した話、死の淵を見て人生感が変わった話、食事の前には野菜サラダは良いと云って2人分買ってきた話、生きている喜びの話、愛する家族の話、今後のお仕事の話、引退後の話、あれやこれや生きている喜びをいっぱいいっぱい語ってくれました♪
どういう訳か、彼は沖縄が好きでした。
独居老人のおトしゃんの身を案じて、お互いにお仕事を引退したら、暖かい沖縄でのんびり暮らしませんか??と、ありがたい提案もしてくれました。
おトしゃんは、沖縄にも行った事もないのに、暑い所では生きていけない!と。せっかくの好意を冷たく断ってました・・・
彼は、それではせめてもと、おトしゃんにも『これからは一緒に定期的に健康診断を受けて安心して生きていこう!』と力強く勧めてました・・・・
♪♪♪
おトしゃんも、無事に生還した彼に健康診断を誘われたら拒否出来無いだろうなぁ・・・と、聞きながら、受診をやんわり断る言い訳を考えてました・・・
彼は、とっても危ういようなおトしゃんの行く末を案じてくれていたのです・・・・
・・・あの会話が最後だったのですね・・・・
あの日あの時、おトしゃん自作のスパゲティをほおばりながら、今後の人生に希望を持ち抱負を宣言していた彼が、急に居なくなってしまいました・・・
I さんは、まだまだまだまだまだまだ、家族に会社に必要とされていたのです・・・・
・・・そして・・・キリスト教の教えにしたがっての告別式です。
お母さんの小さな葬儀の時もそうでしたが、楽譜も渡されます・・・
おトしゃんは、音楽が嫌いではありません。楽譜も理解できます。
でも歌う気になんかになりません!
ぁぁ・・・今年は、おトしゃんの大切な親しい友人達が此の世から去っていきます・・・
ブログが蓋棺録の様です。
5月11日、外山 博 君・・・
8月2日、 松野 俊一 君・・・
8月15日、岩下 亨 君・・・
・・・ 皆、年下なのがやりきれないです。
・・・ せいいっぱいがんばっていきてきたかれらになんとかたりかけたらいいのでしょうか ・・・
2013年08月15日
お盆の虚しい墓参・・・
おトしゃんも、やはりヒトの仔です!お盆に墓参に行かなければならないと云う遺伝子が組込まれているようです。
今朝、慌ただしく墓参の準備を始めました。
と云っても用意は簡単です!
線香、バケツ、雑巾、若干のお花、わたし・・・です。
昔々のおばあちゃんやお母さんが居た頃とは時代が変わりました・・・
お墓参りに行かなくても、おトしゃんを責めるヒトは誰もいないのです♪
おトしゃんの本音を言うと、歌の歌詞のように、死んだヒトがお墓になんかに居ないのを知っているのです!
おトしゃんは、霊園の関係者様がお墓のお掃除に来た時に『御花』が無かったら訝る事を気にしているだけのようです・・・
御花を飾り、缶ビールを置き、わたしを置き、これでお終い・・・・
そして、定番のわたしとの写真撮影です!
おトしゃんは、一人で墓参に来て、わたしのぬいぐるみを抱っこした写真を撮っていて虚しくないのでしょうか?
虚しいに決まってます!
でも、お家に戻ったらヤレヤレしてホッと息を吐いてました♪
2013年08月14日
『宗谷本線ノラ駅御三家』
と、云う訳で11日~13日まで、稚内駅から南比布駅まで48駅を訪問し、宗谷本線の9割のパノラマ写真を撮ることができました♪
パノラマ写真は撮って終わりではありません。撮影後のステッチ作業等の後始末はこれからのお仕事です。
おトしゃんは今回のたくさんの駅巡りをした中で印象深い駅を忘れないうちにブログに書くことにしました♪
北星駅です。
年代物の木造の駅です!
外見は、決して立派とは言えません!あちこち痛んでます・・・
駅名の看板はどこにも無いのですが、窓の上の『毛織の北紡』の赤い看板が、なかなかお似合いです。
駅舎内も座布団やクッション等の設備は無いのですが、こざっぱりと整頓されていて、なかなかなものでした♪
ホームと駅舎間には真新しい砂利が敷きつめられ、畑の中にポツンと佇む姿はある種の気品さえ感じました。
北剣淵駅。
やはり、古びた木造の物置小屋のような駅です・・・
引き戸をガラガラして、おじゃましました・・・、
ぁれぇぇぇ・・・
天井のベニヤ板が垂れ下がってます???
