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2016年06月10日
点字ブロックに沿って歩いてみる・・・
地下歩行空間の写真ではないですか?
おトしゃんは黄色い線を写したいのでしょうか?
そうなのです!
おトしゃんは黄色い点字ブロックの上を歩いているのです・・・
やっと明かりが見える位に目を細めて、靴底に感じる点字ブロックの触覚を頼りに歩くのです・・・
地下鉄大通駅に向かっているのですが、点字ブロックの上を歩いているだけでは、何処なのか分かりません・・・
薄目を開けて、改札口を確認します。
視覚障害の方は、どのように改札口を確認するのでしょうか?
一台の自動改札機にのみ、点字ブロックが敷設されてます。
おトしゃんは、視覚障害者のように、恐る恐る薄目で歩くのですが・・・
階段は恐ろしいのです!段差も判らなく危険がいっぱいなのです!
手摺はありがたいものです♪
地下鉄のホームです。
行き先の表示がありますが、字が見えない場合はどのように判断するのでしょうか?
ホームも、どちらが3番なのか4番なのか、視覚障害者方はどのように判断するのでしょうか?
ありがたい事に、地下鉄のホームには転落防止のホームドアが設置されてます♪
電車が完全に止まるまで、ドアは開かないので安全です♪
昔は視覚障害者方がホームから転落する悲惨な事故が絶えなかったそうです・・・
南郷13丁目駅に着きました。
登り階段を手摺につかまりながら登ります。
この駅も、一台の改札機に向かって点字ブロックが敷いてます。
もし、眼が見えなくなったら、この後、地上に出て、点字ブロックの設置もされていない道を、どのようにお家に帰ったらいいのでしょうか・・・
最近、お目目が悪くなってきているのを自覚しているおトしゃんは、視覚障害者になったつもりで地下鉄に乗ってみたのです・・・
「白杖で地面を探って歩くにしても、その困難さは想像を絶する・・・」と、わたしに語ってました・・・
投稿者 choko : 2016年06月10日 10:58
コメント
マリオ?? さん。
スーパー叔母様のご活躍♪素晴らしいですね!
卓球までなされて、しかも優勝までされるとは!
スーパーでの買い物の話は心が痛みます!
最近、私は耳もイカレてきました。
あちこち、ガタ付いてくるのが老化なので、その状況を理解し焦らず暮らしてます。
今から、あれこれ不便を楽しんでますので、今後の多少の不自由は想定済みです♪
私への励ましの様なコメントに感謝感謝します♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2016年06月27日 16:25
叔母夫婦は徐々に視力が低下し、結婚後に全盲になりました。しかし、僕には意外にも不幸そうな感じは伝わってきませんでした。ただ、子供を育てる自信がありませんでした。母が生むように勧めて出産し、退院後すぐに叔母夫婦の住む旭川の家に行ったところ、大変な状況であることが判明したので生後数日の従妹を札幌まで連れて来てしばらく面倒を見ました。そうなのです、自分だけなら想像するよりも楽に生きていけるのです。
視力を失うと、人は第六感的な能力が発達するようで、家の中ではコウモリのように音波で壁などが分かり、さらに空気感などを検知する能力が発達するようです。また、白杖は路面の探知だけではなく、わずかな触覚&発生音からかなりの情報を収集することが可能であるようです。
IT技術に頼るよりも、人が生物として持っている失った機能を補完することを期待して、できるだけシンプルなものを使用した方が良いことは明白です。だから、白杖よりも優れた機器がいまだに開発されないのでしょう。盲人だとわかる帽子のようなものに超音波センサを取り付けて頭部を障害物にぶつけないように知らせるだけのシンプルなもので十分であるような気がします。
ちなみに叔母は全盲者の卓球の北海道チャンピオンで、全国大会でも金か銀を取ったと記憶しています(球が音を発するようになっています)。甥の目から見て、大変さは感じましたが全然不幸感は伝わってこなかったです。どうやら一番苦労したのは、徐々に視力が低下したときに周囲の人が分かってくれずに、見えにくいことを知らない人から怒られたり馬鹿にされたことのようです。また、スーパーで野菜や果物を買うときに手の感触で確認していたら、お店の人に嫌がられたようです。
叔母の家の中はとてもシンプルできれいに片付いていました。当然です。足元に何か転がっていたり、常に物を同じところにおいておく必要がありますから。生まれつき全盲の人よりも、途中で視力を失った方が実際に見たことがあるので想像が出来て、柔軟に対応できるのは間違えないようです。幸いにして日本は治安が良く、盲人に危害を加えたりスリ的な行為をする人はいないようなので安心です。また、ほとんどの人は親切で困っている人がいて自分が手助けができることなら、かなりの悪党でも助けてくれます。
チョコのおトしゃんレベルの高い能力と、よき友人がいれば全く心配はありません!(^^)! ← 本当にそう思っています!
投稿者 マリオ?? : 2016年06月24日 20:34
A先生。
そうなのです!
最近、私は危険な下りや岩場では遠近感が無いのでストックを白杖の代わりに使って、距離を確認しながら、恐る恐る歩いてます。
皮肉なものでS会長は、その必要が無い事で、危険度が増してしまったのでしょう・・・
投稿者 チョコのおトしゃん : 2016年06月13日 11:36
keiさん。
不安含みの内容のブログ記事にコメントをありがとうございます。
以前の私でしたら、白杖の人を見ても無関心でした。
最近、自分の行く末の様な視覚障害者の方を地下鉄構内等で見かけると他人事には思えなくなり、その時の状況で判断し、アシストしてます。
先日、私も地下街の工事中のバリケードを前にして困惑している白杖の方に声を掛け案内しました。
確かに白杖の方が助けを求めたら手助けする人はたくさんいるでしょうね♪
白杖の方は、周囲の人の様子など判らないので、「助けて」と言いにくいと云う話も聞いたことがあります。
視覚障害者には緑内障等で中途視覚障害に成った割合は70%とも言われてます。
中途視覚障害は白杖を持って外出するのも困難で引きこもっている方が多いようです。
私なりに、iT技術等を使っての、視覚障害者歩行アシストシステムを、考えたりしてます♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2016年06月13日 11:28
山の大ベテランS氏と一緒に白樺山を下りて来て、S氏が滑った岩場を無事クリア出来たのですから、まだ登山は大丈夫だとは思いますが・・・ただ、登山道には手摺は無いし、困りますね。
投稿者 A : 2016年06月12日 05:45
目が見えないって、、本当に大変ですよね・・・
しかも、人生の途中でそうなってしまうと
なお大変なのかもしれません。
チョコのオトシャンも不安でしょうね。。
前に、うちの前を白杖をついてる男性が
その数か月前に移動してしまったバス停を探して
右往左往していたので、手を取って案内したことがあるのですが
その方の、、歩くのが早いこと!びっくりしました。
手を取っているとはいえ、私ならこんなに早く歩けないと
感心しました。
また、ある時、区役所で背もたれのない椅子が並んでいるところに
白杖の方が椅子に阻まれて前に進めず困っている場面がありました
すぐに手を取って案内しましたが
周りにいた大勢の人たちはただ見ているだけ・・
なんで?と腹が立ったことがありました。
その時、周りに助けを求めてもいいんじゃないか?
と思ったりもしました。
恥ずかしかったりして手を貸せずにいた人もいたと思うのです
障害者のほうから、お願いします!と言ってくれたら
はい分かりました!となりやすいかも。(^^;
投稿者 kei : 2016年06月11日 12:19