2012年12月26日
春立駅に向かってバンザイする石碑
うわぁ~・・・、とっても立派な石碑が建ってます。
春立小学校開校100周年記念として平成15年に建立されたようです?
顔には『未来』と書いてあります。
お子様が未来に向かって希望に燃えて万歳万歳万歳と万歳三唱の姿なのでしょうか♪
石碑のすぐ近くに春立駅があります。
逆から読むと立春なんて、心が浮き浮きしますね。
小さいながらも端正な駅舎とトイレが並んでます。
駅舎内も清潔整理整頓が保たれておりました。
駅のホームへは手摺付きの階段を数段上がります。
駅ホームの向かいには、『静内町立春立小学校』の校門があります。
校門の向こうには立派な校舎が在ります。
でも・・・・、シーーーーンとしてます。
平日の午前中なのにお子様たちの嬌声も聞こえません?
ヒトの気配が有りません?
無人の春立駅に、駅ノートが備えてありました。
ちょっとだけ読んでみたら、社会人に成った春立小学校の卒業生が、お盆に帰郷して、ここの駅に来て在校当時の思い出を書いたページがありました。
わずか一年前に(2011年)、この春立小学校は生徒さん減少との事で106年の歴史に幕を閉じたそうです。
閉校時には13人だったそうです・・・
石碑が・・・
一人で頑張って、未来に万歳しているように見えました・・・
2012年12月22日
テレビアンテナ付き無人駅(?)の荻伏駅
日高本線浦河駅の隣の隣が荻伏駅です。
貨車駅と云うのでしょうか?車掌車改造駅と云のでしょうか?かっては線路の上で活躍していた鉄道車両が老後は一所で懸命に余生を地域に役立てて働いている立派な生き方なのです♪
駅舎の横には公衆トイレも設置されてます。
煌めく朝日の方からディーゼルカーが力強く、ガッタンゴットンと姿を見せます・・・
生きている事に感謝の念を抱くような、素晴らしい光景の写真ではないでしょうか♪
でも、何か違和感が有るような気がします??
何かが、違うような変なような??
よく見たら、2両編成ではないですか!
鉄道についても無知なおトしゃんは、今までは一両編成のディーゼルカーしか見たことがなかったのです・・・2両編成でも変ではないのです。
でも、せっかくの豪華2両編成なのに、乗降客は0人でした・・・
時間帯によっては通学の学生さんとかが利用しているのでしょうね。
A先生1人が万感の思いで、列車を見送っているのではないのでしょうか♪
駅舎の中におじゃましました。
わぁぁぁ・・・、驚きました!
今までおじゃました車掌車改造駅とは大違いなのです。
なんと、切符の販売窓口があるではないですか?
このような駅で切符を買うのは楽しいでしょうねぇ♪
でも、残念な事に昨年(2011年)に窓口業務は停止され、今はカーテンが閉まり無人の駅です・・・
駅車の壁には浦河高校美術部の面々がデザインした気球が描かれてます。
駅の横の駅名標はやはり漢字表記です?
ホームの駅名標は平仮名表記、駅横のは漢字と云う規則があるものなのでしょうか?
改めて、駅舎をよく見たら、なんとテレビアンテナが屋根に付いてます?
テレビアンテナ付き無人駅なんて、他に在るのでしょうか?此の世にここだけなのでしょうか?
この事は大発見ではないでしょうか♪
2012年12月21日
西様似駅と鵜苫駅
西様似駅です。当然ながら様似駅の西に位置してます。
駅舎は、車掌車を改造した、いわゆる車掌車改造駅です。
駅舎の左側に『様似駅美化協力者』と云う銘板が貼られてます。
平成15年当時に様似中学校美術部の中学生達が一所懸命にデザインした図柄が描かれているのです。
青い空。白い雲。虹まで描かれてます♪
中学生の清い心の中を表現したのでしょうねぇ♪
駅の周囲には、木材が文字通り山のように積まれてます。
A隊長とおトしゃんは木材の山に登って、はしゃいでました。
高い所に登るのが本質的に好きなのですね♪
↓材木の山の上から撮した西様似駅の水平パノラマ写真です
おトしゃんは、この風景をみて、ある事に驚愕して言葉を失ってました?
ある事ととはいったい何なのでしょうか?