壁の内張りもボロボロです・・・
床には、バネが入っているのでしょうか?歩くとふぁふぁ揺れました♪
外見はそれなりにしっかりしているように見えたのですが、内部の事情は辛そうでした・・・
引き戸がキチンと閉じるのが救いでした。
北比布駅。
撮影最終日のお昼からはパノ鉄本舗相談役で、且つ温泉と鉄道の研究家の『温泉マン』さんとも合流し、案内をしてもらいました♪
わたし達物好きがパノラマ写真を撮って駅巡りをしているのを少しでも協力しましょう・・・と比布町役場の方と北比布駅で合流しました♪
役所にも物好きな方がいらっしゃるのですねぇ♪
北比布駅合同撮影会の詳しいようすが温泉マンさんのブログに載ってます♪
皆んなが写った記念写真もあります♪
その北比布駅です・・・
よく見て下さい・・・
いいえ、よく見なくでも分かるでしょう・・・この惨状が・・・
左側の屋根・・・可哀想で直視できません・・・
入り口の右側のブロックはヒビ割れて崩れ落ちそうです・・・
入り口のドアはどこにあるのでしょうか?
駅舎内には時刻表や運賃表がキチンと貼られていますが・・・
乗降客は何処に座って列車を待てばいいのでしょうか?
ぬいぐるみに成ってしまったわたしは軽いのでこうして居れましたが、ヒトが座るのは無理ではないでしょうか?
代表的ノラ駅である、同じブロック造りの日高本線浜田浦駅も窓ガラスが割られていて目を覆うような惨状でしたが、北比布駅のこのノラ駅度合いも負けてはいないのではないでしょうか・・・
今回、最後の訪問駅である南比布駅です。
駅名標はピカピカ新品です、有終の美を飾れそうです♪
ところが、南比布駅を見た瞬間・・・・夢も希望も無くなりました!
ぁぁ・・・此の世にこれほど傾いたママの駅など在るものなのでしょうか・・・
駅舎内に入ってみました・・・
もちろん、入り口のドアなるもの等は有ったのでしょうか無かったのでしょうか?
ぁぁ・・・
なんと表現するべきなのでしょうか?
惨状・・・悲惨・・・困窮・・・窮状・・・
紡績会社の看板を背負ってお仕事をしている北星駅は別として、
北剣淵駅・・
北比布駅・・
南比布駅・・
おトしゃんは、この3駅を『宗谷本線ノラ駅御三家』と言っても過言ではないのではないか!と言ってました♪
3駅とも、座布団も無く、ヒトに顧みられる事も無いのにも拘らず必死で建っている姿が、なんとも哀れではないでしょうか・・・
2013年08月13日
『キマロキ』とは???
宗谷本線の駅パノラマ撮影は2日目の今日も続きます!
朝6時から朝ご飯も頂かないで、あちこちうろうろするのです♪
28 南美深駅
29 智北駅
30 智恵文駅
31 北星駅
32 日進駅
33 名寄駅
・・・と順調に、お仕事ははかどります♪
名寄駅撮影後、同行のWさんが、駅ではないけれども是非ここだけは外せない!との事でここに来ました。
『西名寄』と云う駅名標があります?
後ろには、あこがれの蒸気機関車が停まってます?
でも、駅ではないようです?
蒸気機関車の前には線路がありません?
前に進むべき鉄路が無いと云うことは、未来が断ち切られているのです?
過去の思い出だけが有るのです!
ここは公園のような所です・・・
かって、我が国の皆んながお世話になった蒸気機関車等が大切に祀られている、聖地なのかもしれません。
滅多にない機会なので、わたしは蒸気機関車の運転席に乗せてもらいました♪
わたしが望んだ訳ではないのですが、おトしゃんは、はしゃぐお孫さんの思い出作りのような事をわたしに経験させたかったのでしょうか?
