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2014年01月23日
宝の山を発見・・・しかし・・・眠くなる♪
おトしゃんは米国で発行された蓄電池の本『Battery Builder Guide』を読んで、鉛蓄電池の勉強を始めたのですが、なにせ英語もよく解らないので、さっぱり理解できません・・・
しょげているおトしゃんを見かねて会社のNさんがすばらしいサイトを教えてくれました。
なんとまぁ!国立国会図書館のホームーページです。
その中に『近代デジタルライブラリー』と云うオンラインサービスがあり、そこには明治以降に刊行された資料が閲覧可能になってます。
さっそく『鉛蓄電池』で検索してみました。
検察すると、100年も前に我国で出版された鉛蓄電池に関する資料がたくさん見つかりました。
おトしゃんには宝の山のようです♪
大正時代の『蓄電池竝に取扱法』です。
全部日本語で書かれていて、図や写真もあり、とっても解りやすそうです(万歳万歳万歳)
・・・日本語ならなんとか解るであろうと鉛蓄電池製造法から読み始めました・・・
(声を出して以下を読んでみて下さい)
鉛蓄電池の發見者は佛人ガストンプランテ氏なり氏は種々の研究の結果二枚の鉛板を稀薄なる硫酸中に挿入し之を電極として電解し屡其電流方向を變ずれば各電極は遂に容易に過酸化鉛に酸化せられ得る海綿状の鉛の厚層を以って被覆せられ此の被覆物中に多量の電氣を蓄蔵し得ることを發見せり之れ即ち現今鉛製蓄電池として使用せるものゝ根元にして其作業を逐次に研究せば第一次の電流方向に於いて陽極として使用せられし鉛は電流通過の結果酸化鉛の薄層を以って被覆せらるべし鉛は而して陰極は何等の變化なきなり今其の電流方向を變ずれば第一次の陽極は第二次の陰極となるべし従って過酸化鉛の薄層を以って被覆せられしものは還元せられて海綿状鉛となるべく而して第一次に何の變化を受けざりし陰極は第二次に於いては陽極たるが故に過酸化鉛の薄層を以って被覆せらるべし今亦更に電流方向を變じて第三次に移れば其結果は第一次と同一の現象を呈すべきも其程度は第一よりも一層遥かに進捗し過酸化鉛層並に海綿状鉛は稍厚くなるべし此操作を反覆し數十回に及べば各鉛板の表面は過酸化鉛若しくは海綿状鉛を以って被覆せられ表面の氣孔は密となり内部に入るに従ひ祖にして恰も第一圖に示すが如き鉛板を得べし斯くの如くの多孔性海綿状の鉛を以って被覆せられ電氣を貯蔵し得るものを名づけて鉛の活質板と云ふ。
ぁぁ・・・日本語のはずなのに、何度読んでもよく解りません・・・
句読点なしの文語体が延々と続きます・・・
何度か読んでいるうちにおトしゃんは眠たくなってきたそうです。
満腹の時、暖かいお部屋で、朗読してみて下さい!お経のようです。どなたさまも、ありがたくて、眠ってしまうにちがいありません♪
投稿者 choko : 2014年01月23日 14:03