そうなのです。 ↑ 材木の山の上から見た水平パノラマ写真でなければ全容を見ることが出来ない、長い長~ぃ長ぁ~ぃホームが伸びてます。
この長いホームを見て驚かないヒトは普通でないヒト以外にはいないのではないでしょうか?
ディーゼルカー1両分の長さで事が足りるのになぜなのでしょうか?
それにしても山の彼方にちょこっと真っ白い顔を出している日高の峰が美しいですねぇ♪
ここは、木材の集積地だったようです。
今でも、このように駅の周囲には木材を山のように積んであります。
木材を輸送する貨物列車の為に長ぁ~ぃホームが造られたのでしょうか?
駅の横の駅名標は漢字で駅名が表記してあります?
ホームの駅名標は平仮名なのに???
なにか関係者各位様の意見の相違でもあったのでしょうか♪
・・・・・・・・・・
そして、お隣の駅は鵜苫駅です。
鵜苫駅も車掌車改造駅です。
ここの駅にはタコやイカやカニやエビやホタテが画かれてます。
もちろん日高昆布もしっかり描いてあります。
左側の窓は、タコの口に見立てたのでしょうか♪
そして、この駅のデザインしたのは、やはり様似中学校美術部の優秀な生徒さん達だったのです♪
日高の海に対する、感謝の気持が画かれているのが、わたしにも分かりました♪
ぁぁ、そうだったのです・・・
西様似駅と鵜苫駅は、様似中学校美術部の生徒さん達が、慈しんで育てた兄弟駅だったのです♪
と云うことは、またどちらがお兄さん駅なのだろうか?と云う大問題が発生します。
西様似駅美化協力者の銘板に 製作年月日 平成15年8月18日
鵜苫駅美化協力者の銘板に 製作年月日 平成15年8月19日
と、記してありました。
西様似駅がお兄さんだったのですね♪
2012年12月19日
日高線の仲良し兄弟駅
豊郷駅と云う駅が在ります。
そして、その隣には清畠駅と云う駅があります。
豊里駅は鉄骨プレハブ造りの近代的なデザインで、大きなアルミサッシの建具があつらえてあり駅舎内にも光が燦々と差し込みます。
そして、お隣の清畠駅です。
あれぁれぇ~・・・、もしかしなくても豊郷駅と同じ駅舎ではないですか?
寸法も、建具も、あれも、これも??
異なるのはサッシの下の色の違いだけです?
一緒なのは、駅舎だけではありません。
豊郷駅は、国道と海岸の間に陣取ってます。
清畠駅も、豊郷駅と同様の立地条件です。
駅舎のホーム側にも大きな窓が付いていて、目前に大海原の大展望が開けます♪
この2つの駅は、あれもこれもがそっくりです。
どうしてなのでしょうか?
おトしゃんは、「これは、駅の双子の兄弟ではないだろうか?」と言ってます?
駅にも兄弟があるものなのでしょうか?
姉妹駅とは言わないのでしょうか?
兄弟は他人の始まりとも云うそうなので、そっくり兄弟駅にも、違いはあるのではないか?
と、駅舎内の運賃表と時刻表を撮しました。
当然の事ですが、運賃や発車時刻は異なってました♪
おトしゃんは、この2つの駅が兄弟と云うのは解ったが、どちらがお兄さんなのだろうか?
と素朴な疑問を呈してました・・・
わたしが考えるには、苫小牧駅の方から鉄道が敷かれたと考えると、苫小牧に近い豊郷駅が先に生まれた、お兄さん駅ではないかと思いました♪
2012年12月18日
ここで暮らしてもいいと思うような人肌の温もりが伝わる汐見駅
日高本線の汐見駅ですが・・・
原野の中の踏切の横にポツンと暇そうに建ってます・・・
同じ、日高本線の大狩部駅・絵笛駅・浜田浦駅と同じようにブロック造りの駅舎です。
でも、それらの駅とは異なり、なんと玄関には外気を遮断するアルミ製の立派な引き戸が有るではないですか♪
外壁もおしゃれに薄いクリーム色のような色に塗装されていたのが分かります。
建坪が同じような日高線ブロック造駅3兄弟は、どなたも玄関ドアが無かったですからねぇ・・・ドアが有る!だけでも格が上に生まれついたのでしょう・・・か?