ぃぇぃぇ・・・おトしゃん自身が此のような写真を撮ってあの世のお母さんへのみやげ話にしたいようなのです♪
・・・と云う訳で、運転席の窓から顔を出す、わたしです♪
蒸気機関車の操縦席と云うのにも座らせて頂きました♪
これらのレバーやバルブを操作し、この重厚長大の権化のような鋼鉄の固まりを操るのは最高の気分でしょうね♪
ところで、この蒸気機関車群は『キマロキ』と云う、拝雪列車の編成を展示保存しているそうです。
『キマロキ』と云う言葉の意味等は下の写真をクリックして大きくして見ると分かると思います。
その拝雪列車の編成の先頭は蒸気機関車です!
後ろの面々を引っ張るのです!
2両目はベランダの物干し台のようなのが乗っかっている、線路の両側の雪をかき集める『マックレー車』だそうです。
3両目は、集めた雪を、扇風機のようは羽根で吹き飛ばす『ロータリー車』です。
「石炭やお水も積んで、ボイラーを加熱した蒸気で羽根を回すのだょ!」と、鉄道研究家のWさんがおトしゃんに説明してました♪
そして4両目は、D51と云う蒸気機関車です!
前の3両を後ろから押すのです!
つまり・・・
キカン車
マックレー車
ロータリー車
キカン車
の頭1文字を読んで『キマロキ』だったのですね!
こうして、4両がそれぞれの特質を活かしながら一致協力して豪雪に立ち向い、鉄路の保全を守っていたのですね♪
改めてD51の運転席にも乗せてもらいました。
皆んなの暮らしを守るために、石炭を燃やしながら未来に向かって爆進していた当時の熱気を、わたしは感じてました♪
この後
34 東風連駅
35 風連駅
36 瑞穂駅
37 多寄駅
38 下士別駅
39 士別駅
40 北剣淵駅
41 剣淵駅
42 東六線駅
43 和寒駅
44 塩狩駅
45 蘭留駅
46 北比布駅
47 比布駅
48 南比布駅
・・・・と、宗谷本線のパノラマ写真撮影を続けました・・・・
2013年08月12日
しっかりしたノラ駅と、駅のような物置のような駅?
パノ鉄宗谷本線53駅撮影隊、昨日は・・・
1 稚内駅
2 南稚内駅
3 抜海駅
4 勇知駅
5 兜沼駅
6 徳満駅
・・・・とパノラマ撮影をして、豊富温泉泊でした・・・
そして今日、7時に出発し・・・
7 豊富駅
8 下沼駅
9 幌延駅
10 上幌延駅
11 南幌延駅
12 安牛駅
13 雄信内駅
14 糠南駅
15 問寒別駅
16 歌内駅
17 天塩中川駅
18 佐久駅
19 筬島駅
20 音威子府駅
21 咲来駅
22 天塩川温泉駅
23 豊清水駅
24 恩根内駅
25 紋穂内駅
26 初野駅
27 美深駅
・・・・と、こんなにパノラマ撮影駅巡りが出来ました♪
おトしゃんは宗谷本線のパノラマ撮影駅巡りには、実は心に秘めた2つの思いがあったのです?
1つは、ヒトに見捨てられたような辛い思いをしている駅、つまりノラ駅を探しているのです。
もう1つは、JRで最も小さい駅を探しているのです♪
そのノラ駅の有力候補の1つがここです!
某政党のビラが貼ってあります?
某政党が借り切って運営している地域本部なのなのでしょうか???
それとも、ガラクタを収納している小屋のようなものなのでしょうか?
おトしゃんは『ここは駅のはずですがぁ・・・』と主張するのですが、同行の皆様は、マ・サ・カ?と疑惑のまなざしをおトしゃんにあびせます!
ここは、南幌延駅なのです!
踏切の横の道路脇にひっそりと佇んでおります♪
駅と云っても駅名看板もなんにも有りません?
政党のビラと駅舎はどのような関係が無いのでしょうか?
わたしは、恐る恐るヨレヨレの引き戸を開けてお邪魔しました!
ぁあ・・・なんとそこは、立派な駅待合室のようなものなのでした!
