« 2013年12月 | メイン | 2014年02月 »
2014年01月29日
蒸気機関車の汽笛に励まされる・・・
ぶぉーぶぉーぶぉー・・・
遠くの方から先頭の蒸気機関車の汽笛の音が聞こえてきます・・・
二両目の蒸気機関車も少し甲高い響きの汽笛で、ぼぉーぼぉーぼぉーと応えます・・・
汽笛は叫んでいるようです・・・
汽笛は泣いているのです・・・
ものすごい迫力で大地も周りの空気も震わせながら近づいてきます・・・
おトしゃんの目前で、蒸気機関車が泣き叫んでます・・・
大音響の汽笛は、おトしゃんを励ます、あの世に行ってしまった死者たちの叫び声のように聞こえてました・・・
わたしやお母さんの叫び声も聞こえたはずです・・・
そうなのです。蒸気機関車と一緒に帰ってきたような・・・
写真を撮りながらおトしゃんは何故か身震いが止まりませんでした・・・
煙と蒸気に包まれて、日常に存在しない存在が存在してます・・・
・・・お盆の夜にでも、お家の近くの線路を蒸気機関車が走ってくれないものだろうか・・・
・・・ぼーぼーぼーと汽笛をならしながら・・・
・・・きっと、ぁぁ、そろそろ、皆んなが帰ってくるのかなぁ・・・
・・・遠くから聞こえる汽笛が帰ってくる合図なのだ・・・
・・・それとも去っていく別れの合図なのか・・・
蒸気機関車の汽笛はどうしても悲しみを含んでいるように聞こえます。
2014年01月26日
ぁぁ身につまされる高齢の蒸気機関車♪
おトしゃんは先ほどまで、温泉に入ってのぼせて、浮かれて、間違った人生を歩んでいたのです!
そうなのです。今回の目的は、SLを撮影している鉄道ファンの方々に鍋焼きうどんを売って大儲けをしようと釧路湿原にやって来たのです。
ところが、思わくがはずれました・・・
世間知らずのおトしゃんはSLファンは1箇所に集まっていると思っていたのです・・・
あにはからんや・・・彼らは最適の撮影ポイントを求めて長い線路伝いのあちこちに分散して潜んで撮影チャンスを待っているのです・・・
同行のWさんが選んだ撮影ポイントは標茶駅近くの鉄橋の上です。
おトしゃんは、ここにテントを設営して、うどん店を開店したのですが・・・
それこそ、ぁぁ・・・あにはからんや!うどん購入見込み客はボートに乗ってSL撮影なのです・・・ぁぁ・・・
川でプカプカしているお客さんにうどんは届けられません・・・儲けの企ては頓挫しました・・・
しかたがありません!
おトしゃん、A先生、Wさん、身内だけでふーふーふふーぅしてあつあつ鍋焼きうどんを美味しく頂きました♪
ぁぁ・・・なんとまぁ幸運なのでしょうか!鍋焼きうどんを頂いた直後に、タイミング良くSL湿原号がやってきました。
上からもくもく煙を吹き出し、下からしゅーしゅー蒸気を吐き、ボーボーと汽笛を悲しそうに鳴らし、鉄橋をガタガタ揺らし黒い塊が姿を現します!
おトしゃんもWさんから撮影方法を習って、かの勇姿を写しました♪
SLの悲しみを表現した思い出深い写真になりそうだ・・・と、おトしゃん自画自賛してました?
その後、摩周駅に着くと、なんとあの蒸気機関車の周囲に煙がもくもく立ち込めて大騒ぎです?
蒸気機関車が火事になったのでしょうか?
消防車やクレーン車まで待機してます?
「平成の現代では、SLのための給水、給炭設備はどこの駅にもなく、こうして消防車から給水し、クレーン車で石炭を積み込む」・・・と、鉄道博士のWさんが教えてくれました。
せっかく、ここまで来たのだから、帰りはSL湿原号の乗客体験もしましょう・・・と云うことでA先生とおトしゃんは乗客となりました。
お仕事でこの列車に乗っているヒトはあまりいません!
皆様、幸せを実感しに列車内に乗ってます。故に列車内売店も営業してました♪
ぁぁ・・夢ではないのです!