ドアが有ると威風堂々と見えるではないですか・・・
ここの沿線の『ドア無しブロック造駅』を見続けていたので、こうしてしっかりドアが設置されている姿を見て、おトしゃんは・・・「立派な駅に成ったなぁ~」と感涙に咽んでました?
誰も居ないのですが、礼儀として「こんにちわぁ~ おぢゃましますぅぅ~ 」と声を掛けて駅舎の中におじゃましました。
さすが、現役の駅です、壁には運賃表・発車時刻表が誇らしげに掛かってます。
フト、目線を落とす・・・と、
あれまぁ・・・鉄道マニアさんのお宝の『駅ノート』が大切に保管されてます。
ページをめくったら、お人形さんの漫画が描いてありました。
そうなのです、このお人形さんの座っているソファーは・・・?
このソファーなのです。
なんと、この駅には大会社の応接室にも無いような立派なソファーが有るのです?
しかも、ふかふか座布団を枕にして、備え付けの清潔そうなタオルを被ってお昼寝をしても良いような配慮までされているのです♪
少し汚れてはいますが、壁には『布製多数ポケット付小物入れ』のようなモノも掛かってます。
お掃除道具や除雪用具も用意されていて常に清潔・整理整頓等の配慮を欠かさないように心構えているようです♪
窓はなんと特殊気密仕様ガラス窓で、寒さが入り込まないようです。
壁も豪華に木製内張りをしてあります。
いったい、どなた様達がこの駅舎に、このような心遣いをしているのでしょうか?
関係者の方々の真心が伝わってくるではありませんか。
新品ではないが、お古の家具でも精一杯の心で旅人をおもてなそうと云うような人肌のような温かみが伝わってきます♪
多少、椅子の布地が裂けてますが、それは致し方ない事です・・・
決して・・・粗大ゴミを持ち込んだように(は)思えません!
駅のホームに立つと、原野の遙か彼方へ続く線路が見えます。
ここは、荒れ野の中のオアシスのようなものなのかもしれません・・・
ホームの乗降の場所には、小さいながら屋根までありました♪・・・
このように健気に頑張っている汐見駅で列車を待っていると、心が温かく成るのではないでしょうか♪
この駅におじゃましていると昔の暮らしを思い出し、なんだか懐かしく成る様な気がする・・・ここで暮らしても良いのではないだろうか・・・とおトしゃんは騒いでました。
もしかして・・・おトしゃんは人肌のようなものが恋しいのでしょうか・・・
マイホームの原点が見えたのでしょうか?
ここで暮らすとすれば、家賃とかは誰においくら支払う(も)のでしょうか?
2012年12月17日
間借りの駅。
ここは、日高幌別駅です。
昔の時代によく在ったドライブインのような建物です。
駅前から見て、駅のようには見えませんが?
レストラン + 郵便局 + 駅舎 + 集会所のようです。
集会所と聞いて?疑問に思うかもしれませんが・・・
線路側から見ても「POST」の看板です?
なんとなく、駅と名のるのを遠慮しているようです?
建物内部には郵便局や食堂が在ります。
駅舎として主張しているのは、壁に貼られた発車時刻表と運賃表だけです?
なんと、この複合用途の建物の2階には、和室の大広間があるではないですか?
皆んなで仲良くお酒を頂いたり、歌ったり、踊ったりできるようになってました?
そうなのです、大宴会もできる駅舎の構造なのです♪
改札口(切符も売っていないので、通るだけのドアです)を出ると、目の前には原野が広がってます。
その先は延々と太平洋です。
様似方面の線路の先には、あの有名なアポイ岳が微笑んでいます♪
これを殺風景な景色と言うヒトもいるのかもしれません?