時刻表、運賃表、様々な標語も完備し、窓ガラスも割られてなく、床も貼られていて、駅としての責任をしっかり果たしている様子が感じられました♪
失礼ながら外観はノラ駅のようでしたが、内面はしっかりと、駅舎の薬務を遂行してました♪
でも、同行の面々は、冬は間違いなく雪に埋もれてしまうであろうと断言してました!
やはり、北海道の駅は冬の姿が本質なのでしょう・・・
冬に、再訪すべきですね!
そして、もう1つの、おトしゃんが探しているの夢の「JRで一番小さい駅」のような駅がここではないでしょうか♪
なにか、物置のようなモノが木造ホームの隅にチョコンと置いてあります?
あれが駅なのでしょうか?
物置ではないでしょうか?
糠南駅です。
いいえ、物置です!
違います、駅です!
どう見ても物置です???
わたしとトとしゃんは、物置の中に入ってみました!
いいえ、駅の中に入ったのです!
記念写真も写しました!
やはり、ここは、物置でした!
『ヨド物置 あぜくら』と、製品名ラベルが貼ってあります♪
JISマークまで付いている立派な物置でした♪
広さは90cmx180cmつまり畳一帖分です。
わぁぁぁ~、日本一小さいと思ってもいいような畳一枚分の広さの駅です♪
でも、しかし!
物置の壁には時刻表、運賃表も完備してます!
一人分の待合室もあり、空き箱利用の椅子も備えてあります!
除雪用具、掃除用具もあります。
待っているお客様が退屈をしなないように、本、駅ノートもあります♪
にわか雨にぬれないように、傘の用意まであります!
やはり、駅なのですね♪
地域の心温かい方々が、朽ちて失われた駅舎の代わりに駅舎として物置を用意したそうです!
普通に売っているこのての物置には窓なんか付いてません!
この物置には、手作りのアルミサッシの窓が2ヶ加工されて付いてました。
駅として暗くないような配慮もされていたのです。
おトしゃんは、この物置のような糠南駅に、我が国の明るい未来を見た!と、なぜか大喜びでした♪
2013年08月11日
さいはての終端を出発点に南に向かってスタート!
昨日の梅の実は、S支部長ご夫妻に引き取られ、幸せな道を歩んでいる様子がS支部長のブログに掲載されてます。S支部長、ありがとうございます♪と云う訳で今日からは心置きなく駅舎パノラマ取材です。
メンバーはパノ鉄代表のA先生、アフリカから東京経由で来て(笑)合流したWさん、会社のパノラマ写真家のYさん、デザイン担当のNさん、駅名標撮影担当のおトしゃん、そして、駅名標看板娘のわたしです♪
札幌駅からガッタンゴットン列車に揺られて5時間・・・稚内駅に到着です!
駅名標の如く終端の駅です。
札幌駅より396kmとの標識です!
この駅を訪れる人は皆様知っているのに、わざわざ「日本最北端の駅」と強調した立て看板も設置されてます。
線路の終端は砂利が盛られてこれ以上先はありませんよ!と、端っこ感を主張してます!
これらの看板やモニュメントを背景に大勢の観光客の方々が記念写真を撮ってました。
ヒトは何故か端っこに来ると喜ぶのですね?
駅舎を出ても、鉄路の終端モニュメントがあります!
なにか、ベートーベンのシンフォニーのようですね・・・
ここが終わりだよ!
もう終わりだよ!
本当に終わりだよ!
絶対にここで終わりだよ・・・
・・・
終わりそうで、なかなか終わらないのです・・・
最果ての稚内駅は、近代的な趣で新築されていて、さいはての寂寥感のようなものは感じられません・・・
その代わりといっては何ですが・・・さいはてのさらに先のさいはて、この先はもう海しかない端っこに、あの有名なドームが、さいはて感いっぱいにそびえてました!
ぁぁ・・・なんと不思議な光景でしょうか?
かっては、宗谷海峡の荒波、暴風雨から連絡船の乗客の身をまもった偉大なドームです。
現在では、特別な使命もないようです。
しかし、この歴史を背負った存在感に圧倒されます・・・
訪れる人々の「さいはて期待感」を一身に背負っているような悲壮感すら漂ってます・・・
さぁ!、これ以上の北は、我が国にはありません!
これから南下し、各駅のパノラマ撮影です。
このドームは、そういう意味でもさいはての終端が新たな出発のスタート地点なのですね♪
2013年08月10日
梅の木の次は宗谷本線!
