2012年10月29日
江差線パノ鉄撮影の旅♪ 列車交換パノラマ写真付
27日夜、札幌からA隊長、東京からWさん、会社のYさんとおトしゃんが木古内町に集合。
翌朝、夜明け前の出発でJR北海道江差線のパノラマ鉄道駅舎撮影の旅の(略してパノ鉄)開始です。
木古内町の海岸です。燃えるような朝日が津軽海峡の方から昇ってきます♪
なにやら荘厳な感じではないでしょうか・・・
おトしゃんは、『生物は海から誕生したのだよぉ』とわたしに教えてくれました。でも、わたしも、おトしゃんも泳げないのです?それでも原始の海のような光景に佇んでいると、そのように思えてくるのですね♪ 皆、潮風をお腹一杯に吸い込んでました。
木古内から江差に向かって最初の駅、『渡島鶴岡駅』です。
ぁぁ、なんと小さな駅でしょう !
幅2間、奥行き1間、なんと2坪の駅です。
この世に、この様に、こうもまで小さな駅があるとは、鉄道ファンには程遠いおトしゃんでも感動してました・・・
もしかしてJRの日本一建築面積の小さな駅舎なのでしょうか?
そうでなくても、北海道一番小さな駅舎なのでしょうか?
それとも、もっと小さい駅があるものなのでしょうか?
いずれにしても、これから465の駅舎を訪ねているうちに解明されることでしょう♪
一緒の面々は、駅の周辺の調査に余念がありません。
それぞれの面々がそれぞれの想いがあるのでしょう・・・が・・・
世間のヒトは怪しいヒトに思うことでしょう・・・
朝ご飯も頂かないで早朝から無人駅の周囲で喜喜として大人がはしゃいでいるのですから・・・
ここは、湯ノ岱と云う駅のホームです。
2台の列車が停まっているパノラマ写真です?
一本の線路を2台の列車が交差して通行するために、『スタフ』と云うものを渡して列車同士を安全に通行させる光景なのです。
駅員さんが運転士さんにそのスタフを渡している様子が写っている、もしかして世界初のパノラマ写真なのかもしれないではないだろうかと、同行の超鉄道ファンのWさんがとっても大げさに言ってました♪
<続く・・・>
2012年10月27日
パノ鉄プロジェクト スタート♪
先日、おトしゃんは突然、トンデモナイ事を企てました♪
おトしゃんたちが生きていた時代を後世に残そうと考えたのです?
と云ってもおトしゃんが考えることです。たいした事ではありません。
こう云うことなのです。
北海道のJRの駅全部(465ヶ所)のパノラマ写真を撮って鉄道ファンもそうでないヒトも楽しめるサイトを作るのです♪
でも、どうしたらいいのでしょうか?
話は簡単なのです!駅に行くのです。
今日はこれから、近い将来に廃線になるかもしれない道南の『江差線』の向かうのです♪
勿論、列車に乗ってビールを飲みながらです♪
お空は、未来を祝福してくてるが如くの超快晴の秋空です♪
でも、おトしゃんは傘も用意しました。世の中には雨も嵐もありますからねぇ♪
車中では当然、ビールやお弁当を頂きました・・・
3時間半ほどで函館駅に到着です。
ここは、今回の江差線パノラマ撮影の計画外なのですが、あまりにもきれいな青空だったので。同行の会社のYカメラマンさんが撮ってます♪
一路、江差駅に向かいます、明日は忙しいので、今日中に少しでも写すのです。
有名な江差湾の、かもめ島が見えてきました♪
江差駅は海から高台にありました。
なんとなく、必死に寂しさに耐えているようです・・・
ここが、江差線の最終駅です。
線路が1本だけです。
この先は無いのです。
先のないようなおトしゃんの行き止まりの人生と同じようです・・・
パノラマ写真を撮影しながら、あわただしく駅めぐりです。
「あぁぁっ」
おトしゃんは、この駅を見た瞬間、胸が締め付けられたそうです。
わたしは、心筋梗塞を心配しました。
古い車両を駅舎に転用しているのですが・・・
なんというか、健気というか、孤高というか・・・
老骨に鞭打つ感じというか・・・
秋の日の夕日に照らされた、駅舎と駅前広場です。
おトしゃんに何かを語りかけていたようです・・・
おトしゃんも駅舎に語りかけられたのは、人生で初めてのようです・・・
滅びつつあるモノ同士の共通の何かがあるのでしょうね・・・
鉄道にも興味が無いようなのが自慢だったおトしゃんの血液に鉄分が入り込んだのでしょうか?
JR北海道の大半はこの駅のように寂しそうな顔なのでしょうか・・・
<続く>