でも、おトしゃんは、ため息が出るほどの雄大で荘厳な風景ではないだろうかとご満悦のようでした♪
座敷で、踊ったり歌ったり出来るここは、本当に駅なのだろうか?と思っていたら、なんと定刻にディーゼルカーがやって来ました♪
やはりここは紛うことなく、駅でした。
うろうろしていたおトしゃんに、郵便局のオバサンが、「頂き物だけど、食べないかい?」と米ドンを分けてくれました♪
そして、「昔々に、以前の駅を建て替える時に地元の皆んなで集会所も兼ねて建てたのですよぉ~」と教えてくれました。
日高幌別駅は、わたしのように・・・
間借りの駅だったのですね♪
2012年12月15日
時間の流れが異なる駅。
ここは絵笛(えふえ)という駅です。
躯体はセラミックブロックでしっかり作られてます。
屋根だって本格的に長尺カラートタンで葺かれてます。
浜田浦駅に比べたら立派なものです。
入り口も2ヶ所もあるではないですか。
でも、ドアは無かったです・・・
もちろん、この駅も周辺に住宅地なんて在りません・・・
その代わり、馬や牛を飼育している牧場がたくさんあります。
浦河方面から、夕日に照らされて一両編成のディーゼルカー近づいてきました。
そして、律儀にも、誰もいないホームに、停まります・・・
馬さん達が黙って見てました・・・
雪の上の足跡は鹿さん達のようです♪
そして、夕日に向かって去って行きました・・・
やがて、日が沈み、夕焼けが迫ってきました・・・
周囲の時間が止まっているような美しさです♪
茜色に染まりゆく空を見ながら、おトしゃんは、ずーっと昔に見た事があるような景色のような気がするようだ・・・
と、言ってました。
わたしは考えました。
ここに流れている時間は、浮世の時間の流れとは別なのではないのでしょうか・・・
2012年12月14日
耐え忍んでいる駅達・・・の現状を知る!
日高本線というのは、苫小牧駅から様似駅までの146.5kmの間に28の駅があるのです。
今日は残り10の駅全部のパノラマ写真撮影のお仕事です♪
厚賀駅・清畠駅・豊郷駅・日高門別駅・富川駅・汐見駅・鵡川駅・浜田浦駅・浜厚真駅・勇払駅です。
昨日の大狩部駅の辛そうな姿を見て、とっても心を痛めていたおトしゃん達は、原野の中に佇む浜田浦駅に到着しました・・・
ぇぇええ~・・・おトしゃん達は驚きました・・・
大狩部駅も駅と言うには、あまりにも辛そうでしたが、ここ浜田浦駅も見るからに辛そうです・・・
殺風景な原野の中にポツンと佇んでます・・・
駅名標があるのだから駅なのでしょうけれども・・・
この建物が駅と判断するのは無理なのではないでしょうか・・・
大狩部駅と同じ位の大きさでブロックの壁です。
大狩部駅のブロックの壁は塗装されていませんでした。
浜田浦駅のブロックの壁は黄色に塗装されているだけ幸せではないでしょうか?
屋根はナマコ鉄板が、母屋(もや)に直接に打ち付けているのみで、錆びていて屋根から光が差し込んでます・・・
そして、ここの駅舎内には照明器具も無いのです・・・
日が暮れたら、真っ暗闇です・・・
今どき、電灯も無いなんて・・・酷過ぎます。
大狩部駅には、つましいけれど裸電球が設置されていました。
屋根の下地板もしっかり貼られていて雨漏りの心配はなかったです。
↓下の写真はしっかりした小屋組の大狩部駅の天井です
でも、嬉しいことに、ここ浜田浦駅には大狩部駅には造作されていない窓があるのです・・・
ですが・・・どの窓にもガラスが無くなっているのです・・・
風雨がまともに屋内に吹き込みます・・・
もっとも、どちらの駅も入り口のドアも無いのですが・・・
もう、悲しくて胸が痛みます・・・
世間にも見放されたような、この駅に、一つだけ救いの光が「見えました・・・
大狩部駅には置いて無かった「駅ノート」があったのです♪
駅ノートが有ると云うことは、ここの駅を案じてくれるヒト達がいることなのです。
浜田浦駅は孤独では無いのです♪
地元の心優しいおじさんが、樹脂のケースを用意してノートを大切に守ってくれていたのです♪
ノートには「割れた窓ガラスも補修したい・・・」と、書いてありました。
・・・
おトしゃんは、大狩部駅と、ここ浜田浦駅、どっちが辛いのか?どちらが辛抱して頑張っているのか?比較してました・・・
その様な事を比較して、いったいどのような意味があるのでしょうか?
・・・いぇいぇ、北海道にはもっともっと辛い暮らしをしている駅もあるのかもしれません??
2012年12月13日
駅間格差問題をどのように是正すべきか?