列車内の石炭専用ダルマストーブの上で香ばしいシシャモを焼くのです♪
手前の6匹がおトしゃん達のシシャモです♪
アルミ箔の中はサツマイモだそうです・・・他のお客様の御用達です。
左のビール2缶はA先生とおトしゃんの所有物です。
こうして・・・極上の幸せを味わいました♪
釧路駅到着です。ここまでわたしたちを引っ張ってきてくれた蒸気機関車です・・・
やはり、お疲れのようです・・・
フーフーと荒い息をしてました・・・
やはり・・・かなりのご高齢なのでしょうね♪
秘湯探検隊!
SL撮影後、東京から来た鉄道ファンのWさんと合流し、温泉マンさん推薦の養老牛温泉に宿泊です♪
養老牛温泉の町内にはシマフクロウの家族も暮らしていて、この辺に姿を見せてくれるそうです・・・
おトゃん達はホテルの露天風呂に長い時間浸かってシマフクロウが近くに来るのを待ってました・・・
その後、温泉マンさんから、「せっかくなので養老牛温泉近くに『からまつの湯』と云う秘湯があるので、立寄ってみては」と連絡があり、今朝さっそく立寄りました。
小屋のようなものがあります?
立派な看板もあります。
無人の施設です。
ここが温泉の入り口です。
右の小屋は脱衣場になってます。
川の横に玉砂利を敷き詰め、石で囲った大浴場があります!
なんとまぁ・・・野趣豊かな風情でしょうか♪
大浴場の隣に温泉の源泉があります。
地底から80°もの熱水が噴出してます!
その熱水が大浴場に注いでます。
おトしゃんとWさんは、温泉に浸かって、いつまでも「幸せだなぁ~」と人生の確認してました♪
2014年01月25日
蒸気機関車に会う♪
わたし達が乗った列車は摩周駅で30分ほど待機するとのアナウンスがありました?
理由は、SL湿原号が来るのを待つのだそうです。
・・・であるならば、それなりに対処しましょう・・・との事でおトしゃん達はホームに降りて鉄道ファンのようにSLが来るのを待つことにしました!
わたしが生きていた頃にはSLはもう見かけなくなってました・・・
おトしゃんは、わたしにもSLが見えるように場所取りをしてくれました♪
わぁぁぁl・・・初めて見るSLです!
諸般の事情なのでしょうか・お尻からホームに入ってきます!
死んだワンワンのぬいぐるみと蒸気機関車の写真です♪
重連とか云うのでしょうか、蒸気機関車が2両も連結してます!
さらにと云うか万全への配慮なのでしょうか?
ディーゼル機関車もくっついてました!
もうもう・・・力強いというかなんというか・・・
蒸気やら煙やらをもくもく吐く姿は、わたしたち同様、生き物なのでしょうね♪
過去に向かっての大旅行・・・
ガッタン♪・・・♪ゴットン♪・・・♪列車は走るよ・・・♪
今朝、8時51分に札幌を出発して釧路に向かってます♪
車窓の風景はトマム近辺の山々なのでしょうか!
モノトーンの世界に安らぎを感じます♪
おトしゃんは、車中でも、国会図書館の本を読んでます!
わたしも、横でボンヤリしてます!
同行の釧路湿原&シマフクロウ研究家のA先生は、スマホで何やら資料を読んでます♪
週末の小さく幸せな小旅行がガッタンゴットンと心地よく心にリズムを刻みます♪
ガッタン♪・・・♪ゴットン♪・・・♪列車は走るよ・・・♪
何故なのか・・・おトしゃんは、約70年前のアウシュヴィッツに向かっている人間満載の貨車に思いを馳せてました・・・我が身の如く・・・
4時間半で釧路駅到着えす。
A先生は駅構内のパノラマ写真撮影で大忙しです♪
釧路駅からは一両編成の列車に乗って釧路湿原をひたすら川湯温泉駅に向かいます♪
車窓には、何もない湿原の光景が流れていきます・・・
一年前に訪れた駅が健在です♪
過去は、今もそのままでした♪
2014年01月24日
釧路湿原で鍋焼きうどんを売る大計画♪
おトしゃんは、目薬や防寒着を用意し旅支度をはじめました?
わたしはに、防寒コートを着せてくれました?
夜逃げでもするのでしょうか?
