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2021年04月11日
甦ったレコード♪
10年前の事です・・・
おトしゃんはお母さんの箪笥の遺品を整理してました・・・
その時・・・箪笥の抽斗の奥から1枚の古びたレコードを発見したのです・・・
なんとまぁ・・・昔昔昔昔昔(1文字を10年に換算して下さい)。おトしゃんが20歳の頃に、なけなしのお金をはたいて購入した、たった1枚のレコードだったのです!
子供の頃、おトしゃんは小樽の街をうろうろしてました・・・
高校生の頃の冬の体育の授業は学校の裏山の天狗山国体コースでのスキー学習でした・・・
満足にスキーも乗れないおトしゃんは、代わりにウイスキーを飲みながらリフトに乗って登り、リフトで降りてきて、なんとか授業に参加してました・・・
その頃の天狗山スキー場では、朝から晩まで、あのタンゴの名曲『ラ・クンパルシータ』が掛かってました・・・
いやなスキー授業が終わり、バスに乗って帰宅する途中の小樽の街の街頭放送にも、朝から晩まで、あのタンゴの名曲『ラ・クンパルシータ』が掛かっているのです・・・
そんな訳で、おトしゃんの純真な心も、すっかり『ラ・クンパルシータ』に毒されてしまったそうです・・・
20代そこそこで結婚したおトしゃんは、その名残だったのでしょうか、たった1枚の『ラ・クンパルシータ』のレコードを購入し、来る日も来る日も聴いていたそうです・・・
でも年月が流れ去り、おトしゃんは仕事人間に変わってしまい、レコードプレーヤーも失せてしまい、『ラ・クンパルシータ』を聴くおトしゃんも居なくなってしまったようです・・・
お母さんは、その思い出のレコードを箪笥の抽斗に大切にしまっておいたのです・・・
レコードを見つけたおトしゃんはなんとかそのレコードを聴いてみたいと考えたのですが、今ではレコードを再生する装置も全くなく、諦めていたのですが・・・
そうなのです!
N北方支部長は、オーデイオ関連の大御所だったのを思い出し、彼に何とか聴けるようにならないか、お願いしたのです!
そして、N北方支部長はおトしゃんの夢を叶えてくれたのです♪
(N北方支部長のブログを見ると、とっても苦労かけたようです。ありがとうございました♪
そして見事にCDに生れ変わりました♪
しかも、レコードジャケットの写真まで、移してくれました♪
翌朝、生れ変わって渡されたCDを50年ぶりで聴きました♪
その瞬間、おトしゃんの全身に電気が流れたそうです!
そして、これ以上は、涙無くして語れないそうです・・・
ぁぁ
投稿者 choko : 2021年04月11日 15:57
コメント
ショーイーさん。
齢を重ねると未来への希望よりも過去の思い出のほうが多くなり、情けないものです♪
投稿者 チョコのおトしゃん : 2021年04月19日 10:17
あさみさん・・・
ご主人様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
私も妻を亡くしてから11年過ぎました。
未だに一人で家に居ると気が滅入ってきます。
『幸いに』なんて言葉を使ってはいけないのでしょうけれども、幸いなことに自分もそれなりの年齢に成ってきて全ての事に鈍くなってきたのが救いと云えば救いです・・・
投稿者 チョコのおトしゃん : 2021年04月19日 10:12
N北方支部長の努力に脱帽します。最近日本の古い邦画にとっぷりと浸かっています。あの良き古き太陽族の時代がきっときっとおとうしゃんの大切大切な思い出をいっぱい詰まっているでしょう。コロナの時代こそ、あの無邪気に喜べる時代を懐かしむ!
投稿者 ショーイー : 2021年04月16日 03:03
おとしゃまへ
今年の1月24日に主人が肺がんで亡くなりました。
7ヶ月の短い闘病でした。
まだまだ辛い気持ちから立ち直る事はできませんが
おとしゃまのブログをみながら癒されています。
無理に元気を出そうとは思わないのですが、
落ち込むと、果てしなく辛い気持ちになるので
深く考えないようにはしているのですが
まだまだ時間はかかりそうです。
投稿者 あさみ : 2021年04月15日 10:13