例の梅の木と梅の実です。
梅の木が懸命に生んだ梅の実をどのように処遇するのが最良の選択か?を考えたおトしゃんは、小樽のS支部長ご夫妻に梅の子達の将来を委ねたのです♪
調子の良いおトしゃんは、心優しいS支部長ご夫妻が断りにくいのを予測して強引に引き取ってもらった・・・と云うのが事の真相のようですが・・・
なにはともあれ、梅の木も努めをはたしたようで、なにやらホッとしているようです♪おトしゃんはおトしゃんなりに『今年頑張ったのだから、来年も再来年も頑張らなくてもいいよ』と梅の木に言い聞かせてました・・・
ようするに、梅の実の始末がメンドウなヒトなのです。
アスパラガスには、『来年もヨロシク♪』と言っているのに・・・
梅関連のの段取りもなんとかなり、明日からはパノラマ撮影のお仕事です♪
一気に、我が国の最北端の稚内市まで行って、宗谷本線を旭川市まで南下する計画です!
例によって、わたしも参加です♪
この暑い時期に北の端に行くのですから、とっても幸せな事です♪
2013年08月09日
梅の実に責任を負わないで、まる投げする、企み!
ぁぁ・・・どうしましょう・・・。毎日毎日、ぷっくりんこ&ふくよかぁ~な梅の実がボタボッタと地面に落ちてきます。
『梅の身』といえども、一度、拾ったからにはおトしゃんには重大な責任があるのです・・・
梅の身に手をつけた以上最後まで責任を取らなければなりません!
・・・と云う訳で、自由落下した梅の実を拾って新聞紙に包んでます?
溜まるいっぽうの、このおトしゃんの手には負えないこの実を、この後、どう処理をするの気なのでしょうか・・・
おトしゃんは、なにか政府の手に負えないアノ!あれ!に当惑している現代に生きるヒトの苦悩のようなもののように思っているのではないでしょうか?
まさか!、タンクの中のアレ(新聞紙の中の梅の実)を海に流してしまえ!・・・なんて開き直って考えてるのかもしれません・・・
心も優しい方々からたいへんありがたいことに、梅の実を案じたコメントを3通も頂きました♪
皆様、せっかく世に出た梅の実には、梅酒としての『梅生』ををまっとうすべきではないだろうか!とのご意見を頂きました♪
梅酒としての生き方!・・・Goodなのですが・・・
・・・ぁぁ悲しいかな、世間知らずのおトしゃんは梅酒を作った事も無く、飲んだ事も1~2回しかないヒトなのです!
昔昔、お母さんが作ってくれたのですが、おトしゃんは梅酒の味も理解できないのです・・・
糖分の多いビールは平気なのに、お砂糖を入れる梅酒が怖いと云う変なヒトなのです?
梅酒がもたらす歓喜とか法悦とかの官能の根源を未体験のママに人生を終えそうなのです!
・・・・おトしゃんは、梅の実に真剣に問いかけてました!
『あなた方はどうしたいのですか』?と。
当然ながら、梅の実は 『・・・・・・・・・・』でした!
おとしゃは閃きました♪
そういえば、あのお方が、この窮地を救ってくれるのではないだろうか・・・と!
そのお方の真心であの『お梅の身』もこうなるようにおトしゃんは企んでいるのでしょうか♪
あのお方に相談し、丸投げをしようと勝手に喜んでました。
もしかして・・・責任の転嫁ではないでしょうか?
2013年08月07日
大豊作の梅の実♪
近所のおじさん連中は花を植えたりお庭の手入れをしたりして家庭円満に暮らしているのですが、おトしゃんは庭仕事等は苦手なのです。
自生するアスパラガスの時期だけは、雑草の中のアスパラガスを探して、朝ごはんのオカズにするのですが、普段は庭に踏み込む事もしないような草花には無関心なひどいヒトなのです・・・なのが・・・偶然に、お庭の地面に何かの実が転がっているのを見つけました♪
よく見ると、青いお花の所にもたくさん落ちてます?
上を見上げると、梅の木に梅の実がたわわに実っているではないですか!
