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2016年08月01日
ぶつぶつ独り言を言いながら魚を焼く♪
朽ちかかったような魚焼きの網に、数日前に購入した鮮度の落ちたホッケの切れ端が乗っかってます。
そうなのです!おトしゃんはホッケを焼いてご飯のおかずにするのです。
何で焼くのでしょうか?今日はガソリンで焼くのです・・・と云ってもガソリンを魚にかけて焼くのではありません。きちんとガソリンストーブを使って美味しく焼くのです♪
玄関の階段の前で、つまり屋外で煙をもうもうして焼くのが美味しく感じるのです!
始めに、ホッケの皮の方から焼きます?
ちょっと待ってください!、おばあちゃんは「川の魚は皮から、海の魚は身から焼く」と、わたしに教えてくれました・・・なのに・・・これで良いのでしょうか?
質量の少ない尻尾の方が先に焼けてきました!
魚を皮から焼くか、身の方から焼くかの大変難しい問題については、おトしゃんは、何の意見も持ち合わせてません・・・
沼の魚はどうなのか?
湖の魚はどうなのか?
おトしゃんは習慣的に、皮から焼いてから身の方を焼いたほうが身が崩れにくいような気がするだけなのです♪
丁度良い塩梅に焼けてきました♪
でも・・・なにかしら・・・みすぼらしい感じのようですが・・・
網が錆びて、よれよれだからなのでしょうか?
玄関先の地面で焼いているからなのでしょうか?
いぇいぇ・・・みすぼらしい感じなのは、このホッケは脂があまりのってないからなのです・・・
考えてみると、どの写真も、脂がしたたり落ちてジュージュー、煙もうもう、が無いのです・・・
静かに静かに、そぉーっと、焼けるのです♪
それでも、お皿に盛りつけると、美味しそうに見えます♪
しかも・・・
おトしゃんの、頭の中には、さやエンドウと油揚げのお味噌汁、ホウレン草の胡麻和え、大根おろしのシラス和え、なすびの漬物、そして白いご飯が並んでいるのです♪
何故かそれが美味しいのです♪
そうなのです、ストーブにガソリンを詰めて、ポンプで圧力を上げて、点火し、ホッケと対話しながら焼き・・・手間が掛かるのですから、美味しいに決まっているのです♪
そうして、焼きあがったら、「ふぅぅーーー」と、空を見上げながら深い深いため息をつくのです・・・
投稿者 choko : 2016年08月01日 12:23