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2015年12月01日

さようなら・・・植田書店・・・

 とうとう・・・最後の配達に成ってしまいました・・・
 三十数年間、植田書店のおじさんが毎月毎月本を届けて下さったのです。
 三十数年前は、おトしゃんも、お目目も元気が良く、日経サイエンス、文芸春秋、中央公論、新潮45、ニュートン、等々あれやこれやむさぼるように月刊誌を毎月購読してました。
 いちいち本屋さんに買いに行くのは面倒なので、お家に本の配達をお願いしてました。
 しかも、調子のイイことに代金は一年分つけて、年末に一度だけ支払いをするという、厚かましいお願いをしてきたのです・・・
 近年、おトしゃんの気力も衰え、お目目も辛くなり、最後まで定期購読していたのは、文春と日経サイエンスの2誌になってしまいました・・・

P1020723.jpg

 先日、植田書店のおじさんが、お家に挨拶に来ました・・・
 「白石本通りで、本屋を開店し50年経た・・・自分も85歳になり車の運転も辛くなった・・・」
 「11月末で店を閉じる・・・」
 おトしゃんに、「長い間ありがとう・・・」、と。

 街の書店が、また一つ消えてしまいます・・・
 おトしゃんの原風景もまた一つ消えてしまいます・・・

 おトしゃんの、月刊誌定期購読の習慣もお終いなのでしょうか?
 いろいろな意味で、寂しくなります。

 「
  植田書店さん、
  長い間、お世話になりました。
  ありがとうございました。
 」

 
 

投稿者 choko : 2015年12月01日 09:14

コメント

マリオ??さん。

 この世から消えていく我が身の行く末がそろそろ見えてきている今の年齢に成って読んでもあの本は「・・・ぁぁそうですか」くらいの他人事でしょう♪


 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2015年12月04日 06:26

まさかないだろうと思って、kindleストアーで検索したら「家畜人ヤプー」を販売していました。紙なら人目に触れない所に隠さないとまずいですが、電子書籍ならバレないだろうと一瞬「ポッチ」してしまいそうになりましたが、おトしゃんの魔の手に罹って、これ以上おかしくなったら家族を養っていけなくなりそうだと思い直して、やめました。恐るべしAmazon! 既に退職したA先生に購読を薦めたら良いかと(⌒-⌒; )

投稿者 マリオ?? : 2015年12月03日 21:17

マリオ??さん。
 私に「家畜人ヤプー」を薦めてくれた店主にはとっても感謝してます。
 偏狭な視野しか持ち合わせてなかった私に、私の見えなかった広大な世界を知らしめてくれました。
 この本の幻の作者『沼昭三』氏の短歌に、ここで記すのははばかりますが私が惚れ込んだ歌があります。 
 どちらにしても、私が認識していない、この世の奥深さを思い知らされた昔昔昔昔の思い出です♪
 
 

 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2015年12月03日 16:18

「家畜人ヤプー」を薦めてくれた店主は相当変人ですね。この方のファン(?)である三島由紀夫氏の思想の一部には共鳴しますが、人生の最終段階に行った行為には全く賛同できません(´・ω・`)

投稿者 マリオ?? : 2015年12月02日 21:36

KindleとKoboを3台所有していますが、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と薦めてくれます。確かに、好みそうな本なのですが、「そんな本ばかり読んでいないで、たまにはこの本でも読みなさい!」と言ってもらいたいものです。←これビジネスモデルになるかな? やっぱり専門書以外は、お節介な書店の店主がいない現在では、書店を歩き回ってたまたまタイトルが目に留まった本を買うしかないですよね。
子供の頃は星新一さんの本が大好きでした。特にボッコちゃんは、怖い結末でしたけど好きでした。鉄腕アトムは、実現される見込みは全くありませんが、ボッコちゃん的なロボットは既に老人施設などで活躍しています。確かに、ボッコちゃんレベルの無能な人工知能(?)で役に立っているので、星新一さんの先見の明には改めて驚きです。

投稿者 マリオ?? : 2015年12月02日 21:24

マリオ??さん。
 
 大学の入学祝に万年筆をプレゼントして下さる本屋さん・・・素晴らしい思い出ですね♪
 私も昔昔昔昔(昔一文字10年です)、白石本郷通りにあった本郷書店の店主から、稀代の奇書「家畜人ヤプー」を薦められました。
 しかも、その日、お金も持っていなかった私に、つけでその本を渡してくれました。
 マリオ??さんと同様に、街の本屋さんに人生を教わりました♪
 そのせいか・・・yahooはyapooの間違いではないのではないのか?と、今でも悩んでます(笑)

  
 
 

投稿者 チョコのおトしゃん : 2015年12月02日 15:01

本屋は超大型店しか生き残れなくなったのですね。私が高校生時代に毎月3冊のコンピュータ雑誌を購入して、大学に合格した時に万年筆をプレゼントしてくれた本屋さんも卒業前になくなってしまいました。大型店舗と電子書籍のせいで地域の書店はなくなってしまうのですね。自分の好みを知っていて本を紹介してくれる本屋も消滅です。
大学には10〜20万冊の蔵書と、20紙弱の新聞および2千本程のビデオがありますので、1000年以上生きていなければ全てを読破することは出来ません。インターネットのおかげで、図書館は空いていますので、暇つぶしには最高の環境です(⌒-⌒; )

投稿者 マリオ?? : 2015年12月01日 19:50

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