昨日、パノ鉄撮影隊は日高本線の、静内駅・様似駅・西様似駅・鵜苫駅・日高幌別駅・東町駅・浦河駅・絵笛駅の撮影調査を完遂しました♪
今日は荻伏駅・本桐駅・蓬栄駅・日高三石駅・日高東別駅・春立駅・東静内駅・新冠駅・節婦駅・大狩部駅と駆けずり回りました♪
2日間で18駅を調査し、おトしゃんは此の世の「哀れ」を痛感した・・・と言ってました?
と云うのは・・・
※節婦駅
ここは節婦駅です。この2日間で訪ねた駅の中で最も若い駅です。
住宅に囲まれた小さな駅前広場に、おしゃれな姿で建ってます♪
2~3年前に新築されたようです。
端正なシンメントリーな容姿、車椅子も対応のスロープ。
待合室には近代的トイレ、照明等々、2間x2間の小さな駅なのに設備も気配りも満点の優等生の駅でした♪
なんと、周囲の住宅に囲まれた駅前広場には、かわいらしい駅前広場のロータリーまであるではないですか♪
※大狩部駅
そして、ここ節婦駅からわずか2km先の大狩部駅にたどり着きました。
薄汚れたブロックの小屋のようなものが、ポツンと海に向かって寂しそうに建ってます・・・
ぁぁ駅の看板も無く、窓も無く、入り口の戸も無く、照明は壊れ、昼なお暗く・・・
目の前は、太平洋・・・
この駅には話し相手すら居ないのです・・・
なんと、床もないのです・・・
土の上に砂利が散らばっているだけなのです・・・
座るベンチにも砂利が散らばっているではありませんか?
秘境駅によく見かける「駅ノート」も無いのです。
駅としての矜持でもある駅名標は錆びてボロボロ、建設用のパイプ足場に後ろから支えられてやっと立っているありさまです・・・
ぁぁ、なんと惨いありさまなのでしょうか?
隣の節婦駅が、あれほどまでに輝いているのに・・・
どうして、すぐ隣の大狩部駅がこれほどまでし辛い思いをしているのでしょうか・・・
この駅間格差の現状を見てヒトは何も感じないのでしょうか・・・
是正しようと思う心はないのでしょうか?
おトしゃんには・・・
大狩部駅が
「
隣の節婦駅が、あのように明るく幸せに暮らしている・・・
きっと、私も辛抱していたらあのように予算を投じてもらって、幸せな駅に成れるのではないだろうか・・・希望を捨てないで頑張ろう!
」
と思っているように、哀れに感じていたようです・・・
同じような規模の駅間格差の問題をどのように是正すべきか?ヒトの優しさが問われているのではないのでしょうか?
2012年12月12日
最終端 = 新たなスタート♪ の様似駅。
札幌 -> 苫小牧 -> と、列車を乗り継いで静内駅に到着です♪
ここからは、レンタカーを借りて様似駅に向かいます。
途中に「親子岩」と云う名所がありました。
おトしゃんは、左の岩がおトしゃん・真ん中の岩がお母さん・右の小さい岩がチョコだよぉ~と、わたしに説明してくれました♪
わたしは4年前、わたしとお母さんとおトしゃんで最後の梅公園を散歩した影を思い出しました・・・
世の中には、似たような光景があるものなのですねぇ・・・・・・・・
静内駅から1時間余りで様似駅に到着です。
駅に隣接して観光案内所があるのですが、訪れるヒトも少ない平日は開店してません・・・
駅構内に、ポツン・・・と気動車が停まってます・・・
なんとなく、とっても寂しそうに感じます・・・
何故でしょう?
この駅には、これ以上の先がないのです・・・
ここで行き止まりなのです・・・
これでお終いなのです・・・
ぁぁ・・・線路の彼方に日本で一番美しい山と云われているアポイ岳が静かに佇んでます♪
鉄路の終端には、このような構造物があります。
ここでお終いと宣言しているのです・・・
先への希望がここで、打ち切られるのです・・・
なんとも、辛い現実ではないでしょうか・・・
おトしゃんは、後(先?)が無い最終端の場所に佇んで、自分と同じようにもうお終いだなぁ・・・と悲嘆にくれてました・・・
ところが、ガタン・・・と列車が動き出したのです・・・
あちらに向かって♪
そうなのです。最終端は新たな出発の「場」だったのです。
どんづまり = 希望のスタート
だったのですね♪
おトしゃんには、希望もガタンと動き出したように見えたようです♪