テント、ガソリンストーブ等、も用意してます?
鍋焼きうどんのアルミ鍋もあります??
週末なので山登りにいくのでしょうか?
でも・・・ノートパソコンやiPadもリュックサックに入れ始めました???
「チョコぉぉ・・、明日釧路からSL湿原号に乗ったり写真撮影をしたりするのだよぉぉ」とわたしに教えてくれました。
わたしはおトしゃんに「テントは何につかうのですか?」と聞きました。
おトしゃん曰く、今週末のSL湿原号は重連とかいって蒸気機関車が大活躍するので、日本中から鉄道ファンが撮影に来て、寒さに震えながら何時間も線路沿いで待っているはずだ・・・彼らにアツアツ鍋焼きうどんを一杯3000円位で売りつけて大儲けをするのだ♪」
・・・と云う訳で、釧路湿原の鉄道ファンにテントの中で鍋焼きうどんを食べてもらうのです♪
2014年01月23日
宝の山を発見・・・しかし・・・眠くなる♪
おトしゃんは米国で発行された蓄電池の本『Battery Builder Guide』を読んで、鉛蓄電池の勉強を始めたのですが、なにせ英語もよく解らないので、さっぱり理解できません・・・
しょげているおトしゃんを見かねて会社のNさんがすばらしいサイトを教えてくれました。
なんとまぁ!国立国会図書館のホームーページです。
その中に『近代デジタルライブラリー』と云うオンラインサービスがあり、そこには明治以降に刊行された資料が閲覧可能になってます。
さっそく『鉛蓄電池』で検索してみました。
検察すると、100年も前に我国で出版された鉛蓄電池に関する資料がたくさん見つかりました。
おトしゃんには宝の山のようです♪
大正時代の『蓄電池竝に取扱法』です。
全部日本語で書かれていて、図や写真もあり、とっても解りやすそうです(万歳万歳万歳)
・・・日本語ならなんとか解るであろうと鉛蓄電池製造法から読み始めました・・・
(声を出して以下を読んでみて下さい)
鉛蓄電池の發見者は佛人ガストンプランテ氏なり氏は種々の研究の結果二枚の鉛板を稀薄なる硫酸中に挿入し之を電極として電解し屡其電流方向を變ずれば各電極は遂に容易に過酸化鉛に酸化せられ得る海綿状の鉛の厚層を以って被覆せられ此の被覆物中に多量の電氣を蓄蔵し得ることを發見せり之れ即ち現今鉛製蓄電池として使用せるものゝ根元にして其作業を逐次に研究せば第一次の電流方向に於いて陽極として使用せられし鉛は電流通過の結果酸化鉛の薄層を以って被覆せらるべし鉛は而して陰極は何等の變化なきなり今其の電流方向を變ずれば第一次の陽極は第二次の陰極となるべし従って過酸化鉛の薄層を以って被覆せられしものは還元せられて海綿状鉛となるべく而して第一次に何の變化を受けざりし陰極は第二次に於いては陽極たるが故に過酸化鉛の薄層を以って被覆せらるべし今亦更に電流方向を變じて第三次に移れば其結果は第一次と同一の現象を呈すべきも其程度は第一よりも一層遥かに進捗し過酸化鉛層並に海綿状鉛は稍厚くなるべし此操作を反覆し數十回に及べば各鉛板の表面は過酸化鉛若しくは海綿状鉛を以って被覆せられ表面の氣孔は密となり内部に入るに従ひ祖にして恰も第一圖に示すが如き鉛板を得べし斯くの如くの多孔性海綿状の鉛を以って被覆せられ電氣を貯蔵し得るものを名づけて鉛の活質板と云ふ。
ぁぁ・・・日本語のはずなのに、何度読んでもよく解りません・・・
句読点なしの文語体が延々と続きます・・・
何度か読んでいるうちにおトしゃんは眠たくなってきたそうです。
満腹の時、暖かいお部屋で、朗読してみて下さい!お経のようです。どなたさまも、ありがたくて、眠ってしまうにちがいありません♪
2014年01月19日
モーゼ岩ガイド♪
モーゼ岩への案内をH子さんから頼まれました。
H子さんは今まで、おトしゃんを、小舎上山、モラップ山、濃昼山道等、珍しい山に案内してくれた登山の大ベテランなのです。
今回は、H子さんも未登頂のモーゼ岩恩返しガイドです!