プリプリ且つみずみずしく丸々と太って、とっても美味しそうです♪
あちらの枝にもこちらの枝にもいっぱい実ってます。
何日か前に熟して落ちた実は、天然の梅干しのようにも成ってます。
おトしゃんは、正しいヒトとして、この梅の実をどう処理すべきか悩みました?
とりあえず、つぶれてない健康そうな実を拾い集めてみました。
梅の実を拾うなんておトしゃんには生まれて始めてなのです。
プクプクと可愛いものなのですね!
近所の奥様に「梅の実はいりませんか?梅干しを作ってみては如何でしょうか?」と問いかけたのですが、近代的奥様達に「梅干しは作ったことが無いので・・・」と断られました。
考えてみたら、この梅の木は22年前に園芸店から購入し、植えたものです。
お母さんが元気だった頃は、お母さんとわたしでせっせと手入れをしていたので、毎年、きれいな花をさかせてました・・・
10年ほど前にお母さんが入院をするように成ってからは、手入れをされることがなくなりました・・・
なのに、このような立派な実をつけるのです。
なんと健気な梅の木なのでしょうか。
今まで、梅の実は成らなかったのでしょうか?
青い梅の実を見た記憶があるが、それをどうこうした記憶はない・・・とおトしゃんは云ってます?
今まで、梅の実を見ても、感じる心が無いヒトだったので、なにも覚えていないのですね・・・
今年になって、なぜか梅の実が見えてきたようです?
自然の健気さがやっと解ってきたのでしょうか?
ところで、集めた梅の実はどうすればよいのでしょうか?
捨てる!なんて残酷なことは、わたしが許しません!
2013年08月06日
思っていたより、全く減らない電気料金♪
電力会社から電力使用量のお知らせが着ました。
太陽光発電のような事を始めて1ヶ月が経過し、さぞかし節約に成っていることであろうと、おトしゃんはニコニコ顔で伝票を見たのですが・・・
ぁぁ・・・、6188円 - 6002円 = 186円 しか減っていません(涙)・・・
どうしてなのでしょうか?
居間の蛍光灯や玄関の常夜灯を消し、代わりにソーラー発電でLEDを灯して、涙ぐましい努力をしてきたのに・・・この結果です・・・
おトしゃんは、考えました!
朝晩のニュースや天気予報を視ている大型テレビが問題なのではなかろうか!・・と。
と云うわけで、超小型超節電超軽量超安価のテレビを調達してきました♪
後ろに控えているのが、今まで視ていた大型テレビです。
前面右下が今後おトしゃんと苦楽を共にする小型テレビです。
どのくらい小さいかと云うと、横のわたし位に小さいのです。
消費電力は12W位、お値段は16800円です♪
でも、今まで大きなテレビを視ていたのに、このような小さなのになってしまうのは惨めな気持ちに成らないのでしょうか?
通常、ヒトは少しでも良い暮らしを求めるものです。
大きなテレビはもとより、広く明るいお部屋、大きな冷蔵庫とたくさんの食品、立派な家具、素敵なお洋服、美味しいごちそう、デラックスな自動車等等等々々々・・・
太陽光発電のみで暮らすと云うことは、暮らしの質の向上を諦めることなのでしょうか?
おトしゃんには、暮らしの質はどうでもよいようなのです!
ソーラーパネルを玄関先に並べて、ご満悦なのです♪
2013年08月03日
遠くの親友の死・・・
今日、おトしゃんは会社の屋上から遠くを見て一日中ぼんやりしてます???
