« カラーひよこは? | メイン | 山高ければ谷深し・・・ »
2017年09月14日
ギリヤーク尼ケ崎さん♪
先月末の日曜日の昼下がり・・・おトしゃんは人だかりに遭遇しました?
大勢のヒトが輪に成って何かを待っています???
何でしょう?どうしたのでしょう?
車椅子から怪しげな老人が立ち上がると、待っていたヒト達は拍手拍手拍手、そして涙ぐむヒトもいます?
老人は服を着替えます・・・
赤い服に着替えた老人は手は震え、足元はヨロヨロしてますが・・・熱い舗道を裸足で踏みしめてます・・・
赤い服のご老人は、1930年生まれ、「最後の大道芸人」と称賛されている御年87歳の現役大道芸人の「ギリヤーク尼ケ崎」さんなのです・・・
観客の方々と踊り始めます。
パーキンソン病で、立ち上がるのもやっと、手がブルブル震えている「ギリヤーク尼ケ崎」さんの踊りを労わるように観客の方々がサポートしてます・・・
皆が、ギリアークさんを尊敬や慈愛の眼差で見ているではないですか!
偉いお坊さんとかを見る眼差しのようです・・・
次は、ギリアークさんの代表作、「念仏じょんがら」です。
阪神淡路大震災、9.11ニューヨークテロ事件・・・そして東日本大震災の廃墟で踊った鎮魂の舞なのです・・・
痛々しいほど弱った体を地面に転がし、のたうち回って祈る踊りです・・・
観客の中には手を合わせているヒトもいます・・・
泣いているヒトもいます・・・
ひたすらに祈りを捧げて踊る姿が見ているヒトそれぞれの悲しみの琴線に触れるのでしょう・・・
皆、沈痛な表情で観てます。
祈りの踊りがクライマックスにくると、バケツの水を頭からかぶり・・・叫びます・・・
ギリヤーク!・・・、尼ケ崎!・・・と、掛け声がかかります!
感動した観客から、「おひねり」が飛んできます♪
彼を取り囲んでいる皆さまは、何に感動しているのでしょうか?
情念を込めた祈りの踊り・・・
投げ銭だけで生計を立てると云う、辛い暮らし・・・
高齢、病身、にも拘わらず踊り続ける情熱・・・
等々・・・
第70回北海道新聞文化賞も受賞してます♪(A先生は第54回北海道新聞文化賞)
おトしゃんも、当然ながら感激したはずです!
その証拠に、飛んでくる「おひねり」の数を数えてました。
1包み500円として、100包みで50000円、200包みで100000円・・・
しかし、あのご高齢で、ご病気で、何度も踊るのは無理な話です。
しかも、年金とかにも加入していないようです・・・
おトしゃんは、その生きざまに、感動していた様です♪
投稿者 choko : 2017年09月14日 09:53
コメント
HANAさん。
チセヌプリ登頂、おめでとうございます。
私も昔登って、大きな岩だらけで足も疲れたけれど、腕も疲れた記憶があります。
山は病院とも云われてます♪
定番の山を持つと、その山の山登りが健康のバロメーターになると云われてます。
私の定番の山は藻岩山で、登ると自分の体調が良く分かります♪
少々の風邪等も山に登ったら治ったような事ももありました♪・・・若かった頃の話ですが(笑)
投稿者 チョコのおトしゃん : 2017年10月03日 16:43
行って来ましたチセヌプリ。人の言うことを聞かない奴っちゃ…ですね。金曜に今更でしたが整形に行き、骨は「きれい」であると
「筋だと思いますが」と言われ、「山に行っていいですか」ときくと「山ガール(…還暦過ぎに…)ですか、はい 行ってください」とゴーサインがでました。痛みは都合良く消えていて、問題は下りてきてからかなと思ってました。それでもそういう事情だったので上まで無理しては行かないのでと言って出発。わたしよりしんどい人がいたのと
八割方岩の山でいちいちどうしよう、右か左か、斜面と岩のほっそい隙間かと常に選択を迫られる山だったせいで止まっていたから息が上がらず、おいしょと上るのがきつくはあったけど反面楽しく
上ってしまって、最後まで来ましたねって言われました。
下りは あの坂を下りるのか?と登る最中から恐怖でしたが意外にも岩にお尻を乗せて尻すべりをしたりズルーっとすべって尻餅ついたりしながらやっぱり時間をかけて慎重にきたのでなんとか下まで来れたようです。私でも行けたんだなとびっくりです。あんな岩だらけの所は初めてでまたとない経験をしました。紅葉はこれからでした。始まりのきれいさはありましたよ。
いろいろとアドバイスをいただきありがとうございました。
山は心身の健康をはかるバロメーターになりますね。来年はもっと