もっとも、おトしゃんが勝手に名付けたモーゼ岩の存在を知っているヒトは世界にも何人も居ないのですが・・・
N支部長も、一緒です♪
H子さんは、札幌台も初登頂だそうです。
もっとも、あそこは 山でなく・・台ですから・・・
モーゼ岩の場所はめったに行く人もいない、白旗山脈の奥地なのです・・・
なのに、どなたかの足あとがうっすらとモーゼ岩に続いてます?
おトしゃんはその、足跡をみて『ハッ』としてました?
不思議なことに、誰の足跡か、解ったのです!
その方のモーゼ岩への道順、歩幅、で解るのです♪
以前に白旗山で出会い、モーゼ岩の存在を教えた女性の足跡なのです。
もっとも、厳寒期に雪をこいでわざわざモーゼ岩まで来るモノ好きなヒトは、他にはいないのです!
詳しくは昨年3月31日のブログに書いてあります。
残念な事に、地平線の彼方に雲が浮かんでいて、遠くは霞んでましたが皆さま大喜びです♪
モーゼ岩登頂後は『嘆きの広場』でランチタイムです。
例の如く、底なしテントを設営し、アツアツ焼肉をフーフー頂きます♪
この日は、白旗山で『歩くスキー大会』が開催されてました・・・
スキー大会参加の最後尾の選手、スノーモビルの大会運営係員、そしておトしゃん達、それぞれ皆んなが嬉しそうでした・・・
帰り道、空は見事な快晴になりました・・・
この空の下でしたら、モーゼ岩から3万年前の札幌が見えたでしょう・・・
H子さんの、再度のモーゼ岩巡礼を勧めましょう♪
2014年01月16日
光の宝石箱♪
昨日の朝、おトしゃんはは、ベランダに光が差すのが期待できそうな天気だったので、(左から)日照不足で弱々しいオキザリス・トリアングラリスの鉢、小型ソーラパネル、ソーラーガーデンライト等に、少しでも日に当たってもらい元気に成ってもらおうと窓際に並べてから出勤しました・・・
夜、帰宅したおトしゃんは窓際に転がしておいたソーラーガーデンライトを見てビックリしました・・・
ワァァ・・・、なんと美しい輝きでしょうか!
『 光の宝石箱 』と表現しても大袈裟ではないと言ってもよいのではないでしょうか♪
日中の光を体内に取り入れ、夜、このように金銀の光を放っている姿を見て、心が癒やされないヒトはたぶん?居ないでしょう・・・
近くに寄ってみると、灯りが窓ガラスにも映えて、わたしはクリスマスとお正月が同時に来たような気持ちに成りました・・・
まさしく、春を待つ希望の光りです。
おトしゃんは、この光に励まされるような気がする・・・と、しんみりしてました・・・
冬期間の太陽光不足を、日々の暮らしの切実な危機と捉えている身には、小さな光でもありがたいようです♪
今月の電力会社から請求明細です。
使用量は21kwh
昨年の同月の約 1/30
電気料金は745円
昨年の同月の約 1/22 (基本料金の比率が高くなるので使用量とは比例はしません)
この先、どうするのでしょうか・・・?
2014年01月14日
お家の中がマイナス5℃♪
温度計がマイナス5℃を表示してます!
ここは、どこなのでしょうか?
ここは、昔は書斎だった所、現在はガラクタ置場です。
当然ながらお家の中です。温水暖房のヒーターは切ってあるので温もりはないですが、それでも二重サッシの付いた室内なのに・・・マイナス5℃とは・・・
おトしゃんは、「この部屋はビール専用の保管部屋にちょうど良い」と喜んでました♪
でも、居間が寒いと、冷たいビールを震えながら飲まなければなりません・・・これは辛いことです♪
少しでも断熱を、と考え、例によって窓からの寒気を防ごうと断熱材を窓に取付けてはみたのですが・・・室内が暗くなり、幽閉されているような感じで気持ちまで落ち込みます・・・
光も取り入れ、且つ断熱効果もあるのではないだろうか?と云う事で購入してきたプチプチシートを窓に貼ってみました。
せっかくなので、少し光量が落ちても暖かくなればと、二枚重ねで貼り付けます。
どうでしょうか!日が差すと光と希望が溢れます♪
こうしてプチプチシートを貼る技術を会得したので、ムシロのように玄関にぶら下げていたシートも、ガラスやドアに貼り付けました。
みみっちく、数千円の投資での断熱を試みてますが、どれほどの効果があるものなのでしょうか?