昨夜、おトしゃんの携帯電話がピーピー鳴りました。
画面を見ると神戸の親友のMさんからです。
電話に出ないのに、おトしゃんは何が起こったのか一瞬に理解しました。
Mさんから電話が来ることは絶対に無いからです。
Mさんは病気で声帯を摘出し、声が出せないので、いつもメールでやり取りしてました。
電話の向こうの声の主は、初めて話した彼のご子息様でした。
「・・・、たった今、息を引き取った」との事でした。
こんな事をブログに書くべきではないのですが・・・
また・・・・親友が死んでしまいました。
神戸で立派な串カツのお店を経営していたMさんです。
お互い18歳の頃でした。
長沼の高校を卒業後に札幌に出てきて美術学校に通っていたMさんと、小樽から札幌に来て、何処にも行くあても何もなくブラブラしていたおトしゃんが、共通の知人Yさんの借りていたお部屋に転がり込んで、その後暫くの間、一緒に暮らしていたのです。
その後、Mさんは神戸の方に新しい人生を求め、札幌を去り、おトしゃんはそのまま札幌で生きてました。
お互い無我夢中で働き、少し人生に余裕が出来てきてから、彼は思い出深い札幌に来られるようになりました・・・
札幌に来るときには必ず、プロの技で作った、玉ねぎ抜きのわたし専用の特性串カツをおみやげに持ってきてくれました。
「お店のお仕事が終わって、寝る前にチョコちゃんのブログを見てホッとするのが楽しみだよぉ」とわたしの頭をなでなでしてくれたものでした。
2011年秋に来た時は、声を失ってました・・・
昨年に来たときは、「もう、札幌に来ることは無いだろう・・・」と、おトしゃんとお別れの挨拶をしてました。
これが今生の最後の別れ・・・と言いたくないおトしゃんは、「来年のお盆には私がそちらに遊びに行くよ」と、握手をして札幌駅で別れました。
でも、お盆前に逝ってしまいました。
彼と、暮らしていた頃の記憶・・・
おトしゃんは何も覚えてません・・・
写真の一枚もありません・・・
何をどうして食べていたのか?
家賃は誰が払っていたのか?
当時、周囲に居たヒトはもう誰もいません・・・
野良ワンワンのように暮らしてたあのアパートも壊されました。
本当に在った出来事だったのか、それすらおぼろげです。
ただ、お互いに精一杯頑張って生きていたような記憶だけは確かです。
こういう時にこそボロボロと泣くことが出来るといいのですが、おトしゃんにはそのような悲しみの感情が湧いてこないようです。
遠い遠いあの頃に彼と雑草のように生きていた微かな記憶がよみがえるだけです。
2013年08月01日
初めて見て驚いた電力使用量!
お家にソーラー発電所を作って、暮らしに消費する電力を全て賄う!と云う偉そうな事を言っているおトしゃんですが、なんとも情けないことに自分が毎月どの程度の電力を使っているのかさえも関心が無いまま生きてきたのです。
電気・ガス・水道料金・電話等の暮らしの全ての家計はお母さんの管理下で、且つ自動引落なので何にも分かっていないヒトだったのです。
本格的なお家発電所建設の前に、先ずは念入りに現状の分析をする!と云う事で『ほくでんWeb料金お知らせサービス』を申し込んでみました。 ↓
http://www.hepco.co.jp/userate/price/price_info/
数日後、郵便でIDとパスワードが届きパソコン画面で過去2年間の月毎の使用電力、料金をグラフと表で見ることができます。
改めて我が暮らしの電力消費量を認識し、おトしゃんは焦ってました♪
赤い線が30A契約の平均使用量だそうです・・・
30A契約の平均家庭と云うと普通は2~4人がお住まいではないでしょうか?なのに1人者のおトしゃんが何人分もの電気を無駄に使っているようなのです!
11月から春までの期間の使用電力量の増加はセントラルヒーティングのボイラーや循環ポンプの消費電力なのは理解出来ます。しかしその他の月もぁぁ何と云うことでしょう、おトしゃんはすべての月で平均を上回っているのです?
ろくにテレビも視ないし、早寝早起きで照明の消費も少ないはずです。洗濯機や掃除機はめったに使うこともありません?
クーラーとか空気清浄機とかステレオとか皿洗い機とかは何にも無い家なのです。
わたしが生きていた頃は散歩の後で手足を洗ってドライヤーで乾かしてくれましたが今では遠い思い出です・・・
いったい原因は何なのでしょうか?
いつも保温モードで温かくなっている電気炊飯器でしょうか?
わたしが思うには、毎日毎日ビールをギンギンに冷やしている23年前の冷蔵庫あたりが犯人ではないでしょうか?
おトしゃんは、ワットチェカーで本格的に各家電商品の消費電力を測定して現状の分析をしてみると、嬉しそうでした♪
ワットチェカーとかワットモニターとか云う名称でホームセンターで売ってます。
おトしゃんが買ったのは、980円の簡易型です ↓