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2014年09月21日

潮汐がもたらす現象に畏怖するおトしゃん♪

 日本に生まれて数十年、未だに四国にも行ったことのないおトしゃんを、旅行の達人のWさんと山口県のKさんが四国を案内してくれます♪
 昨日はKさんの運転で京都から淡路島まで来て一泊し、今日はいよいよ四国の土を踏むのです!
 でも、今の季節は潮汐が大きい時です。つまり『鳴門の渦潮』の観察や調査に最適な時期なのです!
 と云うことで四国上陸の前に渦潮の研究です♪

 さっそく渦潮観測専門の船に乗ることにしました。
 ぁぁなんと幸運なのでしょう♪今日の午前は『うずの期待度=◎』ではありませんか!という事は『うず』を期待しても良いと関係者が太鼓判を押してくれたのです♪

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 うずを見たくて発電帽子を被ってうずうずしているおトしゃんです。
 後ろに写っているのが渦潮観測船です!

2DSCN1041.jpg

 有名な大鳴門橋が見えてきました。
 橋の下の方に「うずのようなもの」が見えてきました。
 初め、おトしゃんは鳴門のうずは観光客集めの見世物のようなものではないだろうか!と高をくくってました・・・

3DSCN1074.jpg

 ところがどうでしょう!下の写真の奥の方が瀬戸内海、手前があの世界一広い太平洋なのです!
 その瀬戸内海と太平洋の海の高さが、或る時にだけ数メートルも異なるのです。

4DSCN1086.jpg

 海面の高さが異なるとどうなるのでしょうか???
 当然、物理の法則で高い方から低い方に移動します。
 早い話、瀬戸内海が太平洋に移動してくるのです! 

 太平洋だって、勝手に押し寄せてくる瀬戸内海を黙って見ているわけにもいきません!
 お互いの縄張り意識やら海の意地のようなものもあるのです!

5DSCN1087.jpg

 そこで、海どうしのもめごとが起こるのです。
 こうなると太平洋も瀬戸内海もどうしたら良いのか解らなくなります。
 海の流れが衝突して渦に成ったり引っくり返ったりするのです・・・

6DSCN1090.jpg

 海の流れに罪はありません・・・
 ただ混乱して、右往左往してグルグルしているのです・・・

7DSCN1097.jpg

 おトしゃんは、観測船の上から、海面を凝視してました。
 粛々と変化する自然自身の全く自然な振る舞いに、感動し畏怖してました・・・

 

投稿者 choko : 2014年09月21日 19:40

コメント

清水 瓊子様。

 おっしゃるように、目前で渦ができる過程を見ていると自然の力の美しさに圧倒されました。
 右往左往する渦を見ていると、海が困っているように感じました(笑)
 今回は、ミニお遍路後に松山に寄り道後温泉入浴後フェリーで海を渡り、徳山を訪れ翌日に「回天記念館」を訪問してきました。

投稿者 チョコのおトしゃん : 2014年09月23日 06:43

A先生。

 あのうずのようなものは、潮汐の状況次第のようです。
 今回は、天候も含め好条件でした。

 粛々と潮流が変化する様は自然現象なのに感動的でもありました。
 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2014年09月22日 17:51

鳴門海峡の渦、とても科学的な説明と写真ですね。これまでは渦そのものを描くか写したものを見ていただけでしたので、海面の高低差や渦になる直前の形態がわかる写真は貴重なものです。四国には行ったことがありますが、広島からフェリーで松山入りでした。大橋ができる以前の30年くらい前のことです。宗教心なし、年齢問題ありの私ではお遍路さんになる資格がありません。ご無事でお戻りになられますよう。

投稿者 清水 瓊子 : 2014年09月22日 09:59

 昔々「鳴門秘帖」という吉川英治の小説があり、確か鳴門の大渦の描写があったはずです。小説か映画か、この大渦に出会った記憶が微かにあります。実物を見ることができたとは、話の種になりますね

投稿者 A : 2014年09月22日 04:46

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