おとしゃんは、
「本格的に、真空ガラス等に大型投資するとフトコロが寒くなる!」
「この超安価方法であれば、暖かくなったような気がするような気がする!」
と言ってました♪
2014年01月11日
寒波にもメゲナイで焼肉登山♪
今冬一番の冷え込み!と云う事で、せっかくなので山歩きを計画しました♪
でも、残念な事にS小樽支部長は所用、N支部長はお風邪を召したようで中止を考えたのですが、今日は小樽のKさんが都合が付いたとのこと & お天気もまぁまぁだ!と云うことで急遽、登山を決行しました!
Kさんとは彼が20代の事からの仲良しですが、今回やっと都合が付き同行です。
彼は、雪山の断崖絶壁からスキーで飛び降りるという、なんとまぁあの恐ろしいエクストリームスキーの名人なのです・・・が・・・中年となった今ではお腹が太ってしまい、その認めたくない事実を密かに悩んでいたようで・・・崖から飛び降りるより、よいしょよいしょと歩いたほうが、お腹が痩せるのではないか?と宗旨替えをしたようで・・・今回はスキーをスノーシューにはき替えて山歩きです♪
が・・・しかし・・・ストックをついて歩く後ろ姿は、崖から飛び降りる姿勢そのもののように見えます♪
おトしゃんは平らな所しか歩かないので命を懸けて崖から落ちる危険等が全く無く、平和な山歩きに!彼も思わず満面の笑みです♪
実は、今回、おトしゃんはおトしゃんたちが日頃実践している「焼肉登山」の正しい作法を、まだ未来がある若い彼に伝承する機会ととらえていたのです♪
正しい底なしテントの設営技術。ガソリンストーブの利点。塩コショウのみでお肉を美味しく頂く調理法。ビールの冷やし方等々・・・
もしかしたらKさんも、おトしゃんに付き合わされて前途有望な人生を見失う事になるのでしょうか・・・
2014年01月10日
恥も外聞も無い暮らし♪
今週末は、10年に1度といわれるほどの記録的大寒波が来るとの天気予報です。
乏しい電力の太陽光発電で大寒波を乗り切るのは、様々な工夫が欠かせない・・・と、おトしゃんは行動開始です!
かと云って、お金をかけるのは精神的にもよろしくないので、ケチケチ断熱工事を始めました。
ホームセンターから窓に貼り付けて断熱効果をアップし結露を防ぐと云うプチプチのシートを購入してきました♪
本来ならばガラス窓に貼るのですが、玄関のドアの方が寒そうに感じたので、とりあえず玄関にぶらさげました・・・
どう見ても、掘立小屋の入口にぶら下がっているムシロではないですか!
とにかく、窓から入り込む寒気が一番辛い、と云う事で、発泡スチロールの板をガムテープで貼り付けます・・・
お家のあちこちの窓をこうして塞ぐのです・・・
しかし・・・窓を塞ぐとお家の中に光が入らないので暗くなります・・・
お家が暗くなると、住むヒトの心も暗くなります♪
でも、劉連仁さんの穴の事情を考えると、おトしゃんは心が暗くならないのです♪
「意地でも点火しない!」と、宣言している暖房ボイラー室の換気口も固く塞ぎます!
なにか・・・もう・・・恥も外聞も無い感じです・・・
生き延びる事だけで精一杯のようです。美観とか常識とかにはかまっている余裕は失せているようです。
どうみてもボロボロの廃墟に住んでいるようではありませんか・・・
暗く、寒く、汚れて散らかった空間の中で生息している世捨て人のようではないでしょうか♪
おトしゃんは・・・太陽光発電とか節電とかを口実にして、本当はだらしない生活を正当化しているのではないでしょうか♪
暮らしにゆとりが無くなり心のバランスがとれなくなったのかしら♪
おトしゃんは、本当は大寒波に生きがいを感じる・・・なんて、喜んでますが!