すすんででかけたいと思いました。
どこかのお山でお会いしましたら
私から声をかけさせていただきます、
トレードマークのシャツですぐおトしゃんさまとわかりますからね。
投稿者 HANA : 2017年10月02日 15:14
HANAさん。
登山口で待っているHANAさんを仲間の皆は心配するので、無理をされないのが正解と思われます。
夜の飲み会で皆のお話を新鮮な気持ちで聞けますよ♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2017年09月28日 11:23
おトしゃん様
ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。
山は居なくならない。
治りつつある、いやいや まだだわ…の足首。
ドライブと夜の飲み会を楽しみに
外気を味わいに行ってきます。
ギリヤークさん おしまいの写真の笑顔が最高にかわいいですね。
投稿者 HANA : 2017年09月27日 09:52
HANA さん。
ふらふらしながら藻岩山に登っていた私が云うのもなんですが(笑)、やはり登山は体調を万全にして行きべきではないかと考えます。
山は居なくなりませんから♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2017年09月26日 08:50
藻岩山登頂すごいですね、タイムが早まって。
オレンジジュースも最高の味わいでよかったですね。
先に書きましたニセコの山はチセヌプリです、
足首をねじって歩いても痛い事があるので
どうしよう登山口で遊んでようかと思ってました。
…そこ行った事ないんですが。
しかしチョコのおトしゃんさんの登頂記を見て、
御一行さんを先にやって
自分は自分のペースで歩く事を許してもらい
ご一行さんが下りてきたら一緒に下りる事にしよかと思いました。
投稿者 HANA : 2017年09月25日 15:44
HANAさん。
これからのニセコ。紅葉の盛りでしょうか♪
紅葉。私には、山が、大地が、輝いて見えます♪
若い頃は、紅葉等全く関心が無かったのですが(笑)
この世の滞在時間が少なく成って来ると皮肉にもこの世が美しく見えてきます!ぁぁ・・・。
廃墟で踊るギリヤークさん。彼自身最高の踊りができた・・・と、云っていたそうです。
カメラマン以外、ヒトが居ないのですから。
死者に観て欲しかったのでしょうね・・・
投稿者 チョコのおトしゃん : 2017年09月21日 11:08
おトしゃん様
ありがとうございます。
安平山以来でした。
今月末ニセコの山に行くことになりました。
実は数年ぶりの登山…。
しかし最近足首をねじって(キッチンで)るので大丈夫か?
なわけないじゃんといったところなんです。
少なくても山の清涼な空気は味わってきます。
すぐにギブアップしたとしてもね。
ギリヤークさんすごいですね。だれもいない気仙沼で
亡くなった方たちへの鎮魂の舞をしたんですか…。
yutubu見て見ます。
みていてとっても切なくなるんですけど
ギリヤークさんにとっては喜びだったのでしょうか?
投稿者 HANA : 2017年09月20日 18:05
HANAさん。
こんにちは、HANAさん。
山には登ってましたか♪
拙いチョコの言葉での表現を解って下さり、ありがとうございます♪
観客さん達はギリヤークさんの事を良く知っているようで、私は彼らの眼差しに畏敬の念を感じてました。
↓ S小樽支部長が18年前に釧路で観た記事が彼のブロに載ってます。
http://harimao8823.blog.fc2.com/blog-entry-494.html
私は彼の年齢や病気を鑑み、今の彼を記憶に焼き付けようと意識して見てました。
改めてyoutubeを検索したら2011年の東日本大震災追悼の「祈りの踊り」が有りました。
観客もいない気仙沼市の廃墟の風の中に彼は踊ってます・・・
ああ云うのを言葉ではなかなか表現できないです・・・ね。
投稿者 チョコのおトしゃん : 2017年09月20日 14:59
このギリヤークさんのページをなんどとなくみていました。
写真に広がる空間、観客さんたちの表情と
おトしゃんさんのコメントもあたたかく見るたびに涙がでます。
とっても若い方も一緒に踊っていて明るくて良かったです。
投稿者 HANA : 2017年09月20日 09:56