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2015年03月25日
どうぶつが懸命に働く姿・・・を我が身に重ねるおトしゃん♪
パノ鉄の取材も残すところ札幌近郊のみに成ってきました。
今日は小樽駅、南小樽駅、小樽築港駅、朝里駅等の撮影なのですが、地元小樽を案内してくださるK小樽住吉神社裏支部長から、せっかくなので鉄道発祥の地である手宮の取材は如何でしょうか・・と・・・提案され・・・
小樽市手宮の博物館のような所にやってきました・・・
館内にはとっても有名な蒸気機関車の『しづか号』が、静かに佇んでます・・・
撮影は自由と云うことで、おトしゃんは、ぬいぐるみに成ってしまったわたしをしづか号に乗せて意味のない記念撮影です・・・
当然ながら、しずか号だけでは見るものも限られるので、展示コーナーには昔北海道で活躍した鉄道の模型も展示してあります。
寿都鉄道。。。です。
十勝鉄道は小さな蒸気機関車が頑張っている模型です。。。
そして・・・この・・・模型に・・・おトしゃんの目が釘付けになりました・・・
『殖民軌道』・・・、鉄道の事をほとんど勉強しないで生きてきたおトしゃんが初めて知った言葉です・・・
なんとまぁ。。。貨車を牽引しているのは、馬さんなのです・・・
首をうなだれ・・・はぁはぁ息をしながら・・・疲れ傷つき筋肉痛や痙攣をおこした足を引きずりながら・・・健気に懸命に重たい貨車を牽引しているのです・・・
どんなにか辛かったでしょうか・・・
涙なくしては見られない模型です・・・
他の模型は全部が蒸気機関車が貨車を牽引してます・・・
なのに、『殖民軌道』では、馬さん(たぶん高齢の・・・)が足場の悪い枕木の上で必死に貨車を引っ張っているのです・・・
高齢の馬さんが必死で貨車を牽引している姿が、同じく懸命に働いている(?)おトしゃん自身の姿に重なって感じたのでしょうか・・・
おトしゃんは、この模型に心を打たれたようです・・・
人間的に白い息を吐きながら、ぜいぜいあえいで疾走する蒸気機関車が全国の鉄道ファンの永遠の忘れがたい象徴と成ってますが・・・・くたびれた馬さんが引く鉄道のファンはいるのでしょうか???
おトしゃんは・・殖民軌道の模型を見て・・・馬さんの気持ち、馬さんの馬家族の気持ち、そして馬さんの世話人と云うか保護者の気持ちを、察してました・・・
貨車を牽引する仕事を終えて帰宅した馬さんはキチンと食事を頂けたのでしょうか・・・
どうぶつとヒトが助けあって暮らしていた時代・・・・
きっと・・・お互いに一番幸せだったのではないでしょうか・・・
この写真の模型が・・・この博物館の白眉ではないか!他はどうでもイイと・・・
おトしゃんは1人で騒いでました♪
投稿者 choko : 2015年03月25日 23:38
コメント
空ママさん。
いつもありがとうございます♪
お互い、どうぶつの心を察するのですね♪
ブログに記しましたが、幾多のSLより馬が牽引していた鉄道に思いを馳せました・・・
馬の瞳、牛も、ワンワンの瞳も、私は大好きです♪
皆綺麗です♪
以前、月寒で見た羊の瞳には宇宙が映ってました♪
・・・
写真家、桑原史成氏が写した水俣病患者で「5歳で寝たきりとなり、物も見えず、言葉も発せず23歳で逝った生ける人形と呼ばれた小児性患者の松永久美子さんのつぶらな瞳」の写真は、私の脳裏から消え去ることはありません・・・
どうぶつの頂点であろう人間の瞳に、全てのどうぶつの悲しみが映ってます・・・
明日、その写真をブログに載せます!
投稿者 チョコのおトしゃん : 2015年03月26日 16:17
殖民軌道…初めて知りました。こんなこと、お馬さんにさせてたんですね。畑仕事だけではなく本当に昔は馬なくしては生活出来なかったんですね…。ありがとう、お馬さん。お馬さんの瞳は何故あんなに優しそうなんでしょう。
投稿者 空ママ : 2015年03月26日 15:29