2014年01月05日
芳しくないお天気と漢字♪
芳しくないお天気が続きます・・・
ベランダの向こうは水墨画の世界のようです。
昨年末に劉連仁さんの本を再読していたからなのでしょうか?
年が明けたとたんに、おトしゃんは今日まで冬眠のような事をしてました?
と云っても、難しい事ではありません。極力早寝をし(19:30頃)、なるべく遅く起きる(8:30頃)ように心掛けたのです!
起床後、せっかくのお正月なので、ビールを2~3缶頂いて新聞を丹念に読み、遅い朝ご飯を頂き、それからお昼寝をし、夕刻にビールを2~3缶頂いてから夕食を頂き、湯たんぽにお湯を入れてから、寝るのです!
一日にお茶碗に少しのご飯を2食、少々のオカズで頂き、出かけもせずヒトにも会わず、劉さんの気持ちに成ってお家に閉じこもってボンヤリするのです。
熟睡は出来ず、うつらうつらと夢を見続けてました・・・
おかげさまで夢の中で、お母さんにも、わたしにも、たくさんお友達にも会えたようです♪
しかし夢の世界の事は、この世ではあまり役に立ちません。
明日からはお仕事です!何か役に立つ事でも見つけたのでしょうか?
おトしゃんは3日の朝日新聞のコラムが気に入ったようです。
漢字の白川静氏が<人間の至境>を示すという三つの文字を知り大喜びし、写真を撮って保存までしました。
狂
癡(痴の旧字)
愚
狂は、気が狂うことでなく、好むところに溺れること、憑きものがおちないことをいうそうです。
癡は、うつつをぬかすというか、控えめな狂の意味だそうです。
愚は、機略に乏しく利口とみえない様のようです。
もしかして、おトしゃんのこのお正月の体たらくは、白川先生の示す至境だったのかもしれません♪
おトしゃんは『せめて残りの人生、狂 癡 愚 を念じて生きたいものだ♪』と、嬉しそうでした。
でも、会社の人や未来ある若人に示すのは芳しくない漢字なのではないでしょうか♪
2014年01月01日
元旦の白日夢♪
おトしゃんは、歳を重ねるほどお正月のありがたさが理解できるようになってきたようです・・・
せっかく新しい年を迎えられたので、せめて元旦くらいはお正月らしく過ごそう・・・と決意し、初日の出の写真を撮りに会社に出向き屋上から南東の空を写して来ました♪
ありがたいことに、札幌の元旦の朝は晴渡り、お日様も嬉しそうに顔を出してくれました♪
太陽光発電でいつもお世話になている太陽さんです♪
お正月の気分を味わうには、やはりお雑煮を頂かなければなりません!
と云っても正式なお雑煮を作るなんて難しい事はおトしゃんには叶わぬことです。
形式に囚われなければ何とか出来る!と云うことで、自己流お雑煮を作ります♪
① お餅を適当に焼いて少し焦がす。
② お椀に、焼いたお餅を入れ、かつお節をたっぷり振り掛ける。
③ それだけでは、あまりにも寂しいので、ホウレンソウのおしたし、ネギ、板かまぼこの切れ端、乾燥小エビも入れる。
④ お醤油を適当に入れ、上から熱湯を注ぐ♪
出汁など無くても出来る、超シンプルお雑煮です♪
もう一つ、お正月気分を味わうにはお屠蘇が欠かせません。
昨年、れなっこさん達に頂いたお酒を頂くことにしました♪
初日の出、お雑煮、お屠蘇、これで正式なお正月を過ごせました♪
IF が許されるなら・・・
暗い穴の中で膝を抱えて震えている劉連仁さんに宅配便で、日の出の光とお雑煮とお屠蘇を届けてあげたい・・・
おトしゃんは、絵のようなものを描きました・・・
白一色の山奥、大きな樹の下の穴に劉連仁さんが、極限の中で生きてます・・・
ふと、見ると、白ネコヤマトの配達猫が背中にお屠蘇の瓶を背負い、首にはおトしゃんが作ったアツアツお雑煮を下げているではありませんか♪
もうすぐ、劉連仁さんの所に届くのです♪
空には初日の出が輝いてます♪
おトしゃんは、白日夢を見ているのでしょう・・・